注※
2.6 未対応定義項目の保存機能
未対応定義項目の保存機能とは,JP1/AJS3 - Definition Assistant で対応していない定義項目を,定義情 報管理テンプレート上の「その他の定義情報部」にユニット定義パラメーター形式で保存する機能です。
未対応定義項目の保存機能の概要を次の図に示します。
図 2‒8 未対応定義項目の保存機能の概要
2.6.1 未対応定義項目の保存機能の一覧
ここでは,未対応定義項目の保存機能の詳細について説明します。
(1) インポート機能
定義情報をインポートすると,定義情報管理テンプレートに該当する定義項目が存在しない定義項目が,
ユニット定義パラメーターの形式で「その他の定義情報部」に設定されます。JP1/AJS3 - Definition Assistant で対応していない定義項目については,「5.2 JP1/AJS3 - View 定義項目との対応」を参照して ください。
(2) エクスポート機能
(a) 一括定義・単独定義機能
「その他の定義情報部」にユニット定義パラメーターの形式で定義情報を定義して,一括または単独エクス ポートを実行すると,定義情報管理テンプレートに該当する定義項目が存在しない定義項目も定義できる ようになります。
一括または単独エクスポートは,定義情報管理テンプレートで対応済みの定義項目と「その他の定義情報 部」の定義情報をマージして実行します。このため,対応済みの定義項目も「その他の定義情報部」に定 義できますが,「その他の定義情報部」には定義しないで,それぞれの定義項目列に定義してください。
なお,マージした結果,定義情報が重複するなどの不正があった場合はエラーになり,定義情報管理テン プレートの最終列に KAVS0650-E のメッセージが出力されます。エラーにならないように「その他の定 義情報部」に定義するユニット定義パラメーターを正しく設定してください。
(b) 変更機能
「その他の定義情報部」に定義された内容は変更できません。[F2]キーを押してセルをマーキングするこ ともできません。
このため,定義情報を変更して,一括定義または単独定義機能によってユニットを定義し直してください。
(3) チェック機能
「その他の定義情報部」に対しては,次に示すチェック機能が使用されます。
表 2‒2 チェック機能の対応
チェック機能 対応
必須指定項目が指定されているか。 ○
入力制限に則して指定されているか。 −
「上位ユニット」,「ジョブグループ名」に指定したユニット完全名の先頭が「/」で始まっているか。 −
ユニット種別が指定されているか。 −
指定されたユニット種別に対して無効な定義項目が設定されていないか。 ×
「ユニット名」「上位ユニット完全名」に不正な文字が指定されていないか。 −
ユニット種別に対して「種別」の指定値(通常・リカバリー)は正しいか。 −
一括対象のユニット定義情報の階層が正しく定義されているか。 −
(凡例)
○:チェックの対象です。
×:チェックの対象外です。
−:該当しません。
(4) カスタムジョブについて
「その他の定義情報部」には,定義情報管理テンプレートで対応していない「カスタムジョブ定義情報部」
の情報(VOS3 ジョブ定義情報,および R/3 ジョブ定義情報)を含みません。「カスタムジョブ定義情報 部」については,「2.7 カスタムジョブ定義情報部の表示機能」を参照してください。
定義情報管理テンプレートで「カスタムジョブ定義情報部」を表示していない場合,VOS3 ジョブまたは R/3 ジョブをインポートすると,それぞれ「環境変数」または「パラメーター」にすべての定義情報が設 定されます。そのため,インポートした実行結果を使って元のマネージャーホストの定義情報に一括定義 または単独定義でエクスポートしても,定義情報が失われることはありません。
カスタム PC ジョブをインポートすると,次の定義情報は「その他の定義情報部」に設定されます。
• ワークパス
• 環境変数ファイル名
• 標準入力ファイル名
• 標準出力ファイル名:追加書き
• 標準エラー出力ファイル名:追加書き
• 転送ファイル 1〜4:転送元ファイル名
• 転送ファイル 1〜4:転送先ファイル名
• 転送ファイル 1〜4:自動削除
ただし,カスタム PC ジョブにこの定義情報が設定されていると,JP1/AJS の機能制限によって,一括定 義,単独定義,または変更エクスポートができません。そのため,エクスポート前にこの定義情報を削除 してから実行してください。