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第2章 事業所調査の集計結果

18 有期雇用労働者を活用するデメリット

バラツキ」(18.8%)、「労働者の責任感の不足」(16.9%)、「技術伝承・ノウハウ蓄積 の困難さ」(16.7%)、「継続的人材確保の困難」(16.0%)、「情報漏えいリスク等の増 加」(7.5%)、「コストの増大」(4.8%)、「労使間のトラブルの増加」(4.0%)となっ ている。

○前回調査と比較すると、全事業所の契約社員を活用するデメリットは、いずれも「人 事管理の繁雑さ」が最も多く、前回の 17.6%から 2.2 ポイント増加している。また、

「労働者の質のバラツキ」が前回の 14.3%から 4.5 ポイント、「労働者の責任感の不 足」が前回の 13.4%から 3.5 ポイント増加している。

○契約社員導入事業所の契約社員を活用するデメリットは、「労働者の質のバラツキ」

(28.6%)が最も多く、以下、「人事管理の繁雑さ」(27.1%)、「継続的人材確保の困 難」(21.0%)、「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」(19.7%)、「労働者の責任感の不 足」(17.7%)、「労使間のトラブルの増加」(4.8%)、「コストの増大」(4.6%)、「情 報漏えいリスク等の増加」(4.3%)となっている。

○前回調査と比較すると、契約社員導入事業所の契約社員を活用するデメリットは、

「労働者の質のバラツキ」が前回の 17.0%から 11.6 ポイントと大幅に増加している。

○全事業所と対比してみると、導入事業所が、「労働者の質のバラツキ」が 9.8 ポイン ト、「人事管理の繁雑さ」が 7.3 ポイント、「継続的人材確保の困難」が 5.0 ポイント、

「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」が 3.0 ポイント、「労働者の責任感の不足」が 0.8 ポイント、「労使間のトラブルの増加」が 0.8 ポイント高くなっており、一方、「情 報漏えいリスク等の増加」が 3.2 ポイント、「コストの増大」が 0.2 ポイント低くな っている。

18.2 有期パートタイマーを活用するデメリット

7.4 1.8

11.4 1.5

23.7 2.0

8.1

17.2

25.5 17.9

20.9 9.1

1.8

12.9 1.5

26.9 1.4

8.7

16.7

30.0 19.6

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

有期パートタイマーを活用するデメリット(全事業所)

(N=848/H23、N=1,003/H19)

平成23年度 平成19年度

27.0 7.9

2.0

8.9 1.3

22.9 1.0

7.1

17.6

23.9 21.6

22.5 8.6

1.0

9.1 2.0

24.3 1.5

6.8

18.2

32.9 21.3

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

有期パートタイマーを活用するデメリット(契約社員導入事業所)

(N=395/H23、N=393/H19)

平成23年度 平成19年度

○契約社員導入事業所の有期パートタイマーを活用するデメリットは、「労働者の質の バラツキ」(32.9%)が最も多く、以下、「労働者の責任感の不足」(24.3%)、「人事 管理の繁雑さ」(21.3%)、「継続的人材確保の困難」(18.2%)、「技術伝承・ノウハウ 蓄積の困難さ」(9.1%)、「情報漏えいリスク等の増加」(6.8%)、「労使間のトラブル の増加」(2.0%)、「コストの増大」(1.5%)となっている。

○前回調査と比較すると、契約社員導入事業所の有期パートタイマーを活用するデメ リットは、いずれも「労働者の質のバラツキ」が最も多く、前回の 23.9%から 9.0 ポイントと大幅に増加している。また、「労働者の責任感の不足」が前回の 22.9%か ら 1.4 ポイント増加している。

○契約社員を活用するデメリットと対比して見ると、有期パートタイマーが、「労働者 の責任感の不足」が 6.6 ポイント、「労働者の質のバラツキ」が 4.3 ポイント、「情報 漏えいリスク等の増加」が 2.5 ポイント高くなっており、一方、「技術伝承・ノウハ ウ蓄積の困難さ」が 10.6 ポイント、「人事管理の繁雑さ」が 5.8 ポイント、「コスト の増大」が 3.1 ポイント、「継続的人材確保の困難」が 2.8 ポイント、「労使間のトラ ブルの増加」が 2.8 ポイント低くなっている。

18.3 嘱託社員を活用するデメリット

39.7 14.8

2.6 9.6 1.3

9.8 5.7 2.9

11.2 9.2

14.3

35.0 15.8

3.1

10.7 1.5

11.7 6.1 2.7

10.7 9.1

14.6

0% 10% 20% 30% 40% 50%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

嘱託社員を活用するデメリッ ト(全事業所)

(N=848/H23、N=1,003/H19)

平成23年度 平成19年度

43.3 12.2

3.6 9.9 0.8

7.6 5.9 0.8

10.9 6.6

15.0

37.5 14.4

3.5 8.4 1.5

11.9 6.1 2.3

9.4 7.3

15.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

嘱託社員を活用するデメリッ ト(契約社員導入事業所)

(N=395/H23、N=393/H19)

平成23年度 平成19年度

○契約社員導入事業所の嘱託社員を活用するデメリットは、「人事管理の繁雑さ」

(15.4%)が最も多く、以下、「労働者の責任感の不足」(11.9%)、「継続的人材確保 の困難」(9.4%)、「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」(8.4%)、「労働者の質のバラ ツキ」(7.3%)、「コストの増大」(6.1%)、「情報漏えいリスク等の増加」(2.3%)、

「労使間のトラブルの増加」(1.5%)となっている。

○前回調査と比較すると、契約社員導入事業所の嘱託社員を活用するデメリットは、

いずれも「人事管理の繁雑さ」が最も多く、前回の 15.0%から 0.4 ポイント増加し ている。また、「労働者の責任感の不足」が前回の 7.6%から 4.3 ポイント増加し、

一方、「継続的人材確保の困難」が前回の 10.9%から 1.5 ポイント、「技術伝承・ノ ウハウ蓄積の困難さ」が前回の 9.9%から 1.5 ポイント減少している。

○契約社員を活用するデメリットと対比して見ると、嘱託社員が、「コストの増大」が 1.5 ポイント高くなっており、一方、「労働者の質のバラツキ」が 21.3 ポイント、「人 事管理の繁雑さ」が 11.7 ポイント、「継続的人材確保の困難」が 11.6 ポイント、「技 術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」が 11.3 ポイント、「労働者の責任感の不足」が 5.8 ポイント、「労使間のトラブルの増加」が 3.3 ポイント、「情報漏えいリスク等の増加」

が 2.0 ポイント低くなっている。

18.4 派遣労働者を活用するデメリット

31.1 5.5

1.1

15.7 1.2

16.7 12.3

14.8 13.5

27.3 8.0

31.1 7.0

0.5

15.7 2.1

15.8 13.8 13.9 10.5

23.3 10.3

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

派遣労働者を活用するデメリッ ト(全事業所)

(N=848/H23、N=1,003/H19)

平成23年度 平成19年度

29.8 4.8

1.5

13.5 1.8

16.5 10.9

14.5 15.8

27.0 9.9

31.4 6.6

0.8

15.4 2.3

12.7 13.2 12.2 11.1

23.3 11.1

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

⑪無回答

⑩わからない

⑨その他

⑧技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ

⑦労使間のトラブルの増加

⑥労働者の責任感の不足

⑤コストの増大

④情報漏えいリスク等の増加

③継続的人材確保の困難

②労働者の質のバラツキ

①人事管理の繁雑さ

派遣労働者を活用するデメリッ ト(契約社員導入事業所)

(N=395/H23、N=393/H19)

平成23年度 平成19年度

○契約社員導入事業所の派遣労働者を活用するデメリットは、「労働者の質のバラツ キ」(23.3%)が最も多く、以下、「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」(15.4%)、「コ ストの増大」(13.2%)、「労働者の責任感の不足」(12.7%)、「情報漏えいリスク等の 増加」(12.2%)、「人事管理の繁雑さ」(11.1%)、「継続的人材確保の困難」(11.1%)、

「労使間のトラブルの増加」(2.3%)となっている。

○前回調査と比較すると、契約社員導入事業所の派遣労働者を活用するデメリットは、

いずれも「労働者の質のバラツキ」が最も多く、前回の 27.0%から 3.7 ポイント減 少している。また、「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」が前回の 13.5%から 1.9 ポ イント、「コストの増大」が前回の 10.9%から 2.3 ポイント増加し、一方、「労働者 の責任感の不足」が前回の 16.5%から 3.8 ポイント、「情報漏えいリスク等の増加」

が前回の 14.5%から 2.3 ポイント、「継続的人材確保の困難」が前回の 15.8%から 4.7 ポイント減少している。

○契約社員を活用するデメリットと対比して見ると、派遣労働者が、「コストの増大」

が 8.6 ポイント、「情報漏えいリスク等の増加」が 7.9 ポイント高くなっており、一 方、「人事管理の繁雑さ」が 16.0 ポイント、「継続的人材確保の困難」が 9.9 ポイン ト、「労働者の質のバラツキ」が 5.3 ポイント、「労働者の責任感の不足」が 5.0 ポイ ント、「技術伝承・ノウハウ蓄積の困難さ」が 4.3 ポイント、「労使間のトラブルの増 加」が 2.5 ポイント低くなっている。