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第3章 契約社員(個人)調査の集計結果

8 労働条件の通知の状況及びその実態

8.2 実態との差異

8.2.2 就業場所及び従事する業務

○就業場所及び従事する業務の実態との差異について、「同じだった」が 78.2%を占め、

「少し違っていた」は 7.4%、「まったく違っていた」は 1.5%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で7割以上であるが、「運輸・

通信業務」(63.6%)では低くなっている。

8.2.3 就業時間、休憩時間

○就業時間、休憩時間の実態との差異について、「同じだった」が 75.5%を占め、「少 し違っていた」は 10.5%、「まったく違っていた」は 1.8%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」が多くの業務で7割を超えているが、「運輸・

通信業務」(45.5%)、「生産工程・労務」(57.5%)、「管理的業務」(63.6%)では低 くなっている。また、「運輸・通信業務」では、「少し違っていた」(27.3%)、「まっ たく違っていた」(4.5%)をあわせた割合が 31.8%と他の業務に比べ高くなってい る。

8.2.4 休日労働、時間外労働

○休日労働、時間外労働の実態との差異について、「同じだった」が 71.4%を占め、「少 し違っていた」は 9.5%、「まったく違っていた」は 2.8%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で6割を超えており、その中 でも「事務的業務」(83.8%)では特に高く、一方で「運輸・通信業務」(54.5%)

では低くなっている。

8.2.5 賃金

○賃金の実態との差異について、「同じだった」が 81.9%を占め、「少し違っていた」

は 3.8%、「まったく違っていた」は 0.2%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」が全ての業務で7割を超えており、特に「事務 的業務」(90.4%)では高く、一方で「生産工程・労務」(72.5%)、「運輸・通信業 務」(72.7%)、「管理的業務」(72.7%)では低くなっている。

8.2.6 退職に関する事項

○退職の実態との差異について、「同じだった」が 59.1%を占め、「少し違っていた」

は 1.0%、「わからない」が 26.1%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で5割前後であるが、「生産 工程・労務」(40.0%)、「運輸・通信業務」(40.9%)では低くなっている。

8.2.7 中途解約の場合の措置

○中途解約の場合の措置の実態との差異について、「同じだった」が 50.2%を占め、「少 し違っていた」は 0.7%、「わからない」が 34.3%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で4割を超えているが、「生 産工程・労務」(32.5%)、「運輸・通信業務」(36.4%)では低くなっている。

8.2.8 契約更新の有無

○契約更新の有無の実態との差異について、「同じだった」が 68.6%を占め、「少し違 っていた」は 2.8%、「まったく違っていた」は 0.7%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」が全ての業務で5割以上となっている。

8.2.9 契約更新の基準

○契約更新の基準の実態との差異について、「同じだった」が 55.0%を占め、「少し違 っていた」は 2.6%、「まったく違っていた」は 0.3%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で5割前後であるが、「販売 業務」(63.8%)では高く、「管理的業務」(45.5%)、「運輸・通信業務」(45.5%)

では低くなっている。

8.2.10 正社員への転換の有無

○正社員への転換の有無の実態との差異について、「同じだった」が 36.9%を占め、「少 し違っていた」は 2.6%、「まったく違っていた」は 1.3%となっている。また、通 知の状況について「現在も明確でない」が 35.8%であることを反映してか、「わから ない」が 38.3%、「無回答」が 20.9%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で3割を超えており、特に「販 売業務」(58.6%)では高く、一方で「運輸・通信業務」(22.7%)では低くなって いる。

8.2.11 正社員への転換の基準

○正社員への転換の基準の実態との差異について、「同じだった」が 26.6%を占め、「少 し違っていた」は 1.3%、「まったく違っていた」は 1.1%となっている。また、通 知の状況について「現在も明確でない」が 32.7%であることを反映してか、「わから ない」が 33.8%、「無回答又は転換なし」が 37.1%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務で3割前後であるが、「販売 業務」(44.8%)が特に高く、一方で「運輸・通信業務」(13.6%)などでは低くな っている。

8.2.12 安全衛生

○安全衛生の実態との差異について、「同じだった」が 53.5%を占め、「少し違ってい た」は 1.8%、「まったく違っていた」は 0.3%となっている。また、通知の状況に ついて「現在も明確でない」が 26.8%であることを反映してか、「わからない」が 27.6%、「無回答」が 16.7%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」が多くの業務で5割前後であるが、「サービス 業」(61.3%)、「販売業務」(60.3%)が特に高く、一方で「運輸・通信業務」(31.8%)

では低くなっている。

8.2.13 福利厚生制度

○福利厚生制度の実態との差異について、「同じだった」が 62.2%を占め、「少し違っ ていた」は 2.0%、「まったく違っていた」は 0.7%となっている。

○業務内容別に見ると、「同じだった」がほとんどの業務が5割以上であり、特に「事 務的業務」(71.6%)が高い一方、「運輸・通信業務」(22.7%)では低くなっている。

9 9月の残業状況