〔当組合の営業地区〕
平成 28 年 3 月末の預金残高は、前年度を 51 億円下回る 3,130 億円、貸出金残高は 2,316 億円と前年度を 83 億円上回りました。
損益につきましては、亀有支店、羽田支店の移転によるリニューアルオープン、既存店舗の大規模修繕等 を行いましたが、前年度を 3 億円上回る 14 億円の当期純利益を確保できました。
また、貸出金増加により、リスクアセットが増加したことを主要因として、平成 28 年 3 月末の自己資本 比率は 8.27%と前年度末を 0.30%下回りましたが、引き続き国内基準である 4%を上回る健全な水準を維持 しております。
〔連結貸借対照表注記事項〕
1.有形固定資産の減価償却累計額 2,837 百万円 2.出資 1 口当たりの純資産 31 円 5 銭
3.その他会計処理については、親組合の単体貸借対照表に準じております。
連結経営資料
連結損益計算書
連結剰余金計算書
(単位:百万円)
科 目 平成 26 年度 平成 27 年度
経常収益 6,398 6,731
資金運用収益 5,763 5,661
貸出金利息 5,446 5,350
預け金利息 270 248
有価証券利息配当金 3 19
その他の受入利息 43 43
役務取引等収益 557 561
その他業務収益 37 120
その他経常収益 40 388
貸倒引当金戻入額 14 255
償却債権取立益 1 1
その他の経常収益 24 161
経常費用 5,442 5,452
資金調達費用 397 392
預金利息 325 316
給付補填備金繰入額 3 2
借用金利息 67 70
その他の支払利息 1 1
役務取引等費用 470 440
その他業務費用 2 2
経費 4,501 4,542
その他経常費用 70 74
貸出金償却 16 ー
その他の経常費用 53 74
経常利益 956 1,279
特別利益 79 356
固定資産処分益 79 356
特別損失 55 135
固定資産処分損 39 135
減損損失 16 ー
税金等調整前当期純利益 979 1,500
法人税、住民税及び事業税 12 14
法人税等調整額 △ 148 1
法人税等合計 △ 136 15
当期純利益 1,116 1,484
〔連結損益計算書注記事項〕
1. 出資 1 口当たりの当期純利益 152 円 17 銭
2. その他会計処理については、親組合の 損益計算書に準じております。
(単位:百万円)
科 目 平成 26 年度 平成 27 年度
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高 ー ー
資本剰余金増加高 ー ー
増資による優先出資の発行 ー ー
資本剰余金減少高 ー ー
資本剰余金期末残高 ー ー
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高 △ 2,258 △ 814
利益剰余金増加高 1,443 1,484
当期純利益 1,116 1,484
その他 327 ー
利益剰余金減少高 ー ー
その他 ー ー
利益剰余金期末残高 △ 814 669
〔連結剰余金計算書注記事項〕
1.連結会計期間において確定した利益 処分に基づいて作成しております。
連結経営資料
連結セグメント情報 連結リスク管理債権額
(単位:百万円)
区 分 平成 26 年度 平成 27 年度
リ ス ク 管 理 債 権 総 額 17,728 17,890
破 綻 先 債 権 311 216
延 滞 債 権 14,162 14,981
3 ヶ 月 以 上 延 滞 債 権 1,842 376 貸 出 条 件 緩 和 債 権 1,412 2,315
(注)
連結子会社に開示すべきリス ク管理債権がないことから親 組合単体のリスク管理債権額 と同一であります。
連結会社は、金融業務のほかに一部で、事業用不動産管理業務、事務代行業務等を営んでおりますが、そ
れらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりま
せん。
自己資本比率規制への対応(単体)
⑷ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に 使用する適格格付機関の名称
・証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適 格格付機関は以下の 5 社を採用しています。
R& I JCR Moody's S&P Fitch 7. オペレーショナル・リスクに関する事項
⑴ リスク管理の方針および手続の概要
・当組合では、 オペレーショナル・リスクとして、 事務リスク、 シ ステムリスク、 法務リスク、 風評リスクについてリスク管理をし ております。 事務リスクについては、 「事務リスク管理の基本方 針」、 「事務管理規程」 および営業店事務全般に関する 「事務手続」
により事務リスク管理を行っております。
システムリスクについては、 「システムリスク管理の基本方針」、
「セキュリティポリシー」 および組合内システムの取扱手続に基づ きシステムリスク管理を行っております。
法務リスクについては、 「法務リスク管理の基本方針」、 「法務リス ク管理規程」 に基づき法務リスク管理を行っております。
風評リスクについては、 「風評リスク管理の基本方針」、 「風評リス ク管理規程」 に基づき風評リスク管理を行っております。
⑵ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
・当組合は基礎的手法を採用しております。
8. 協同組合による金融事業に関する法律施行令 (昭和五十七年政令第 四十四号) 第三条第五項第三号に規定する出資その他これに類するエ クスポージャーまたは株式等エクスポージャーに関するリスク管理の 方針および手続の概要
・出資、 株式等のリスクについては、 「市場関連リスク管理規程」 お よび 「有価証券関係運用規程」 に基づいて適正な運用・管理をし ており、 当組合が抱える市場リスクなどの状況は定期的に理事会・
常務会に報告しております。
・当該取引にかかる会計処理については、 日本公認会計士協会の
「金融商品会計に関する実務指針」 等に従った適切な処理を行って おります。
9. 金利リスクに関する事項
⑴ リスク管理の方針および手続の概要
・金利リスクとは、 市場金利の変動によって受ける資産価値の変動 や、 将来の収益性に対する影響を指しますが、 当組合では、 「市場 関連リスク管理の基本方針」 および 「市場関連リスク管理規程」
に基づき適正な管理を行っております。 リスク管理委員会におい て、 標準的金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク 量について報告しております。 理事会・常務会への報告も定期的 に実施し、 資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールを 行っております。
⑵ 内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要
・金利リスクの算定の前提は、 以下の定義に基づいて算定しており ます。
計測手法 内部計算方式を採用しています。
コア預金
対象 流動性預金全般 (ただし、 別段預金のみ除く)
算定方法 つぎの3つのうち、 最小の額を上限としています。
①過去5年の最低残高
②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引い た残高
③現残高の 50%相当額 満期 5年以内 (平均 2.5 年)
金 利 感 応
資 産・ 負 債 預金、 貸出金、 有価証券、 預け金、 その他の金利・
期間を有する資産・負債
金利ショック幅 99 パーセンタイル値または1パーセンタイル値 リ ス ク 計 測
の 頻 度 毎 月
自己資本比率規制への対応
<単体における事業年度の開示事項>
自己資本の充実の状況【定性的な開示事項】について 1. 自己資本調達手段の概要
・当組合の自己資本は、出資金、資本剰余金および利益剰余金等のほ か、適格旧資本調達手段として自己資本への算入が認められている 期限付劣後ローンにより構成されております。
なお、当組合の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。
(単位:百万円)
発行主体 第一勧業信用組合 第一勧業信用組合 第一勧業信用組合 資本調達手
段の種類 普通出資 非累積的永久優先出資 期限付劣後ローン コア資本に
係る基礎項 目の額に算 入された額
4,751 12,000 2,000
償還期限 - - 平成35年3月31日
2. 自己資本の充実度に関する評価方法の概要
・当組合の自己資本比率は 7.78%と国内基準である4%を上回って おり、 経営の健全性・安全性は充分保たれております。
3. 信用リスク管理に関する事項 ⑴ リスク管理の方針および手続の概要
・信用リスクとは、 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、 当 組合が損失を受けるリスクをいいます。 当組合では、 与信業務の 基本的な理念や手続等を規定した 「クレジットポリシー」 「信用リ スク管理規程」 に基づき、 信用リスク管理を行っております。
・信用コストである貸倒引当金は、 「資産自己査定実施要領」 「償却・
引当基準」 に基づき、 適正な引当を行っております。
⑵ リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
・当組合における信用リスクの計測手法は標準的手法を採用してお り、 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 5 社を採用しております。 なお、 エクスポージャーの種類ごとに適 格格付機関の使い分けは行っておりません。
R& I JCR Moody's S&P Fitch
・法人等向けエクスポージャーについては、 格付を使用せず、 一律 リスク・ウェイト 100%としております。
4. 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続の概要
・当組合は、 融資対応力の強化のため人材の育成を図り、 特定先、 特定 業種に偏らず、 地域の中小企業・小規模事業者への融資や、 個人ロー ンおよび住宅ローンの推進に重点をおき、 信用リスクの削減を行っ ております。 信用リスクの削減手法として、 当組合が取り扱う主要 な担保には預金積金等があり、 保証としては信用保証協会による保 証があります。 担保・保証については、 「融資事務手続」 により、 適 切な事務取り扱いならびに適正な管理を行っております。
自己資本比率で定められている信用リスク削減手法には、適格担保 として自組合預金積金、上場株式、有価証券等、保証として信用保 証協会保証、政府関係機関保証、民間保証、その他未担保預金等、
貸出金と自組合預金の相殺として債務者の担保手続きがなされてい ない定期預金、日本銀行貸出支援基金の活用にかかる 「全信組連へ の預け金」 と 「全信組連からの借入金」 等が該当します。
5. 派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する リスク管理の方針および手続の概要
・派生商品取引は行っておりません。
・長期決済期間取引は行っておりません。
6. 証券化エクスポージャーに関する事項 ⑴ リスク管理の方針および手続の概要
・当組合は、 証券を購入する投資家としての業務と貸出債権を証券 化する業務を行っております。 投資業務については、 「有価証券 関係運用規程」 に基づき、 適正な運用・管理を行っております。
また、 貸出債権の証券化である中小企業金融公庫のCLOについ ての採りあげ基準やリスク管理については、 貸出金と同様の方法 により管理しております。
⑵ 証券化エクスポージャーについて、 信用リスク・アセットの額の 算出に使用する方式の名称
・当組合は標準的手法を採用しております。
⑶ 証券化取引に関する会計方針
・当該取引にかかる会計処理については、 日本公認会計士協会の
「金融商品会計に関する実務指針」 等に従った適正な処理を行っ ております。