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ドキュメント内 二層流体の界面における波動 (ページ 37-43)

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図4−5

4−1−5 固有振動の波形とフーリエ解析

 図4−6は両側の回そうがa=b=15cmの場合の3.13Hz付近のA・B

領域の水波の波形とフーリエスペクトル図である。この図からわかることは、

3.13Hzと3.13Hz前後の振動数において波高値に差があることである。

このことから、3.13Hz領域において固有振動が発生していることがいえる。

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図4−6(a=b=15cinの3,13Hz.付近の固有振動)

4−2 A・B領域の長さが異なる場合

 A領域とB領域の長さが異なる場合は、a==bのときに見られた振動数一波 高値のグラフの形状とは異なる結果が得られる。A・B領域において、同時に 波高値が高くなったり、あるいは波高値のピークがずれて出てくることもある。

これは、A・B領域の振動系が互いに影響し合うことによる波動現象と考えら れる。すなわち、一一種の連成振動である。

 本実験では、A領域の長さを一定(7cm、8cm、9cm)にして、 B領域の長 さを変えてA・B領域の波高値を測定した。

4−3 固有振動と連成振動

 それぞれの長さにおける固有振動について、4−1で得られた結果と4−2 で得た結果を同じグラフ上で見た場合、ある傾向が浮び出てくる。以下の項目 で、このことについて述べる。

4−3−1 固有振動の領域が確定できない場合の可成振動

 図4−1のa=b =・ 7cmの場合の基本振動はA領域では、3.13Hzで、 B 領域では、3.32Hzとなる。本来a、 bは同じ長さであるので固有振動は同

じであるべきと考える。このことから、測定精度を考慮し、a=bニ7cmの場 合の基本振動は3.2Hzとする。 a =b ・= 7 cmにおいては、基本振動の付近で 最大と最小の波高値の差が小さい。

 以上のことを踏まえて、図4−7〜図4−9に示すように、aの長さを7  cm に固定して、bの長さを変化させた連成振動の結果を考察する。

 図4−7はa=7cm、 b == 9 cmの臣下振動である。縦の破線はそれぞれの長 さにおける基本振動と倍振動である。上端の数値はその長さを表わす。7cmに おける基本振動数である3.2Hz付近で、波高値が高くなっている。図4−8

では、3.32Hz付近において、 a=b−14cmの固有振動と重なることに

よって、波高値が高くなっている。図4−9は、a ・・ b=16cmの固有振動が

一37一

3.2Hz付近にでることによって、 a=b=7cmにおける固有振動の波動が強 調されたことになる。つまり、4−1−2で述べたように、固有振動領域にお いてその前後の波高値にあまり差がない場合は、他の振動系の影響を強く受け ることによって近隣の振動数での波高値が高くなると考えられる。

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図4−8

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5. 5 6. 5

図4−9

4−3−2 A、B領域の固有振動が重なる場合

 図4−8からもわかるように、固有振動が重なった場合は、一一段と波高値が 大きくなる。図4−10と図4−11にも、この傾向がみられる。

 固有振動どうしの重なりは、主にb/a=2のときみられる。

4−3−3 一方の固有振動が他の領域に影響を与える場合

 図4−7の4.3Hz付近において、 A、 B領域の波高値が高くなっているの は、B領域のa=b=9 cmの固有振動がA領域に影響を与えているためと考え

られる。4.3HzのA領域の波高値は0.07cmである。これに対して図4−

1のaニb ・= 7cmの4.3Hzにおける波高値は約0.02cmである。これはA 領域の振動が振動片を通してB領:域に伝わったものと考えられる。

4−3−4 b/aの比が同じ場合の連成振動の波高値変化

 aとbの距離の比が同じか、または、近い値のときは振動数一波高値のグラ フが類似している。

 図4−10、図4−11及び、図4−8は、b/a=・2である。図からもわ

かるように、固有振動が重なる領域を2ヶ所もち、それをB領域の固有振動が

一39一

はさむ形をしている。また、波高値が高くなるところや、低くなるところが類 似している。

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ドキュメント内 二層流体の界面における波動 (ページ 37-43)

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