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植物の重要な種及び重要な群落の選定基準を第 3. 1-26 表に示す。

3. 生態系の状況

3.1.6 景観及び人と自然との触れ合いの活動の状況 1. 景観の状況

事業実施想定区域はいわき市の東南部に位置し、急峻で山岳が連なり、起伏が多い自 然豊かな地域である。

いわき市では、良好な自然景観を守り、文化的な景観を育て、美しく魅力のある景観 を創造し、潤いと安らぎのある豊かな生活環境の確保に寄与することを目的に、「いわき 市の景観を守り育て創造する条例」(平成 12 年いわき市条例第 70 号)を策定している。

(1)主要な眺望点の分布及び概要

事業実施想定区域及びその周囲の主要な眺望点としては、第 3.1-34 表及び第 3.1-32 図 のとおりである。

第 3.1-34 表 主要な眺望点

名 称 概 要

三株山

標高 842m で、古殿町で最も高い山。中腹は高原になっており、春に は桜、夏にはキャンプや避暑、秋には紅葉、冬には遠く富士山を望む ことができる。山頂には展望台があり、福島空港、小名浜港、マリン タワー、太平洋、磐梯山のほか、冬の空気の澄んだ晴れた日には、遠 く富士山を望むこともできる。

朝日山

いわき市と鮫川村の境にそびえる標高 796.9m の山。山頂からは西に 阿武隈山系や八溝山系、那須連峰を望み、東にいわき地方の山並みが 見え、条件がよければ遠くに太平洋が見える。

明神山 うつくしま百名山の一つでもある。明神山は農耕の神として崇められ ている信仰の山で、多祁神社が祀られている。

仏具山

修験者の修行の場であったと言われており、太平洋や阿武隈山地の 山々が一望できる。5 月末頃にはヤマツツジが楽しめる。また、コア ジサイの群生が所々にあり、湿原ではミソハギが大群落をつくってい る。

滝富士

ふるさと富士百名山に選ばれた山で、「親子 3 代で登れる山」として 登山道が整備されている。標高 306mほどで 1時間程度で登ることが できるうえ、山頂からは南に菊多浦の海、北は上遠野盆地が一面に広 がっている。

「ふくしまの旅」(福島県観光復興推進委員会HP、閲覧:平成30年6月)

「いわき市観光情報サイト」(いわき観光まちづくりビューローHP、閲覧:平成30年6月)

「景観スポット」(古殿町HP、閲覧:平成30年6月)

「自然」(遠野地域づくり振興協議会HP、閲覧:平成30年6月) より作成

第 3.1-32 図 主要な眺望点

「ふくしまの旅」(福島県観光復興推進委員会HP、閲 覧:平成30年6月)

「いわき市観光情報サイト」(いわき観光まちづくりビュ ーローHP、閲覧:平成30年6月)

「景観スポット」(古殿町HP、閲覧:平成30年6月)

「自然」(遠野地域づくり振興協議会HP、閲覧:平成30 年6月) より作成

(2)景観資源

「第 3 回自然環境保全基礎調査 自然環境情報図」(環境庁、平成元年)による景観 資源は、第 3.1-35 表及び第 3.1-33 図のとおりである。

第 3.1-35 表 自然景観資源

区 分 名 称

非火山性高原 鹿面平

非火山性孤峰

鎌倉岳 三株山 鶴石山 朝日山 仏具山

峡谷・渓谷

浅見川渓谷 小松川渓谷 鮫川渓谷 四時川渓谷

花園渓谷

湿原 亀谷地湿原

〔「第3回自然環境保全基礎調査 自然環境情報図」(環境庁、平成元年)より作成〕

第 3.1-33 図 自然景観資源

「第 3 回自然環境保全基礎調査 自然環境情報 図」(環境庁、平成元年) より作成

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