• 検索結果がありません。

川畑 -担割伝|

附得吋

j

静7

I

図4・9 第3段階の推論の操作パネル

接道不良棟数率

1. 12 3.89

住商工混在率

1. OQ 3.89

木造建蔽率

1. 02 3.81

老朽木造建蔽率

2. 89 3 89

O. 00 0.50 1. 00 1. 50 2. 00 2. 50 3. 00 3. 50 4. 00 総合評価得点

図4・10 最高カテゴリーの総合評価得点分布

134

う。 この結果から1 . 00を判別値として設定した。

(2)地震時に想定される被害状況

各段階の推論結果を図4・11 "-'図4・17 に示す。 また, 各段階の推論結果を集計したものを表 4-1 3 に示す。 この結果をみると, 震災時に消防車が通行できない道路, 消防ホースを延長できない道路が 676リンク, 343 リンクと多いこと, また, 地区内に地震時有効水利が17基あるが, 周辺木造家屋の 倒壊等により8基しか使用できないことから, 消防ホースが到達しないLi出Result1 の道路が 648リ ンクと多い。 また, 街区火災の危険性が高い街区が149 街区と多いこともあり, 危険ランク 9, 1 0の 街区がそれぞれ70街区,67街区と多く, 地震時には, 大規模な市街地火災が発生すると考えられる。

特に, 傾斜地においては, 消防ホースが延長できない道路, 消防車が走行できない道路, Link Resu1t1 の道路, また, 街区火災の危険性が高い街区が多いことが特徴であり, 地震火災によって大きな被害 が発生することが予想される。

4. 3. 3 計画立案ツールの適用

まず, ユーザーは, 市街地の防災性を評価した結果から, まちづくりの目標をたてる必要がある。

ここでは, 全ての街区を危険ランク2以下にすることにした。 また, 地震時有効水利の新規設置は考 慮せず, 既存の地震時有効水利を有効に活用することにした。

(1 )改善箇所の分布状況

計画立案ツールを起動すると, 図4-18 に示すパネルが現れる。 まず, 水利, 道路, 街区のそれぞ れの改善水利,改善道路,改善街区の抽出ボタンをクリックすると,図4-19,図4-20に示すように,

改善が必要な箇所がベンやブラシの属性を変えて表示される。 道路については, 対象道路の抽出ボタ ンを押し, 地震時有効水利から200m以内の経路と, 消防署から地震時有効水利までの最短経路を抽 出した上で,改善道路の抽出ボタンを押す。当地区では,改善が必要な地震時有効水利は9基(52.9%)

改善が必要な消防ホースの延長道路は1 05リンク(12.2%に消防車の走行道路は9リンク (1 .0%),

街区は149 街区 (77.6%)であった。 また, 改善が必要な9基の地震時有効水利について, その周辺 の木造建物の建替え, 又は, 壁面後退により, 倒壊の影響が水利へ及ばないようにした場合, 消防ホ ースの延長道路は229リンク(26.5%), 消防車の走行道路は5 0リンク(5 .8%)が改善の必要がある。

『司司r

第1段階の中間仮説

消防ホースの延長可能性

~震災時延長不可能

~震災時延長可能

図4・11 第1段階の中間仮説〈消防ホースの延長可能性)

第1段階の中間仮説

消防車の通行可能性

~平常時・震災時通行不可能(階段〉

~平常時・震災時通行不可能(幅員〉

震災時通行不可能(幅員〉

~震災時通行不可能(Pattern1-4)

~震災時通行不可能(電柱〉

~震災時通行不可能(Pattern6)

~震災時通行不可能(Pattern1)

~震災時通行不可能〈電柱)

~平常時・震災時通行可能

図4・12 第1段階の中間仮説〈消防車の通行可能性〉

137

『司咽町

第1段階の推論結果

NodeResult2

NodeResult6

NodeResult7

NodeResult8

図4・13 第1段階の推論結果

図4・14 第2段階の推論結果

第2段階の推論結果

べJ Link Result1

'v

Link Result5

べJ Link Result6

'v

Link Result7

第3段階の推論結果

AHPによる評価値判定 街区火災の危険性が低い . 街区火災の危険性が高い

図4・15 第3段階の推論結果

第4段階の推論結果

危険ランク1 危険ランク2 危険ランク5 危険ランク7 危険ランク9 危険ランク10

国---

-第4段階の推論結果 図4・16

第5段階の推論結果

危険ランク1 危険ランク2 危険ランク5 危険ランク7 危陵ランク9 危険ランク10

•••••

第5段階の推論結果 図4・17

表4・13 各推論段階の集計結果

第1段階の推論結果

消防ホース延長 消防ホース 平常時・地震時共 地震時消防車 平常時・地震時非 不可能 延長可能 消防車通行不可能 通行不可能 消防車通行可能 |合計

リンク数

|

343 520 399 277 863

構成比|

39.7% 60.3% 46.2% 32.1% 21.7%

1

100.0%

/ード数

構成比

合計

695 100.0%

第2段階の推論結果

リンク数

構成比

648 75.1%

合計

863 100.0%

Link Resultl I Link Result 2

第3段階の推論結果

街区火災の危険性が低い 街区火災の危険性が高い

幻一仇

mw一仇 一l一削

比 区 一成

一構 43

22.4%

第4, 5段階の推論結果

危険 危険 危険 危険 危険 危険 危険 危険 危険 危険 ロ〉、

ロ キl

7ンクl うンク2 7ンク3 うンク4 うンク5 うンク6 ランク7 7ンク8 7ンク9 7ンク10

街区数 11 32 3 9 70(73) 67(64) 192

構成比

5.7% 16.7% 0.0 0.0% 1.6% 0.0% 4.7% 0.0% 36.5% 34.9% 100.0

(38.0) (33.3) %

カッコ内の数字は危険ランク9, 10の第4段階での結果

‘・計画立案ツ;m

四日間l

図4・18 計画立案ツールの操作パネル

図4・19 既存地震時有効水利を全て使用可能とした場合の消防ホース経路を抽出したもの

図4・20 図4・13から改善が必要な道路を抽出したもの

145

� 一 一一ー一一一一一一一一一

一一ー_..��ー圃・園圃圃圃圃圃・・・圃・・・・

(2)計画案の作成

次に, 改善方策の検討ボタンをクリックすると, 改善が必要な水利, 道路, 街区を選択するように 求められる。 そこで, それらをクリックすると, 図4-2)に示すような, 現状の属性情報, 推論結果,

判定理由, 改善方策等の文字・数値情報が表示されたパネルが現れる。 ユーザーは, これらの情報や 現況把握ツールにより提供される情報を見ながら, 現状の属性値を変更していく(図4-21の円内)。

そして) 1つの改善箇所の属性値を変更し終わった後, 選択ボタンをクリックすると, 再び次の改善 箇所の選択を求められる。 この作業を繰り返していき, 提供される情報を基に, 順次現状の属性値を 変更していけば, 外部データベースに全体的な計画案が作成されてし、く。 そして, 計画案の作成が終 わったら, 再度, 防災性評価ツールを起動し, 作成した計画案による防災上の効果を検討する。 これ により, 計画案の評価を行う。 この作業を, ユーザーが設定したまちづくり目標に到達するまで繰り 返し行う。

ここでは, 先に改善が必要な水利, 道路の計画案を作成した上で, 全街区が危険ランク2以下にな るまで, 提供される改善方策に従って, 街区火災の危険性が高い街区の属性値を変更しながら, シ ミュレーションしていった(図4-22) 。 その結果, 対象地区の場合, 表 4・14に示すように, 街区を 改善した場合(28パターン ) ) 危険ランクlが130街区, 危険ランク2が62街区となり, 全ての街 区が危険ランク2以下となった。 その結果を図4-23に示す。 また, 地震時有効水利の新規設置を行 わず, 防災まちづくりを進めていくと, 図4-23に示すように, 危険ランク2の街区が殆ど傾斜地に 集中し, 傾斜地での水利不足が指摘できる。 地震時有効水利の新規設置を考える場合は, 傾斜地を中 心とした設置計画を立てる必要がある。 傾斜地においては, 街区と道路の防災性が特に低いことや,

水利が不足していること等, 独自のまちづくり方策が必要である。

以上のように, 地区レベルの空間要素を対象にまちづくりによる防災効果を視覚的に示しなが

ら, 消防水利・道路・街区毎に効率良く計画づくりが行えることを実証した。 本支援システムで

は) 1つの改善箇所に対し) ESにより客観的に導き出された, 幾つかの改善方策が提供されるが, 第 3章で地形や土地利用形態が異なる市街地毎に示したまちづくりの方向性や, コスト, 住民の意向 等を考慮、して, 計画案を策定していくことが必要である。 また, 第3章で指摘したように, 地震火災 の被害軽減策と住環境整備を有機的に連携させていくこと で, 効率的, かつ, 合理的な防災ま ちづくりが可能となることから, 住環境上の課題解決も視野に入れながら, 計画案を策定して いくことも必要 である。

4. 3. 4 システムの評価

以上のシステムの適用結果について, 北九州市の防災担当者と防災の専門家らにヒアリング調査を 行い, システムの有効性を検証した。 その結果を以下の 4つの項目について整理した。

jf路の・・

link地問国,

••

治遁木造..量 .終*Il 崎Ii股.�況

局制ノートめ情"

帥川町 「寸育「一五百

消防水柵 f一寸「寸

渦火後世 「一寸「一寸

似刷紛糾j倣 r-o r寸

消防働欄 「寸「一寸i

m都府r-or寸 |

-・1縮刷ヵ・凶飽a附励叫が駒川匂海損個僧I-�'))

「寸す「寸苛

「寸2 1寸Z

「一「τ j"2õ Eま湖喜怒号��.. r---;-,マ

鴻防本ース7J'筒‘トト�で .Ij・でPt.I.い 111M刺郁存在する1-ト..

渦lIdから捌泡�P'lい 白書E制勝存在する1-ドIl

2雲主総霊堂与野FZUい「寸「寸

!平常時-・災時共通行不可飽

即綱の・舗鎗忌 .1治する消防本ースの.�匹敵

?品潔泌側,る〉

総論私語留品uい}

-百t

u 竺竺J

Jf討

,..貨が3",来満

ー一 -一

-a.方針Cぬ防車走行..>

E責・タイブ1:幅員4",以よ6",条湖こ鉱幅 沿海こ木造建物を建散する場合1手

ょjニj

ニJニj

沿沼状況をPaUern51こし. ..�蓄を地桐こ±星放す;

沿道に木1I建物を建験しはい渇創立 沿通状況をPettern71ごし...,貸絶叫司こ埋殴すJ E宣・タイブ2:幅員6",以上8",以下に也幅

沿道1こ木造建物を建股する織会1:

沿道状況がPattern2.3. 4. 6で機.6tされるよう|

沿道に木遣建物を11腕J机崎創立 町民絶叫司こ貴重徹する

図4・21 計画立案ツールの操作パネル〈道路)

一一幽幽幽幽幽圃幽幽幽白幽圃・­

E・・ _1一一ーー一一一ー.-..._.,...---.--_._

・E・-60.0弘

ー。ー老朽木造建蔽率をO唱に固定し, 他の項目のカテJ'リーを変動(77ハ・9ーン) -・一老朽木造建蔽率を20首以下に固定し, 他の項目のカテコ.リーを変動(62什ーン) 一企ー老朽木造建蔽率を40首以下に国定し. 他の項目の折コ.リーを変動(47ハ・トン) 凶附』AQ+細hk柳以出G凶短時'朴矧悩

0.0首

0覧 O弘...10首10覧...20私20首...30覧30首...40首40首...50首50略... 60略60首...70拡70弘...80覧

危険ランク3-10の占める比率

図4・22

改善シミュレーションの結果

対象地区の改善結果

危険ランク1 . 危険ランク2

図4・23 対象地区の改善結果

関連したドキュメント