油木 田鶴子 ( 看護補助員) さんに
平成18年度医学教育等関係業務功労者に対する文
部科学大臣表彰が、平成18年11月29日(水)東京都港 区のホテルフラシオン青山において行われた。表彰式 では、池坊文部科学副大臣の挨拶と大橋全国医学部長 病院長会議会長の祝辞があり、池坊文部科学副大臣か ら表彰状と記念品が授与された。この表彰は、国公私 立大学における医学または歯学に関する教育、研究若 しくは患者診療等にかかる補助的業務に関し、顕著な 功労のあった人に対して与えられるもので、今年度は 全国で91名が対象とされ、本学では油木田鶴子さん
で15人目の受賞となる。
受賞した油木さんは昭和54年1月に看護部の看護
補助員として入職し、その後27年余にわたり、病棟 および外来部門で勤務に精励され、現在に至っている。
今回受賞に至ったのは、長年の優秀な勤務実績のみ ならず、温厚で誠実な人柄と若いスタッフの模範とな る勤務態度が評価されたものである。
(職員課 上端雅則記)
表 彰
理事長から代表の竹上教授に表彰状と記念品が贈られる
学内の省エネルギーに向けて
省エネルギー推進委員会発足
省エネ法に関する法令
地球温暖化対策として、平成17年2月に京都議定書 が発効され、我が国は温室効果ガス総排出量について
「2008年から2012年」における平均の排出量を、1990
年比で6%削減する約束をしています。日本の場合、
排出する温室効果ガスの約90%がエネルギー起源の 二酸化炭素であり、この目標を達成するためには、省 エネルギー(省エネ)対策の徹底と化石燃料への依存 度の低減が必要です。
石川県でも地球温暖化対策として、平成16年4月 に「ふるさと石川の環境を守り育てる条例」を施行し、
平成17年3月に策定した「石川環境総合計画」におい て、温室効果ガス削減を2010年までに2001年比で約 7.8%の二酸化炭素の排出抑制を目標としています。
平成14年6月の「エネルギーの使用の合理化に関す る法律」(省エネ法)の改正で定期報告書や中長期計画 の提出を義務付けられる第一種エネルギー管理指定工 場*1の対象に、学校、病院、文化施設を含む全業種 が指定されました。さらに、平成17年8月の改正で、
エネルギー管理指定工場について熱と電気の区分を廃 止し、熱と電気を合算した使用量が一定規模以上*2 の事業場も指定されることになり、対象範囲が拡大さ れました。
この省エネ法では、エネルギー消費原単位(エネル ギー使用量/建物床面積)を中長期にみて年平均1%
以上低減することを目標にしていくことが求められて います。
本学は、平成15年から省エネ法で第一種エネルギ ー管理指定工場に指定され、毎年、定期報告書と中長 期計画書を所管官庁の文部科学省と経済産業省に提出 しています。その中で、エネルギー消費原単位を年1
%削減するために、省エネ推進の啓発活動、既存設備 の省エネ化や新設(増改築)における省エネ対策に取 り組んでいるところです。
省エネ推進委員会の発足
省エネを効果的に推進するには組織的な取り組みが 必要であり、全学的な活動を行うためにも、トップマ ネジメントによる明確な省エネ方針と強力な意識改革 が必要となることから省エネ法に基づき、本学におけ るエネルギー使用の合理化を適正かつ有効に実施し、
本学の省エネを積極的に進めることを目的として「金
沢医科大学エネルギー管理規程」を定め、山下公一副 理事長を委員長とする「省エネ推進委員会」が発足し ました。
第1回の委員会が11月2日に開催され、これまで取 り組んできた省エネ対策、今後の中長期計画、本学の エネルギー使用状況について、設備課から説明があ り、今後の省エネの取り組みについて協議がなされま した。いろいろ意見が出された中から、①冬季の啓発 活動として学内通知(家庭の省エネも含む)に省エネ 効果表と点検表を添付する、②各部署の室内の照明お よび暖冷房スイッチのところに「省エネシール」を貼 って啓発と励行に努めるの2項目について実施するこ とになりました。
この「省エネシール」を学内の各部課 ( 科 ) のスイッ チの場所に貼布しますので、ご協力ください
所管官庁の現地調査
「省エネ法」に基づく、所管官庁の文部科学省と経 済産業省資源エネルギー庁による現地調査が12月5日 に実施されました。その結果、本学の省エネに関する 啓発活動、省エネ対策の実施状況、新設(増改築)の 建物および設備にも省エネ対策が施されているなど高 い評価を受けましたが、今後も学内全般にわたり省エ ネを推進するよう総評がありました。
昨今は、原油価格の高騰で燃料消費額が大幅に増加 しています。今後も、職員一人ひとりが省エネに対す る取り組みを徹底されるようご協力を願います。
(設備課 恩道正博記)
*1 平成14年6月の省エネ法改正で第一種エネルギ ー管理指定工場を全業種に拡大し、年間エネルギー 使用量が熱は原油換算で3,000kℓ、電気は1,200万 kWh以上が新たに指定された。
*2 平成17年8月の省エネ法改正で、熱と電気の区 分を廃止し、熱と電気を合算した使用量が原油換算 で第一種エネルギー管理指定工場が3,000kℓ以上、
第二種エネルギー管理指定工場が1,500kℓ以上とな った。
金 沢 医 科 大 学 報 46
【管理・運営】
謹んでご逝去をお悔やみ申し上げます。
理事長室課長代理
野村 敦子さん ご逝去
理事長室課長代理 野村敦子さんには、平成18年
12月27日、病気のため逝去されました。享年49歳
でした。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
〔経歴〕昭和50年4月 金沢医科大学病院総務課に採用。
平成4年6月 主任に昇任。平成12年10月 課長代理に 昇任。平成18年度私立学校教職員教育功労者知事表彰。
弔 辞
あっちゃん、もう幾度お呼びしてもあのすてき な笑顔を私たちに見せてくれないのですね。
今、こうしてあなたのご霊前に立っていると、
明るい声で返事をしてくれるような気さえしてき ます。
去年2月 突然 あっちゃんから「私 大変な病気し てね…」との電話を受け取り それからはあっちゃ んの体を心配する日が続きました。手術をうけら
れ 治療中にお母様のお葬式 そして仕事への復帰 大 好きなゴルフには何度かいきましたね。病人がし ているゴルフとは思えない、いきいきとしたプレ イをされ 一回りしてから天気と体の状態がよけれ ば「もうハーフしようか!」いつまでもこの日が 続けばいいと思いました。
今年の夏、私も手術をすることとなり、入院中 には二人で花火を見ながら病人同士で励ましあい 治ったら 温泉も行こう! ハワイへゴルフにもいこ う! 旅行の計画をしていたのに、もうそれもかな わなくなってしまいました。どうして、生きるこ とに希望のあったあっちゃんだけ助からないのか 残念です。本当に今も信じられない思いでいっぱ いです。
亡くなる五日前まで病室から仕事に行かれてい ました。今でも大学に行けば役員室の受付には、
あっちゃんの笑顔が待っている気がしてなりませ ん。 四九歳の若さで 一人で旅立ってしまわれたあ っちゃん。あなたとの思い出は、一生消えること なく私たちの胸に生き続けていくでしょう。
どうか、安らかにお眠りください。
平成十八年十二月三十日
友人代表 地域医療連携事務課 奈良崎友子
職員課課長
井上 善博さん ご逝去
病院長室職員課課長 井上善博さんには、平成19 年1月1日、病気のため逝去されました。享年49歳 でした。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
〔経歴〕昭和55年4月 金沢医科大学経理課に採用。昭 和59年6月 主任に昇任。平成11年4月 課長代理に昇 任。平成16年4月 課長に昇任。
追 悼
井上課長は、昭和55年に京都産業大学経営学部 を卒業後、同年4月に本学に就職され経理課に配 属されました。その後、昭和59年6月に経理課主任、
平成11年4月に病院管理課課長代理、平成16年4
月に職員課長に昇任されました。
謹厳実直で何事にも人一倍熱心な人柄は、医師 や看護師さんをはじめ多くの人々から信頼されて いました。それ故に職員から職場や家庭での相談 を受ける機会も多かったのですが、職員課長とい う立場だけでなく我が事のように親身になって問 題解決に取り組んでいました。最近では看護師さ んの離職防止と採用の促進に力を注ぎ、二交替制 勤務の導入や処遇改善、看護師募集活動の業務に 邁進していました。
9月下旬に入院してからも仕事のことが頭から離 れなかったようで、パソコンを病室に持ち込んで メールや申請書類の確認をしていました。一時期 は体調の良い日もあり、早く退院して仕事に就き たいとの強い思いがあったのですが、懸命な加療 の甲斐なく、志半ばにして帰らぬ人となられ、誠 に悔やまれます。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
病院長室管理部門副部長 木村晴夫