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661/7  667/2  668/1  671/12  673/2  686/9  688/11  691/11  698/11  707/6  707/11 

かつての焔二大符祭という儀礼を変化させたjlR闘 が 何 で あ れ 、 こ こ に は 大12混 観 念 の 断 絶が凡られるo つまり、先にも述べた通り、メ;武天皇以前の

1 1

寺代においては、

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は、 大嘗祭をもって誕生し、 ~'!j 得11 をもって死械の段階に入り、そして腐敗した肉の乾燥と 1"1 付' 化 を も っ て 復 活 段 階 に 入 る と い う ふ う に 、 ぷ

1 2

の 肉 ( 肉 体 ) か ら 切 り 服 せ な い も の で あ っ

た o しかし、ノ乙明以降の時代においては、ポ i己:設は先,m の!利の ~rlj 減以前に新市に議波する

ことができるようになったと与えられるo また、天皇;孟が先惜の 1利とイミrlj分のものであっ た次代には、メ~~~ ~~t は死械の段附を経 Ili せざるをえず、これに伴って社会のfI午 II~l と'引!日!全 体もこの死械の段附を避けられなかったo だが、 (f命rl1の譲位によって、メ;巳〆ぷの

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‑j}Jと 述iTJJする社会的時間は辿統的なものとなり、またノ1(2.を

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T心とする社会計!日jもよ単行SIなしに 連 続 し て 作 布 す る こ と が 可 能 に な っ た と 与 え ら れ る の で あ るo

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)忘年式の陀史という観点では、さしあたり以下の点が屯要であろうO す な わ ち 、 文 バ ポ

1 2

までのIk'f代においては、皇太子から人

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への通過儀礼には死織の段附をくぐ・り抜けるこ とが必'!J不可欠であったo しかし、広│リj以 降 に お い て は 、 こ の 段 附 が 通 過 儀 礼 の 泊 む か ら 除よーされるということである。すなわち、 l主太子から反日への械れなき変代、これがノじゅj 以降におけるIJQ1y:式としての皇位継ノ民儀礼を特徴づける‑ーつの主要なメルクマールとなる

ということであるo

こ の 反 主 主 観 念 の 変 遷 を 簡 単 に 例 示 し た も の が 凶 ぷ2であるo 天皇

2 2

観 念 のj恒史的断絶 は-什瞭然だろう。しかしそれと同時に、この以!ぷは、天皇盆と社会の時~~]・~i=: lm が運命 を共にするという観念が存していた│恨めにおいて、社会の時間とさ

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問 に 関 す る 観 念 の 推 移 を も 示 す 。 な お 、 山 折 に よ れ ば 持 統 ・ 文 武

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は、新たな皇位継承儀礼へとrtl]かう

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の校必

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と し て 位 置 づ け ら る が 、 こ の こ と も 凶 ぷrllから見てとれるだろう

* 1 7

0

第 三節 ハ イ ヌ ヴ ェ レ 型 神 話 か ら 記 紀 神 話 へ

第 一 章 で は 、 吉 田 説 に 依 拠 し つ つ 、 縄 文H寺代のハイヌヴェレj史料!討が記紀神話の

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1 1

み込まれたものと考え、かっ、ハイヌヴェレ }~l 神話とオホゲツヒメ・ウケモチ神話とのぷ 異についても示唆しておいたo

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では、このぷ異をハイヌヴェレ神話が記紀トI/ii1iに収録r さ れ る ま で の 期 間 に 加 え ら れ た バ イ ア ス と し て よ り 詳 細 に 比l政・解釈することにするo

第て~第一節では、すでに純文時代のハイヌヴェレ jt! の成年式と、文止にぷ虫までの t; け \'L 継 ポ 儀 礼 と の 比 較 を 行 っ た 。 こ の 比 較 に よ っ てl別らかになった差異は、おおよそ支配権の 集中に還元で・きるものと忠われるが、さらに通過儀礼の過程における死の段階が織れの段 階として怠識され始めたことも主要であろうo このように見てくると、縄文時代のハイヌ ヴェレ型神話がオホゲツヒメ ・ウケモチ神話として記紀のrl1に 収 録 さ れ る ま で の

1 m

に)J11え られただろうバイアスの内尖が、これら:つの変化と関係するだろうことも予怨されうる。

しかしさらに、記紀神話が記されたのはん明朝においてであるから、 Yじ明以降の

1 1

寺代にお ける儀式レベルでの巨大な変化についても同 H寺に考慮に入れておかねばならない。そして、

こ の 変 化 が 皇 太 子 か ら 天 皇 へ の 械 れ な き 変 特 の 観 念 を も た ら し た と い う こ と 、 ま た 、 こ れ と密接に結合して、社会的時間と空間の観念、もまた組本的に変化したということについて は、先に述べたとおりであるo とすると、こうした飢念が記紀初1I討の附JI父にさらに以│映し ていることも考えられるo

ともあれ、まずは、ハイヌヴェレ J~1

1 4

,i,~とオホゲツヒメ・ウケモチネljl 討を比 II!交してみよ

8 6

o I,l,j -fíを比較する際の将 [U~J,I~ は、先に示唆した通り、殺', 1子者数の変化と、久性 t 人少 (ノ¥イヌヴェレ/オホゲツヒメ・ウケモチ)の殺芹の後に、男J門主人公(原初

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の精需たち /スサノヲ・ツクヨミ)にどういう運命が下ったかという J,~ にある。

この~; ‑の走

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について三えば、殺害者が、バナナからJ

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まれた九家族の府金たち「全

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から、スサノヲあるいはツクヨミへと巾数化しているD このl['J.を文化が

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をむ!味するか という I~~J し 1 に対しては、比較的容易に [rlJ答することができょう o つまり、第三市第 a 釘j で 儀式レベルでの比較に際して述べた!I

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界 に 対 す る 文 配 権 の 集 中 と い う 変 化 、 こ の 変 化 が 神 話 レ ベ ル に も 反 映 し て い る の で は な い か 、 と い う こ と で あ るo 繰り返して 這えば、

Jl.えイド 式におけ-る死と r'I/1: の秘 {iE に [~i

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I壬ることで 4人前となり、そして円f巨されたj1

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界に対す る支配権を獲得できるのは11在 ‑

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のみ」という観念が神話に反映しているのではなかろう か 。 も し そ う だ と す れ ば 、 こ の 殺 宵 苫 の 単 数 化 と い う 変 化 が 生 じ た の は い つ 頃 の こ と な の だ ろ う か 。 単 純 に 与 え る な ら ば 、 省 続 可 能 な 食 物 の 栽

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が 始 ま り 、 こ の 帯 約 さ れ た 財

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を もとにして原初的な主が誕生したH寺O,、とすることができるだろうo もし、このような

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J が殺 t111的存 ú: を殺~することによって穀物を允生させ、かっ、 lit 界に対する支

配 権 を 獲 得 す る と い っ た 神 話 が か つ て 作 在 し た の だ と す れ ば 、 そ れ は い つ の 頃 ま で 作

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て い た の だ ろ う かo もちろん、この│時期を神話レベルの考察のみで特定することはほとん ど不Ll

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だろうo だが、先の大嘗祭の成立過庖に関する谷川の段階区分をも考慮、に入れれ ば 、 あ る い は 、 最 も 長 く 見 積 も っ て 、 谷 川 の 第一段階に属するみ 41!t紀頃までと言えるの か も し れ な い 。 と い う の は 、 例 え ば 、 穀 神 的 性 栴 を 有 す る 先 王 の 死 一 一 お そ ら く 殺 害 刈8一ー を 媒 介 と し 、 こ の 肉 あ る い は 骨 を か じ り 、 あ る い は 単 に 亡 骸 と 添 い 寝 す る こ と で 穀 神 的'1"

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桝を受け縦ぎ

* 1 9

、新王として誕生するという

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位継ポ儀礼が存布し、これが穀神殺;tf;とい うかたちで神話的に表現されたと考えられなくはないからであるo またこの場介、このよ うにして川¥'[を受け継いだ Eも、いつの日か次代の‑Eにこの穀神の震を譲渡しなければな らず、従って、 E 1¥'{とともに「一人前」の人間としての死すべき運命をも継承したことに なろうo

ハイヌヴェレ司!神話とウケモチ ・オ ホ ゲ ツ ヒ メ 神 話 を 比 較 し て 明 ら か に な る 第一二の走異 は、 ö 己中c,NJ 話 ~1 では、スサノヲにせよウケモチにせよ、もはや決して殺害行為の結果とし て 死 す べ き 人 間 に な っ た と は 諮 ら れ て い な い と い う こ と、 つ ま り 物語の未完結性である

* 2 0

。 ハ イ ヌ ヴ ェ レ 神 話 に お い て は 男 性 主 人 公 た ち は 死 す べ き 人 間 に な っ たo ぞれに対して、

まず[J

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本乃紀』のツクヨミはアマテラスの怒りをかつて

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になった後、ほとんど神話rl.l から?をを消すのである。この物語の要素があまりに単純であるために、この月になるとい

うことの,む│沫を解釈するのは傾めて[*1難である。いずれにせよ、ウケモチの殺寓の後人間 になっていないということだけは碓‑かであるo これに関連して、明一郎は、本屑宣長説を づ│き

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しながら、ツクヨミをスサノヲと同‑神であるとしている

* 2 1

。従って、以下 ではスサノヲ神話をr

J心に考察を進めよう。[J古事記』のスサノヲはオホゲツヒメの殺害 の後山雲に下る。このことは確かにスサノオの精'霊から人間への変符を象徴しているよう にも思われるo しかしそこで物語は完結しないo ス サ ノ ヲ は さ ら に 、 出 雲 で 八 俣 大 蛇 を 殺

しそのrjJから現 れ た 革 薙 の 剣 を ア マ テ ラ ス に 献 │二するため再び高天原に上るのである。さ らにそれどころか、スサノ ヲの物語は、彼が恨の同で、彼を訪れてきた弱々しいオホナム ヂ(オオクニヌシ)を立派な戦士にして草原中間へと送り

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すところまで続くのであるD

このオホナムヂにも視野を広げれば、彼もまた死と fl}fl~ を何度も繰り返している o

このぷ完結性は、多伎な観点から滋l味づけることができょうo この未完結刊は、スサノ ヲがオホゲツヒメの殺

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によっても人間になり切ることなく、、

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に閉まっている ということを意味するのかもしれないo 先に似定したように、もしみ;米、単一!J‑-tJS 殺~I/ I 的 存花の死を契機として

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となるという神話が作配していたのだとすると、このぷ完結ド

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は、

この単-~-を死すべき人間からイサヒの、ドネ111 的作点へと界桝させるために後から}j ll えられた 構成なのかもしれないo この新たな構成がすでに

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壬系神話の竹内で,/:じていたのか、そ

れとも、記紀神話の体系内にこれが包渋される際に fl~_ じたのかという rgJ 題については、千 円Jjな万人が多いため、ここでは判断を問えなければならないだろう。

あるいは、この未完成性は、このいわゆる山室系神話を、天皇家のネ11"lr行体系と

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産税する た め の 辿 結 器 の 役 割 を 果 た し て い る と も と れ る 。 大 林 に よ れ ば 、 わ が11¥1(ごは、大隙にjよ / 分布する三機能体系(デュメジル)を ft: う神話が 51i! 紀頃 Ú~ 米したとされる o そして,1G 紀初11 話1¥1で は 、 こ の 三 機 能 は 、 ア マ テ ラ ス (

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権 ) 、 ス サ ノ ヲ ( 平 世 ) 、 オ ホ ク ニ ヌ シ (ノヒ戸王 将)によって担われているとされる*22。このミ機能体系を{ ドう神品の,

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lで 、 ア マ テ ラ ス が

1心的作

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立 を 占め る こ と は元 う まで も ないが、スサノヲ の 行動も ま た、ア マ テラス がtfl

!'I句作

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格するための前提ーを形成していることがわかる。すなわち、スサノヲは、ア マ テ ラ ス を 殺 宵 す る ()(科医FJ神 話 ) こ と で ア マ テ ラ ス を 高

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の主催仔として復れさせ、

ヤマタノヲロチの殺主によってこれを「半七}jJの象徴たる実IJとして復活させ、そしてオ ホ ゲ ツ ヒ メ を 「 生 産 」 機 能 に 対 応 す る 作 物 の 種 や 蚕 と し て 復 活 さ せ るo そして後:将は

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権 者 た る ア マ テ ラ ス に 帰 属 す る こ と に な る わ け で あ る か ら 、 ア マ テ ラ ス は 主 権 機 能 を 担 う と 同 時 に 、 つ の す べ て の 機 能 を 司 る 最 高 神 と も な る の で あ る 。 と す る と 、 ま さ に ス サ ノ ヲの行動は、アマテラスがこうして最終的に三機能を riJる長l白神となるために不I!Jうくなも のなのである*230 スサノヲが本米tH~ 系神話の I ドで殺害によって何かを午み IH すという収 餓 性 の 象 徴 た る 神 で あ っ た と す る と*24、 三 機 能 体 系 を 伴 う 天

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家 の 神 話 は 、 ス サ ノ ヲ の 持 つこの豊餓性を利用して、 二三機能の 11:: 当性を基従づけると同時に、 IB~ 系神品を n らの内 に包渋したのかもしれないo そ の 際 、 種 々 の 神 的

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を殺害することで i機 能 す べ て を 手に掌躍すべき存在は本来スサノヲ

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身 で あ る に も か か ら ず 、 こ の 殺 芹 行 為 に よ る す べ て の 所 産 を ア マ テ ラ ス に 移 譲 し て い る 点 は 、 ま さ に こ の 「 利 用 」 を 象 徴 し て い る よ う に 出 わ れるo い ず れ に せ よ 、 ス サ ノ ヲ が こ の 辿 結 誌 と し て の 役 割 を 果 た す た め に は 、 ス サ ノ ヲ は オホゲツヒメ殺害を中心とする穀物起源神話のユニットを超え tl~ て行動を「継続」しなけ ればならないo そ の た め に 、 ス サ ノ ヲ は 不 死 の 存 在 と な っ た の か も し れ な い 。 こ の よ う な 見方をするならば、米完結性の榊成が導入されたのは、 三機能体系ネ11'話のイム;tぐした

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降のことと考えら才もるだろうo

オホゲツヒメ ・ス サ ノ ヲ 神 話 の ぷ 完 結 性 に 関 す る 上 記ーてつの解釈は、決して[1~ いに X, J{j するものではないだろうo な ぜ な ら ば 、 も し ス サ ノ ヲ が 単 に ハ イ ヌ ヴ ェ レ 引 の 神 話 と f機 能 体 系 神 話 と を 結 合 す る た め に 利 則 さ れ た に す ぎ な い と す れ ば 、 三j交の殺害行為の後にス サ ノ ヲ に 死 す べ き 運 命 が 下 る と い っ た 形 で 、 本 来 の ス ト ー リ ー が 残

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していてもよさそう

であるにもかかわらず、この殺宗行為の後でさえなおスサノヲはイミタヒの半神的存布に留ま っているからである。

こ こ で 一 旦 、 儀 式 の レ ベ ル に 話 を 戻 し 、 通 過 儀 礼 の 進 行 過 程 を 比 較 し て み よ う 。 縄 文 H与

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