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特   約

9   携行品補償特約

第1条(用語の定義)

この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。

(50 音順)

用  語 定  義

け 携行品 被保険者が日本国内において携行中の動産をいい、次の①〜⑦の物を 含みません。

 ①  船舶(注)、航空機、自動車、原動機付自転車、雪上オートバイ、

ゴーカートおよびこれらの付属品

 ②  自転車、ハングライダー、パラグライダー、サーフボード、ウィ ンドサーフィン、ラジコン模型およびこれらの付属品

 ③  義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡その他これらに準ずる物  ④  動物および植物

 ⑤  通貨、株券、手形その他の有価証券、印紙、切手その他これら に準ずる物

 ⑥  稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物  ⑦  磁気テープ、ディスク等の記録媒体に記録されているプログラ

ムおよびデータ

(注)ヨット、モーターボート、水上バイク、ボートおよびカヌーを 含みます。

そ 損害額 当会社が保険金を支払うべき損害の額をいいます。

ほ 保険価額 損害が生じた地および時における携行品の価額をいいます。

保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。

め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。

免責金額は被保険者の自己負担となります。

第2条(保険金を支払う場合)

⑴ 当会社は、携行品に生じた損害に対して、この特約に従い、保険金を支払います。

⑵ 携行品は、被保険者によって被保険者の居住の用に供される住宅(注)から一時的に持ち出された、

被保険者の所有する家財とします。

(注)敷地を含みます。

第3条(保険金を支払わない場合−その1)

当会社は、次の①〜⑪のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い ません。

① 次のア.〜エ.のいずれかに該当する者の故意または重大な過失 ア.保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注1)

イ.ア.に定める者の法定代理人

ウ.ア.に定める者の業務に従事中の使用人

エ.ア.に定める者の父母、配偶者または子。ただし、被保険者または保険金を受け取るべき者 に保険金を取得させる目的であった場合に限ります。

② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 動(注2)

③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波

④ 台風、暴風雨、豪雨等による洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ等の水災

⑤ 核燃料物質(注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、爆発性そ の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故

⑥ ⑤に規定した以外の放射線照射または放射能汚染

⑦ ②〜⑥の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故

⑧ 差押え、収用、没収、破壊など国または公共団体の公権力の行使。ただし、消防または避難に 必要な処置として行われた場合を除きます。

⑨ 紛失

⑩ 詐欺または横領

⑪ 修理、清掃等の作業中における作業上の過失または技術の拙劣。ただし、これらの事由によっ て火災または破裂・爆発が発生した場合を除きます。

(注1)これらの者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関 をいいます。

(注2)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。

(注3)使用済燃料を含みます。

(注4)原子核分裂生成物を含みます。

―  B −41 ―

第4条(保険金を支払わない場合−その2)

当会社は、次の①〜③のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。

① 携行品に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然の消耗

② 故障損害(注1)

③ 加工(注2)を施した場合、加工(注2)着手後に生じた損害

(注1)偶然な外来の事故に直接起因しない携行品の電気的または機械的損害をいいます。

(注2)修理を除きます。

第5条(被保険者の範囲)

この特約における被保険者は、普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する 記名被保険者とします。

第6条(損害額の決定)

⑴ 損害額は、保険価額によって定めます。

⑵ 携行品の損傷を修理することができる場合には、次の算式によって算出した額を損害額とします。

損害額 = 次条に定める修理費第8条(費用)に定める費用

− 修理に際し部分品を交換したために携行 品全体として価額の増加を生じた場合

は、その増加額 − 修理に伴って生じた残存物があるときは、そ の価額

⑶ 第8条(費用)に定める費用のみを保険契約者または被保険者が負担した場合は、その費用を損 害額とします。

⑷ 携行品が一組または一対のものからなる場合において、その一部に損害が生じたときは、その損 害が携行品全体の価値に及ぼす影響を考慮し、⑴〜⑶の規定により損害額を決定します。

第7条(修理費)

前条の修理費とは、損害が生じた地および時において、携行品を事故発生直前の状態に復旧するた めに必要な修理費をいいます。この場合、携行品の復旧に際して、当会社が、部分品の補修が可能で あり、かつ、その部分品の交換による修理費が補修による修理費を超えると認めたときは、その部分 品の修理費は補修による修理費とします。

第8条(費用)

第6条(損害額の決定)の費用とは、保険契約者または被保険者が支出した次の①〜③の費用(注)

をいいます。

① 普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡 大の防止のために必要または有益であった費用

② 普通保険約款第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をする ために要した費用

③ 盗難にあった携行品を引き取るために必要であった費用

(注)収入の喪失を含みません。

第9条(支払保険金の計算)

1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。ただし、

保険金額を限度とし、保険金額が保険価額を超えるときは、保険価額を限度とします。

保険金の額 = 第6条(損害額の決定)の損害額免責金額損害額のうち、回収金おいて、回収金(注)の額が免責金額を超(注)がある場合に 過するときは、その超過額

(注)第三者が負担すべき金額で被保険者のために既に回収されたものをいいます。

第 10 条(現物による支払)

当会社は、携行品の損害の全部または一部に対して、修理または代品の交付をもって保険金の支払 に代えることができます。

第 11 条(被害物についての当会社の権利)

⑴ 当会社が携行品に生じた損害に対して保険金を支払った場合であっても、携行品について被保険 者が有する権利は当会社に移転しません。

⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が携行品について被保険者が有する所有権その他の物権を取得す る旨の意思を表示し、携行品に生じた損害に対して保険金を支払った場合は、当会社は、保険金の 保険価額に対する割合によって、被保険者が携行品について有する所有権その他の物権を取得しま す。

第 12 条(盗難にあった携行品の返還)

当会社が携行品の盗難によって生じた損害に対して保険金を支払った日の翌日から起算して 60 日 以内に携行品が発見された場合は、被保険者は、既に受け取った保険金を当会社に払い戻して、その 返還を受けることができます。この場合、発見されるまでの間に携行品に生じた損害に対して保険金 を請求することができます。

第 13 条(運転者の年齢に関する特約の不適用)

この特約の適用においては、当会社は、運転者の年齢に関する特約の規定は適用しません。

第 14 条(準用規定)

この特約に規定しない事項については、この特約に反しないかぎり、普通保険約款第5章基本条項 の規定を準用します。この場合において、同条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み 替えるものとします。

規  定 読み替え対象の字句

第 20 条(事故発生時の義務)④・⑤ 被保険自動車 → 携行品 第 22 条(他の保険契約等がある場合の

保険金の支払額)⑵ ③ 第4章車両条項 → 携行品補償特約 第 23 条(保険金の請求) 第4章車両条項 → 携行品補償特約 第 29 条(代位)⑶ 車両損害 → 携行品損害

:  リサイクル部品使用特約

第1条(用語の定義)

この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。

(50 音順)

用  語 定  義

こ 国産自動車 日本国内で製造され、かつ、主務大臣の指定がなされている型式の自 動車をいい、日本の自動車メーカーによって日本国内で製造された輸 出向けの自動車で、日本国外に輸出された後、日本国内に持ち込まれ た自動車を含みます。

ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。

よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、

自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま す。

(注)車両番号標および標識番号標を含みます。

第2条(この特約の適用条件)

この特約は、次の①〜③に定める条件をいずれも満たしている場合で、かつ、保険証券にこの特約 を適用する旨記載されているときに適用されます。

① 被保険自動車の用途車種が、次のア.〜キ.のいずれかであること。ただし、被保険自動車の 自動車検査証記載の用途が特種用途である場合を除きます。

ア.自家用普通乗用車 イ.自家用小型乗用車

ウ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下)

エ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下)

オ.自家用軽四輪乗用車 カ.自家用小型貨物車 キ.自家用軽四輪貨物車

② 被保険自動車が国産自動車であること。

③ 被保険自動車に普通保険約款第4章車両条項の適用があること。

第3条(リサイクル部品の使用)

⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第8条(修理費)にいう「被保険自動 車を事故発生直前の状態に復旧するために必要な修理費」のうち、部分品の交換による修理費につ いては、その部分品がリサイクル部品(注)である場合の価格によって定めます。

(注)中古の部分品をいい、再生の部分品を含みます。

⑵ 当会社は、修理のために入庫した修理工場が必要とするリサイクル部品(注)を入手できない場 合で、当会社によるあっせんによって、普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)

②の事故通知を当会社が受領した日またはその修理工場へ入庫した日のいずれか遅い日の翌日から

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