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「対個人サービス」が 1,105人と過半をしめ ている。次いで、「農 林水産業」(332人)、

「運輸」(138人)の

順となっている。

3.4.3 粗付加価値誘発額

◆平成17年の新潟県表の雇用表による労働投入係数、柏崎地域表による粗付加価値係数を それぞれ生産誘発額に乗じ、粗付加価値誘発額を求めた

粗付加価値誘発額とは…

新規の需要の発生によって生産が誘発され、それに伴い誘発された粗付加価値額

柏崎地域の観光消費

(164.4億円)が生み 出す付加価値効果は、

90.9億円であった。

これは、柏崎地域産業 連関表で推計した域内 総生産(GRP)4,352億 円の2.1%に相当する

「対個人サービス」が 35.3億円と最も高く、

4割弱であった。次い

で、「飲食料品」(8.6

億円)、「運輸」(8.0

億円)、「電力・ガ

ス・熱供給」(6.1億

参考:他地域の観光経済波及効果(付加価値)のGRPに占める割合

51

資料:京都市「平成16年京都市観光経済波及効果」

北海道「消費と経済効果 第5回北海道観光産業経済効果調査」

観光庁HP「経済波及効果」

新潟県「県内観光地の経済波及効果等に関する調査結果」

福島県「アナリーゼふくしま No.18 県内での旅行・観光消費がもたらす経済波及効果」

茨城県「観光消費が本県にもたらす経済波及効果分析」

◆柏崎地域の付加価値額のGRPに占める割合は2.1%であるが、

新潟県全体を下回った。

◆一方で、福島県や茨城県を上回っている。

3.4.4 柏崎地域の観光経済波及額

◆柏崎地域の観光消費164.4億円が生み出す波及効果は、

消費総額164.4億円と生産誘発額185.6億円を合わせた、計350億円と推計される。

◆産業別で波及額をみると、旅行・観光に直接関連する、

「対個人サービス」(160.3億円)、「運輸」(43.2億円)の順であった。

◆一方で、その2項目に次いで、「飲食料品」(39.8億円)、「農林水産業」(25.8億円)、

「電力・ガス・熱供給」(13.3億円)、「対事業所サービス」(9.6億円)、「水道・廃棄物処理」

(8.4億円)の順となっており、幅広い産業に対して、観光が影響を与えていることがわかる。

3.4.5 算出結果

53

観光庁の旅行・観光 サテライト勘定

新潟県産業連関表 の雇用表

本業務の柏崎地域産業連関表

本アンケート回答者の 観光消費額 907万2,616円 観光客数

観光消費額合計 計164億4,092万

3,622円

付加価値係数 本業務の観光消費額調査

生産誘発額

計185億5,651万2,702円

就業者誘発数

2,078人 粗付加価値誘発額

90億9,287万6,275円 逆行列係数(移輸入控除)

労働投入係数 観光消費支出割合

一人当たり観光消費額 3,936円

本業務で作成した 主要なデータ 分析に使用する

想定データ 経済波及効果

の算定結果

3.4.6 観光入込500万人を達成した場合の経済波及効果推計結果

◆柏崎地域観光振興戦略ビジョンに示された平成30年度の観光入込客数500 万人を達成した場合の経済波及効果についても推計した

消費総額(A)

(億円)

生産誘発額

(億円)(B)

波及効果計

(A+B)

(億円)

粗付加価値

(億円)誘発額

就業者誘発数

(人)

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