5 原則3:社会的適切さ
社会的に適切な医療・ケアの提供
自分たちが行う医療・ケアを、社会全体を 見渡す視点に立って、適切かどうかチェックする
人的物的資源の配分が公平なこと
制度(社会化されたケア)の適切な利用
社会保障としての医療・介護をどれほど厚くするか
⇒ 社会のあり方の選択の問題
法や制度やガイドラインのなかで矛盾がないこと
6
現代の意思決定
自己決定共同決定
コミュニケーションを重視
医療・
ケアチーム
本人
|
家族 説 明
説 明
合 意
情報共有-合意モデル(相互参加型)
最善についての 標準的判断 evidence-based
人生計画・価値判 断・選好の理由
最善についての個
別化した判断 Informed consent 生物学的(biological) 物語り的な(biographical)
narrative
(清水)
生命の二重の見方
生命
(清水)
物語られるいのち ナラティブ(narrative) 人々との関わりで形成
生物学的な生命 数値データ、evidence
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生命の二重の見方
生命
(清水)
物語られるいのち ナラティブ(narrative) 人々との関わりで形成
生物学的な生命 数値データ、evidence
価値観・人生観・
死生観を反映
個別で多様 本人らしさ・QOL
を決める
生物学的な 生命の価値 を決める
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生命の二重性の意味
本人の最善を生物学的な状態だけで 判断することはできない
人生という物語りへの視点
*医学は生物学的生命に注目するが、治療とケアの方針 決定は、物語られるいのちを核として考えましょう!
⇒唯一の「正しい」選択というものは無い
意思決定のために必要なこと 本人にとっての最善を探ること
• 本人にとっての最善をどう知ろうとするか?
• 本人像・物語りにどう迫るか?
大切にしてきたことは?
どんな人生を送ってきたか? 考え方?
家族は? などなど・・・
本人&家族とスタッフ間の
コミュニケーションのプロセスにおいて探る
(石垣)
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7 何が「良い」意思決定か
確信がもてないとき 家族ら&スタッフのコミュニケ ーションのプロセスにおいて、
本人にとっての最善をめぐって 一緒に考え悩むことが 決定の倫理的妥当性を担保
まとめ
倫理的な行為&意思決定は、倫理的姿勢が 基本
倫理原則<人間尊重>、<与益>、<社会 的適切さ>は、医療・ケアスタッフの本来的な 倫理的姿勢から
情報共有=合意モデルで本人の最善を探り つつ意思決定へ ⇒ 本人の意思の尊重
ポイントはより良いコミュニケーション
患者の最善をめぐって一緒に考え悩むことが 意思決定の倫理的妥当性を担保