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情報化の動向

ドキュメント内 立川市第2次情報化計画 (ページ 30-41)

第5章 資料編

1 情報化の動向

(1) 国の取組

国の情報化の取組としては、ITの国家的な戦略と定めた『高度情報通信ネットワーク 社会形成基本法(IT基本法)』が平成 12(2000)年 11 月に制定(平成 13(2001)年 1 月施行)され、内閣総理大臣を本部長と するIT戦略本部のリーダーシップのもと、日本 を 5 年以内に世界最先端のIT国家にすることを目標にIT革命への本格的な取組を開 始しました。

平成 13(2001)年 1 月にIT戦略本部は「我が国が 5 年以内に世界最先端のIT国家 となる」ことを目標とした『e-Japan戦略』を策定し、ブロードバンド※ 26等のIT基盤の整備な どを推進しました。平成 15(2003)年 7月には『e-Japan戦略Ⅱ』を策定し、医療、行政 サービス等の7分野でITの利活用に向けた先導的な取組を推進し、電子政府・電子自 治体は、いずれの戦略においても重点分野の1つとして位置付けられ、『e-Japan戦略』

では平成 15(2003)年度までに「電子情報を紙情報と同等に扱う行政を実現」すること を 、 また 、『 e-Japan 戦 略Ⅱ 』 では 「 重複投 資 は徹 底 排除 、行 政 の透 明 性を 高 め、 民 の 参画を促進」することを目標としました。

これらのIT戦略を受け、総務省においても、平成 13(2001)年 10 月に『電子政府・

電子自治体推進プログラム』を、平成 15(2003)年 8 月に『電子自治体推進指針』を策 定 し 、 電子 自治 体の 基 盤整 備、 行政 サー ビス の向 上、 行政 の 効率 化、 地域 の課 題 解 決、情報 セキュ リティの確保 に向 けた各 種の施策 を講 じてきま した。その結果 、 各団体 におけるIT基盤であるホームページや庁内 LAN※6、また、LGWAN※7や住民基本台帳 ネットワーク、公的個人認証などの全国的な電子自治体の基盤が整備されるとともに、

CIO※ 2の任命や電子自治体推進計画等の策定などの庁内推進体制が強化されてきま した。また、多くの団 体で電 子申請、 電子 入札な どの行政 サービスのオ ンライン化 が実 現し、共同アウトソーシングによる業務・システムの効率化に向けた取組も全国的に展開 されました。

平成 18(2006)年、IT戦略本部は、新たなIT国家戦略として『IT新改革戦略-いつで も、どこでも、だれでも ITの恩恵 を実感で きる社会の実現 -』を定め、電 子行政 に ついて は、「世界一便利で効率的な電子行政-オンライン申請率 50%達成や小さくて効率的 な政府の実現-」を図ることが目標とされました。総務省では、これらの戦略・計画を踏ま え 、 平 成 18 ( 2006 ) 年 7 月 に 『 電 子 自 治 体 オ ン ラ イ ン 利 用 促 進 指 針 』 を 、 平 成 19

(2007)年3月には『新電子自治体推進指針』を策定し、地方公共団体におけるオンラ

イン利用促進に取り組みました。また、平成20(2008)年8 月には『地方公共団体にお けるICT部門の業務継続計画(BCP)※13策定に関するガイドライン』を公表するなど、情 報セキュリティ対策の強化にも取り組みました。

(出典:総務省サイト)

図8 : 電子政府の取組の経過

平成22(2010)年 5 月、IT戦略本部は『新たな情報通信技術戦略』を公表し、新た な国民主権の社会を確立するための重点戦略(3本柱)と目標を設定しました。同戦略 の中で「国民本位の電子行政の実現 」が1つの柱とされ、その具体的取組として、自治 体クラウド※ 18による情報システムの 統合・ 集約化が位置づけられま した。自治体ク ラウド の導入は行政コス トの大幅な圧 縮、実質 的な業務の標準化 の進展等が図られる ととも に、災害時の業務継続も図られることから有効な取組であり、総務省においては、平成 22(2010)年 4 月に地方公共団体が ASP※1・SaaS※9を導入する際に留意すべき点等 をとりまとめたガイドラインの公表や、平成 21(2009)年~22(2010)年に自治体クラウド 開発実証事業を実施しました。

また、平成 22(2010)年 7 月末には自治体クラウドを総合的かつ迅速に展開するた め、総務大臣を本部長とする『自治体ク ラウド推進本部』を設置 し、自治体クラウ ドの全 国展開に向けた具体的な検討を行いました。その後、平成25(2013)年2 月には地域 の元気創造本部を発足させ、その中でクラウド※14を活用した官民通じた業務の効率化を 目指しています。

平成 23(2011)年度からは、地方公共団体における円滑な自治体クラウド導入を支 援するため、複数の地方公共団体による情報システムの集約と共同利用に向けた取組 に対して特別交付税措置を講じることとしました。

また、平成 23(2011)年 3 月に発生した東日本大震災を受けて、平成 24(2012)年 1 月から『災害に強い電子自治体に関する研究会』を開催し、大災害が発生した場合の 地方公共団体の業務継続及び住民へのサービス提供の観点から検討を行い、平成 25

(2013)年 5 月に『地方自治体におけるICT部門の業務継続計画(ICT-BCP)※13初動 版サンプル』ほかを公表しました。

平成 25(2013)年 5 月には『行政手続における特定の個人を識別するための番号の 利用等に関する法律』等(社会保障・税番号制度※20)が成立しました。また、政府の新た なIT戦略として、平成25(2013)年6 月に『世界最先端IT国家創造宣言』が閣議決定 され、地方公共団体の具体的な取組として、自治体クラウドについて、今後 4 年間を集 中取組期間と位置づけ、番号制度の導入とあわせて共通化・標準化を行いつつ、地方 公共団体における取組を加速するとされ、『経済財政運営と改革の基本方針~脱デフ レ・経済再生~』(平成25(2013)年6 月閣議決定)においても、自治体クラウドの取組 を加速させることとしました。

総務省では、これらの戦略等を受けて 7 年ぶりに電子自治体推進指針である『電子 自治体の取組みを加速するための10の指針』(平成 26(2014)年 3 月)を策定しました。

これまでの指針がICTの進展や動向等について広く地方公共団体に情報提供すること を目的の一つとしていたのに対し、『電子自治体の取組みを加速するための10の指針』

は、『世界最先端IT国家創造宣言』を踏まえた番号制度の導入にあわせた自治体クラ ウド導入の加速を最優先課題と位置づけ、行政情報システムの改革に関して地方公共

団体に期待される具体的な取組を提示することに重点を置きました。

(出典:総務省サイト)

図9 : 我が国のIT戦略と電子自治体の展開

(2) 東京都の取組

東京都の情報化の取組としては、平成 13(2001)年 3 月策定の『電子都庁推進計 画』及びその後の取組等により、基幹システムの構築とともに、ネットワーク等の情報イン フラの整備を進め、都民サービスから内部事務まであらゆる分野における業務でIT化を 図ってきました。現在、IT化のステージとしては電子計算機の導入の第一段階を終え、

業務のIT化の第二段階の取組が一巡し、組織全体として業務と情報システムの最適化 が課題となる第三段階を迎えています。

この段階に掲げる最適化では、組織の枠組みを越えた組織横断的な視点で業務・情 報システムのあり方を見直し、ITと業務改善が一体となったスリムで効率的な行政を目 指し、平成 19(2007)年 9 月に策定した『今後のIT化取組方針』に基づき、平成 19

(2007)年度から平成 20(2008)年度にかけてシステム総点検を実施し、IT中央管理 部門と局が連携して業務・情報システムの見直しを進めてきました。

現在は、平成 22(2010)年 9 月に策定した『業務・情報システム最適化計画』に基づ き、これらの取組とシステムごとの改善の方向性をまとめ、IT化を進めています。

(3) インターネットの普及状況、端末の状況

インターネット利用者数は年々増加しており、総務省の通信利用動向調査による と、

平成25(2013)年末の6 歳以上の個人におけるインターネット利用者数は 1 億44 万 人(対前年比 392 万人増)、人口普及率 82.8%(対前年比 3.3 ポイント増)となりました。

初めて1 億人、人口の8 割を越える数字となり、インターネットは国民生活に大きく普及 しているといえます。年齢階層別では、13~59 歳のインターネット利用率が 9 割を超え ており、50~69 歳の利用が拡大傾向にあります。

(出典:総務省 平成25年通信利用動向調査)

図10 : インターネット利用者数及び人口普及率の推移(個人)

(出典:総務省 平成25年通信利用動向調査)

図11 : 年齢階層別インターネット普及率

個 人 が イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 す る 際 に 使 用 す る 端 末 ( パ ソ コ ン や 携 帯 電 話 等 ) は 、 パ ソ コ ン が 86.3 % 、 ス マ ー ト フ ォ ン が 42.4 % 、 携 帯 電 話 が 24.5 % 、 タ ブ レ ッ ト 型 端 末 が 12.4 % と な っ て い ま す 。 比 率 と し て は パ ソ コ ン の 利 用 が 多 い も の の 、 若 い 世 代 を 中 心 に 、 携 帯 電 話 に 代 わ り 、 ス マー ト フ ォンやタブレット型端 末 と い っ た 新 し い 端 末 の 利 用 が 伸 び て お り 、 普 及 が 進 ん で い る こ と が 見 ら れ ま す。

(出典:総務省 平成25年通信利用動向調査)

図12 : 端末別インターネット利用率(個人)

(出典:総務省 平成25年通信利用動向調査)

図13 : 主要情報通信機器の普及状況

(出典:総務省 平成25年通信利用動向調査)

図14 : 世代別インターネットの利用の状況

ドキュメント内 立川市第2次情報化計画 (ページ 30-41)

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