第 6 章 性能試験
6.3 性能試験方法
6
性 能 試 験
6.3 性能試験方法
以下の試験項目について説明します。
・ 動作周波数
・ 入力レベル
・ パターン
・ エラー検出
6.3.1 動作周波数範囲
(1) 規格
表6.3.1-1 規格 形名 オプション
x01 規格
MP1862A 無し 4~28.1 GHz
有り 4~32.1 GHz
(2) 接続
MP1861A,MU183020A (MU183020A-x01,x22/x23,x30), 本 器 , MU183040A/B (MU183040A/B-x01,x20),MU181000A/B を使用した 接続例を図6.3.1-1に示します。
接続前にサンプリングオシロスコープにて,MP1861A の出力信号が適正周 波数およびレベルであることを確認してください。
本器 信号発生器
Ext Clk Input
Data Input 1/2 Data Output Clk Output1/2
Ext Clk Input Data Input 1/2 Clk Output
Data Output1/2 MP1800A
MU183020A
MU181000A MU183040B
Data Output 1/2 Ext Clock Input
Ext Clock Input Data Input 1/2 Clock Output
MP1861A
MP1862A
32G Data x 2
Clock Output
図6.3.1-1 モジュール間接続例
(3) 手順
1. 図6.3.1-1のように,各測定器のケーブルを接続します。
2. MP1800Aと本器を接続し,電源をONにします。
MP1800Aと各測定器は電源をONにして,ウォーミングアップを行いま
3. MU183020A,およびMU183040B の Misc2 タブの [Combination Setting] を押して,2ch Combination を選択します。また,[Clock Setting] の [Output Clock Rate] でFullrateを選択します。
4. MP1861AのData信号出力振幅を500 mVp-p,オフセット (Vth) を 0 V,MU183020Aにて試験パターンをPRBS 31,マーク率を1/2に設 定します。MU183040Bの試験パターンも同様に設定し,MU183040B のData1,2のAuto Adjustを実行します。
5. MP1861AとMU183020Aの信号出力をONにして,信号を出力させ ます。
6. 本器の位相,スレッショルド値を最適値に調整します。
(オートサーチ機能を使用してください)
7. MU183040Bでエラーが検出されないことを確認します。
8. 動作周波数を可変させ,手順6,7を繰り返し動作周波数規格範囲内で エラーが生じていないことを確認します。
6.3 性能試験方法
6
性 能 試 験
6.3.2 入力レベル
(1) 規格
表6.3.2-1 規格
形名 規格
MP1862A Data Input XData Input
入力振幅:0.125~1.0 Vp-p スレッショルド電圧:–3.5~+3.3 V (2) 接続
機器の接続方法は図6.3.1-1を参考にしてください。
(3) 手順
1. 6.3.1項の手順 (2) (3) と同様に機器を接続し,設定します。
2. MP1861Aの出力レベル,本器のスレッショルド電圧を表6.3.2-2のとお りに設定し,MP1861Aの出力をON,MP1800Aの [Start] キーを押 します。
必要に応じて位相を調整し,エラーが発生しないことを確認します。
表6.3.2-2 MP1862A実装時の入力レベル試験設定内容
MP1861A MP1862A
No. 終端 振幅 [Vp-p] オフセット (Vth)[V] 終端 スレッショルド電圧 [V]
1 GND 1.0 –2.500 GND –2.500
2 0.25* –1.127 –1.127
3 0.25* +1.528 +1.528
4 1.0 +2.800 +2.800
*: 振幅0.25 Vp-pの信号は,MP1861Aの設定を0.5 Vp-pにし,精密固定減 衰器6 dB (標準添付部品 41V-6) を使用してください。
注:
終端条件を変更する場合は,必ず以下の順番でMP1861Aおよ び本器を設定してください。
設定順,終端条件の違いによっては,両器に損傷を与える場合 があります。
(1) MP1861Aの出力をOFFにします。
(2) 本器の終端条件をGNDに設定します。
(3) MP1861Aの終端条件を変更します。
(4) 本器の終端条件をMP1861Aと同じ条件に設定します。
3. Data入力のケーブルを外し,XData入力にケーブルを接続しな おします。
本器の Input の画面で Input Condition を Single-Ended,
XDataに設定して,手順2.と同様以下のレベルに設定し,エラー
が発生しないことを確認します。
6.3.3 パターン
(1) 規格
・ PRBSパターン
・ Zero Substitutionパターン (2) 接続
機器の接続方法は図6.3.1-1を参考にしてください。
(3) 手順
1. 6.3.1項の手順 (2) (3) と同様に機器を接続し,設定します。
2. MP1861Aの出力をON,本器の [Start] を押します。
必要に応じて位相を調整し,エラーが発生しないことを確認します。
3. MU183020A,MU183040A/B 双方の試験パターンを,PRBS パター ン長を2n–1,n = 7,9,10,11,15,20,23,31と変え,エラーが発生し ないことを確認します。
4. MU183020A , MU183040A/B の 双 方 の 試 験 パ タ ー ン を Zero-Substitutionに変更し,Lengthを2n–1,n = 7,9,10,11,15, 20,23および2n,n = 7,9,10,11,15,20,23と変え,エラーが発生し ないことを確認します。
6.3 性能試験方法
6
性 能 試 験
6.3.4 エラー検出
(1) 規格
誤り率: 0.0000 × 10–16~1.0000 誤り個数: 0~1 × 1016
エラー・フリー・インターバル (EFI): 0.0000~100.0000%
エラー・インターバル (EI): 0~1×1016
クロック周波数: 8~64.2 GHz,確度:±(10 ppm + 1 kHz) (2) 接続
機器の接続方法は,図6.3.1-1を参考にしてください。
(3) 手順
1. 6.3.1項の手順 (2) (3) と同様に機器を接続し,設定します。
2. MU183020Aのビットレートを32.1 Gbit/sに設定し,MP1861Aの出力 をON,本器の [Start] を押します。
必要に応じて位相を調整し,エラーが発生しないことを確認します。
3. MU183020Aのエラー挿入機能をONにし,本器のResult画面のER 測定結果が,MU183020A のエラー挿入で設定している値になってい ることを確認します。
4. MU183020Aのエラー挿入をSingleに設定します (MU183020Aの Error Addition画面では,VariationをSingleに設定)。
また,MU183040A/B のMeasurement 画面のGatingで,Cycleを Single,測定時間を20秒に設定します。
5. 本 器 の [Start] を 押 し ,20 秒 間 の 測 定 が 行 わ れ て い る 間 に , MU183020Aのエラー挿入 [Single] を1回押します。
20秒間の測定終了後に次の結果となっていることを確認します。
誤り率 (ER): 1.0000E–12 誤り個数 (EC): 1.0000E–00
エラー・フリー・インターバル (%EFI): 99.9900%
エラー・インターバル (EI): 1