恋愛、結
・、個人的
@魅力
健康、養育 世代間行 ョと感情
内面形成 表面行動 内面形成 表面行動 内面形成 表面行動 内面形成 表面行動
図 3−1 生活的側面:個人性の構造
(1)高校生の結果
高校生272名の現在の課題を記入したカードは632枚であった。KJ法により小分類を 行い勉強、自分の性格、進路のこと、将来のこと、友達関係、など46の小グループに分 類し、第二三二4節の内的自己像と社会的自己像の8項目を基準として分類した。その結 果を「表3−4高校生にみる現在の課題」に示す。
表 3−4高校生にみる現在の課題
社会的役割 ライフスタイル 対人関係 生命をつなぐ
①能力の向上 ②学校、進路 ③生き方 ④活動 ⑤恋愛、結婚 ⑥社会的関心 ⑦健康、養育 ⑧世代間感情
項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 その他 合計
したい
勉強の 進路に 将来の 事があ 友達関 自分の 親に対
事 71 ついて 37 こと 36 る 14 恋 15 係 31 性格 41 して 10 がんば
成績が 大学進 自分の ってい 対人関 家族に
悪い 24 学 8 生き方 19 る 13 恋愛 15 係 12 身体 17 対して 9
何をし 先輩と
進級が 就職で たいの 自分の 異性の やりに 自覚症
心配 8 きるか 27 か 15 時間 9 友達 13 くい 1 状 7 学校で
希望の 自由が 他人が
資格取 仕事あ 具体的 できな 気にな
得 8 り 5 夢 9. ・い 5 結婚 4 る 7
格好の 今後の 男女・
頭悪い 3 状況 19 生活 7 趣味 1 性 3 顔 4
学校が
高校受 しんど 眠くな
験時 2 い 8 死 7 る 5
欲しい ものが
お金が 手に入
無い 37 らない 1 健康 2
大人に
なりた 過去の
部活 27 い 1 こと 1
部活詳 F
細 14
116 182 95 42 50 44 84 19 632
表3−4の8項目の合計数に基づいて、項目間で反応数に偏りがみられるかをZ2検定で 検討した。その結果、有意な偏りがみられた(κ2(7)=244.22、ρ〈.01)。ライアン法に よる多重比較の結果は ②〉①=③=⑦〉⑤=⑥=④〉⑧ であった。学校や進路の反応 数が最も大きく、次いで能力向上、生き方、健康や養育が同程度の割合であり、次いで恋 愛や結婚、社会的関心、活動、が同程度の割合で、世代間感情の反応数が最も少なかった。
このことは卒業後の就職や進学、自立した個人としての自分自身の内的成長、高校生活 の日常活動、という順に関心があり、親や家庭環境への関心は小さいと表現できる。
次に高校生にみる将来40歳の願望を示す。
表 3−5高校生にみる将来40歳の願望
社会的役割 ライフスタイル 対人関係 生命をつなぐ
①能力の向上 ②学校、進路 ③生き方 ④活動 ⑤恋愛、結婚 ⑥社会的関心 ⑦健康、養育 ⑧世代間感情
項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 その他 合計
忙しい ッどが ばっ トいる
17 仕事し トいる 27
ふつう フ、平 }な暮 轤オ
48 家を建 トてい
@る 25
結婚し トいた
@い
21 安全な
カ活 3
こども
ェいる 34 孫がい
@る
1 r
楽しく
vえる d事に ツきた
@い
17 職業が
セ確 23
幸せな 驍轤オ 39
自然の スいと アろに
Zむ
6 美人の ナさん 5
近所に
、らま
黷ネい
3 家族仲 ェいい 22
両親と 驍轤キ 1
人の為 ノ生き スい
6 安定し
ス職業 11
楽しい
驍轤オ 20 海外で 驍轤キ 3
かっこ
「い親
@父
4 安心杜
@会 3
良い親 する 8
何かを
ヌい求 ゚たい
2
成功し トいた
@い 6
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12 都会の
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自然環
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3 子供のウ育 5ベテラ
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1
年金を イ見て ュく
1
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6 別荘を
揩チ 1
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3 友達交
@流 2
高齢出
@産 1
お金持
@ち 42
楽して 驍轤キ 6
好きな
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@る
11 最大限
シする 3 健康 17
お金に
「らな
@い
21 家庭を
セるく 5 趣味を yしむ 9
専業主
@婦 1 元気 6
老後も ゥ由に 2
静かに 驍轤オ スい
5 高級 ヤ、犬 7
ガンで
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ス生活 5
空手、
^動 6 容貌 8
気楽に カきた
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5
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5
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4
平和な 驍轤オ 3
自由に 驍轤キ 5
〆 精神的
艪ニり 3 派手に 驍轤キ 5 一人暮
轤オ 3
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4
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2
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3
海外、
F宙旅
@行
3
生きる yしさ 3 時間に
艪ニり
.1
ケーキ 焼く
1
美味し
「もの 1
寝てい
スい
1
不便の
ウい生
@活
1
43 134 162 102 40 14 .106 2 603
表3−5の8項目の合計数に基づいて、項目間で反応数に偏りがみられるかをZ2検定で 検討した。その結果、有意な偏りがみられた(Z2(7)=318.91、 p<.01)。ライアン法に
よる多重比較の結果は ③〉②=⑦=④〉①=⑤〉⑥〉⑧ であった。生き方の反応数が 最も大きく、次いで仕事や学校、健康や養育、活動が同程度の割合であり、次いで能力向
上、恋愛や結婚が同程度の割合であり、次いで社会的関心、世代間感情の順に反応数が最 も少なかった。
このことは社会人になったら自分の価値観を優先し、仕事と収入があり、子育てや好き な事をして生きたいという関心が大きい。他方、向上心や他者との関係や自分が生かされ ているといった関心は小さいと表現できる。
(2)会社員の結果
会社員の現在の課題を記入したカードは324枚であった。現在の仕事、教育、健康、将 来の地位、自分自身のこと、など31グループに分類し、この小グループを高校生におけ る分類方針と統一し「表3−6会社員にみる現在の課題」に示す。
表 3−6 40歳会社員にみる現在の課題
社会的役割 ライフスタイル 対人関係 生命をつなぐ
①能力の向上 ②仕事 ③生き方 ④活動 ⑤恋愛、結婚 ⑥社会的関心 ⑦健康、養育 ⑧世代間感情 その他 合計
項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数
知識 2
現在の
d事 32 生き方 5 趣味 6
未達課
@題 1
日常の gラブ
mレ 4 子ども 6
親族関
@係 6
生活の
[実 6
将来の
d事 13
個人の
ヘ囲 22
住居購
@入 12 交際 4 養育 7
親の介
@護 16
職務能 ヘの向
@上 12
将来の
n位 22
親族の
ヘ囲 4
住居補
@修 3 結婚 7 教育 32
会社の
タ定 5
社会環
@境 3
夫婦関
@係 4
家庭一
@般 14
会社を
」れて フ職業
家庭個
@別 8
12 健康 30
経済的
タ定 14
老後の
え 12
20 110 34 21 16 4 97 22 324
表3−6の8項目の合計数に基づいて、項目間で反応数に偏りがみられるかをz2検定で 検討した。その結果、有意な偏りがみられた(κ2(7)=275.06、p<.01)。ライアン法に
よる多重比較の結果は ②=⑦〉③=⑧=④=①=⑤〉⑥ であった。仕事及び健康や養
育の反応数が最も大きく、社会的関心が最も少なかった。
このことは仕事や収入に直結することや、子育てに関心が大きく、能力の向上を含め自 己を意識したあらゆる範囲に関心を向けているが、他者との関係にたいする関心だけは小 さいと表現できる。
次に40歳会社員にみる65歳の願望を示す。
表 3−7 40歳会社員にみる65才の願望
社会的役割 ライフスタイル 対人関係 生命をつなぐ
①能力の向上 ・②仕事 ③生き方 ④活動 ⑤恋愛、結婚 ⑥社会的関心 ⑦健康、養育 ⑧世代間感情 その他 合計
項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数
妻と旅
能力を 平穏無 行した 孤立し 子ども 孫と遊
活かす 8 自営業 4 事 2 旅行 8 い 11 ない 2 の教育 2 ぶ 6 r
妻と共
趣味や 仕事を 国内旅 通の趣 友人を 元気で 子ども
才能 2 「したい 4 理念 8 行 5 味 7 持っ 7 いたい 6 と同居 5 二人で
収入の いるだ
資格取 ある仕 海外旅 けでい 健康で 家族と
得 3 事 5 楽しく 2 行 6 い 6 いたい 8 交流 10
適度な 健康に 迷惑を
研究す 軽い仕 のんび 自由な 暮らし かけな
る 4 事 5 り 3 時間 4 たい 4 い 2
何かを
探求す ボラン 無理な 趣味を して健 家族と
る 4 テイア 5 く 3 楽しむ 9 康 8 も健康 5
自分史 地域の 豊かに 趣味を 両親の
を書く 2 活動 5 暮らす 3 持っ 14 世話 2
地域に
貢献す 年金で
る 10 暮らす 3 映画 3
ゆとりあ る経済
力 7 音楽 6
借金が
無い 5 読書 6 仕事し
ない 4 運動 2
心配や 菜園、
苦労が 土いじ
無い 7 り 8
趣味に 温泉や
投じる 4 リゾート 6 自然の
中 3
田舎暮 轤オ 7 一戸建
@て 8
海外暮
@らし 5
23 38 51 100 24 9 28 30 303
表3−7の8項目の合計数に基づいて、項目間で反応数に偏りがみられるかをz2検定で 検討した。その結果、有意な偏りがみられた(z2(7)=143.60、 p〈.01)。ライアン法に
よる多重比較の結果は ④〉③=②=⑧=⑦=⑤=①=⑥ ; ③=②=⑧=⑦〉⑤=
① 、③=②=⑧=⑦〉⑥ であった。活動の反応数が最:も大きく、能力向上、社会的関 心が少なかった。
このことは趣味やライフワークなど自分にとって意味があるかということが40歳会社 員の25年後の願望として重要な関心であり、その他に関する関心は同程度であると表現
できる。
次に「40歳会社員にみる75歳の願望を示す。
表 3−8 40才会社員にみる75歳の願望
社会的役割 ライフスタイル 対人関係 生命をつなぐ その他
①能力の向上 ②仕事 ③生き方 ④活動 ⑤恋愛、結婚 ⑥社会的関心 ⑦健康、養育 ⑧世代間感情 合計
項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数 項目 数
妻と旅
能力を 平穏無 行した 孤立し 子ども 孫と遊
活かす 2 自営業 事 2 旅行 2 い 2 ない 2 の教育 ぶ 2
妻と共
趣味や 仕事を 国内旅 通の趣 友人を 元気で 子ども
才能 したい 理念 3 行 1 味 1 持っ 4 いたい 2 と同居 8
二人で
収入の いるだ
資格取 ある仕 海外旅 けでい 健康で 家族と
得 事 1 楽しく 1 行 い 3 いたい 15 交流 6
適度な 健康に 迷惑を
研究す 軽い仕 のんび 自由な 暮らし かけな
る 1 事 り 5 時間 2 たい い 6
何かを
探求す ボラン 無理な 趣味を して健 家族と
る 3 テイア 1 く 楽しむ 6 康 6 も健康 3
自分史 地域の 豊かに 趣味を
を書く 1 活動. 2 暮らす 1 持っ
地域に
貢献す 年金で
る 1 暮らす 1 映画 1
ゆとりあ る経済
力 4 音楽
借金が
無い 読書 1
仕事し
ない 1 運動 1
心配や 菜園、
苦労が 土いじ
無い 2 り 3
趣味に 温泉や
投じる リゾート 2
自然の
中 1
田舎暮
らし 2
7 5 20 22 6 6 23 25 114
表3−8の8項目の合計数に基づいて、項目間で反応数に偏りがみられるかをz2検定で 検討した。その結果、有意な偏りがみられた(Z2(7)=39.26、 p〈.01)。ライアン法に よる多重比較の結果は8=⑦=④=③=①=⑤=⑥=② ;⑧〉①=⑤=⑥=②、⑦
〉⑤=⑥=②、④〉② であった。世代間感情の反応数が最も大きく社会的関心、仕事に ついては比較的関心が少なかった。
このことは40歳会社員の35年後の願望として、両親の介護や自分自身の介護を含む 老後や子供から孫へと続く家族のつながりが重要な関心であり、その他に関する関心は同 程度で、仕事など集団帰属の関心は最小であると表現できる。
(3)考察
現在の課題にっいて、高校生も40歳会社員も共通して関心が高いのは②「仕事、学校、
進路」のことである。当面の学校や会社での目標達成、課題解決、将来の仕事について考 えるのは当然であろう。また、高校生では①「能力向上」への関心が高く、会社員では⑦
「健康、養育」への関心が高い。これは、夫々の発達段階を考えれば当然であろう。25年 後の願望について、高校生も会社員も共通して関心が高いのは③「生活、生き方」であっ た。16歳の高校生はあらゆる可能性を秘めて、全身や全精神が、学校と高校生という環境 と行事の刺激を受けながら、未来に向かって急伸している様子が窺える。また、40歳頃に は、個人として、家庭の形成者として、明るく健康な活動をしたいと願っている印象を受
ける。
40歳の会社員の現実は自己と他者の関係で考察すると解かり良い。仕事や収入に直結す ることや、子育てに関心が大きく、能力の向上を含め自己を意識したあらゆる範囲に関心