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:彼を祭り上げる !

PUTTING HIM ON A PEDESTAL!

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 ずっと独身でいてデートをあまりしてこなかったり、自分に合わない 人とばかりとつき合っている事をずっと繰り返して来ていると、いざ、

素敵な人が目の前に表れたらその男性がとても素晴らしく見えてしまい ます。そうなると、私たち女性は、たまにファンタジーの世界に入って しまう場合があります。その男性の本来の姿を見るよりもその人の事を 過大評価してしまったりその人を奉りあげてしまったりします。初めて 会った男性でも直ぐに「この人だ!」と思ったり「素敵な人!」と第一 印象だけで、またはケミストリーだけで、相手を直ぐに判断してしまう 場合があります。これは、今回失敗リストに入れなかった「相手を直ぐ にジャッジしてしまう」という失敗に似ていますが、もっと最悪な事に 私たちは彼を祭り上げてしまう事で、恋愛の失敗をおかしてしまう準備 をしてしまうのです。きゃ〜!"

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 何故これが失敗を生み出す種になるかと言いますと彼の事をまだ良く 知らないのに、彼を過大評価してしまったり祭り上げてしまったりする 事でなぜか自分の評価を下げてしまう様になるのです。この問題が見え ますか?彼の立場や評価を上げながら「あら、私って目があるわ」とか

「私は相手選びが上手だわ」とポジティブな自己評価が出来る方は全然 これが問題になりません。そういう女性は素敵な恋愛が自然にできるの ですが、ほとんどの女性は相手の評価を上げたりすると、彼の事を異常 に祭り上げてしまって、自分の評価を異常に下げてしまう傾向がありま す。あなたはこれを経験した事がありますか?"

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 彼を祭り上げてしまう大きな問題は、自分を彼の立場より凄く下げて しまう事ですので、次の様な心理状態が働いてしまうのです:こんなに 素敵な人が私の事を好きなるはずがない、こんな運のいい事が私に起こ る訳がない、いつかこれも終ってしまうだろうな、本当の私の事を知っ たら嫌われるかも知れないと、こんなにネガティブな事が頭の中でぐる ぐる回ります。そうなるとあなたは彼と上手く行くだろうという自信が

どんどん消えてきて、更にあなたはどんどん弱い心理状態になります。

次第に彼を失うかもという不安に襲われたり彼に依存をしてしまったり、

ストーカーっぽい行動を起こしてしまう場合もあります。更に悪循環と して彼をどうにかコントロールできないかと企もうとします。無意識に 自分をこのような状態に持っていってしまう可能性があるのです。怖い 事に、自分ではなかなかこれに気がつかないものです。"

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 しかしこれは、本当の恋や恋愛ではありません。私たちはファンタジー の世界に入ってしまうとクレイジーになる場合がありますので、そうな らない様に最初から相手にのめり込まないで、直ぐにジャッジしないで、

彼を絶対に奉る事をしない様に心がけて下さい。誰かに最初合う時は、

必ず50−50の関係である事を忘れないで下さい。又、初めて誰かと会う

時は、お互いに探り合っている感じになりますので、持って欲しい心理 としては「この人はどんな人なんだろう」という事を考えながら彼の事 をもっと知ろうという考えになる事です。素敵〜!この人をどうしたら 魅了出来るかしら、どうしたら好きになってくれるかしらという心理で いると、弱い立場に自分をおいてしまい、彼を魅了するのが難しくなり

ます。"

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 男性を最初から祭り上げてしまうと、彼がこれから更に素敵な男性に なる為の成長や可能性をあなたが妨げてしまいます。何故なら、彼を祭 り上げた時点で、あなたは彼を王様の様にしてしまいます。あなたが彼 と接する度にその思考が行動や言葉に現れる様になりますので、次第に 彼はそれを信じてしまいます。そうなると、彼はあなたの愛を勝ち取る 為に何も努力をしなくなるのです。そうなってしまうと、あなたは最高 に素敵な恋愛になる可能性のあった恋愛を自ら壊してしまう事になりま す。これは取り返しのつかない失敗になる場合がほとんどです。"

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 ではその5:相手を祭り上げるという失敗を避ける為には、どうした らいいのでしょうか?ここで視点をちょっと変えてみて下さい。そして もう既に分かっている事を思い出して下さい。健康的でかつ素敵なリレー ションシップは、お互いが平等で、尊重し合う土台の元で成り立つもの

です。どちらかが相手を奉る事ではありません。相手を尊重・尊敬する のと相手を奉るのとは全然次元が違います。会ってまだ間もない人で、

良く知らない相手を奉る思考というのは、相手のありのままの姿を見て いるのではなく、なんの裏付けもなく相手を過大評価する事です。どち らかが上とか下の関係になると、いつか必ずどこかで摩擦が起きてしま い、そのリレーションシップに問題が起きてしまう確率が高くなります。

なので彼とあなたは平等の立場にいるという事を思い出して頂きたいと 思います。He is only human. He is the same as you (彼もただの人間。

あなたとまったく変わりません。平等です。)。"

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 すこし平等の話をしましょう。平等の立場というのはお互いが尊重し 合える、価値ある人間だという事ですが必ずしもお互いが同じ様な状況 にいるとは限りません。例にあげれば、彼がとても貧乏な家庭で育ち、

あなたはとても裕福な家で育ったとしましょう。育った環境が違っても お互いに人間として愛を受ける権利もあれば、与える権利もありますの で、身分が違ったとしても人間として平等であるという事は変わりませ ん。仮に彼がピアノを得意としているとしたらあなたも彼と同じ様に、

ピアノが得意じゃないと平等ではないという事ではありません。また、

彼がピアノがとても上手だからといって、あなたの上に立っている事で もありません。頭では分かっているとは思いますが、心にもこの事が、

ストンと入らなければ、どうしても彼を上に見てしまい自分を卑下して しまう可能性がありますのでご注意下さい。"

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 世の中、みんなユニークなのです。あなたも、あなたの隣の人も、私 も、皆どこかユニークな所があります。人にも素晴らしい所があれば、

自分にも素晴らしいものがあるのです。人間としてこの世に生まれたの は特別なのです。ミラクルの様なものです。ですので、人間として人を 尊重・尊敬する事は素晴らしい事です。私たちは自分が尊敬・尊重出来 る人と一緒にいたいと思うものです。でも最初からあまり良く知らない 人を何の裏付けもなく祭り上げてしまうと、相手がどんな人間なのかを 見る事も出来ません。とても残念な事です。彼が人間としてあなたより も勝っているとか、あなたのほうが立場が弱いという視点で物事を見て

しまうと、この失敗をおかしてしまう可能性がありますので、是非そこ を注意して頂きたいと思います。"

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 男性はチャレンジ(挑戦)されるのが好きです。なにかのチャレンジ があると、ワクワクします。勿論男性は尊敬・尊重されたいですが、別 に祭り上げられようとは思っていません。奉りあげられる事が好きな男 性もいますが、本当に芯の通った素敵な男性は、対等に向き合っていけ る、自信のある女性とお互いに尊重・尊敬し合って、高め合っていきた いと思っているのです。あなたが彼を最初から祭り上げてしまうと、彼 はあなたの為に、自分の為に、もっといい男になろうと努力をしなくな ります。彼を王様の様に扱うと結果的に男をダメにしてしまう可能性も あります。でもだからといって、彼をけなすとか、褒めない様にすると かネガティブな方向に行く事ではありません。"

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 I love how you cook(あなたのお料理大好き)とかYou are so good at playing tennis(あなたは本当にテニスが上手ですね)とか I love it that

you are a gentleman(あなたの紳士的な所が大好き)等、彼のスキルや

性格を褒めてあげるのはとてもいい事です。彼も褒められると、もっと 頑張ろうという意欲がわきますので、彼にとってとてもいい刺激になり ますし、愛を育む最高のメソッドだと思います。ただここで、彼は凄す ぎるから私と不釣り合いだと思ってしまわないようにご注意下さい。彼 の事を、あなたがどう思っているのかによって、あなたの彼への態度や 言葉が左右されますので、彼が普通の人間であり、あなたと同じ様に、

いい所も悪い所もあるという事を思い出して下さい。Remember that you are both human!


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