• 検索結果がありません。

建物所有者への指導・指示

ドキュメント内 港区耐震改修促進計画 (ページ 30-33)

第4章 総合的な施策の展開

2 建物所有者への指導・指示

・耐震診断や耐震改修の促進のために、所管行政庁※19と連携して指導・助言などを行う必 要があります。

・所管行政庁は、民間特定既存耐震不適格建築物の所有者に対し、重点的に耐震化を促進 するため、耐震改修促進法に基づく指導・助言を実施するよう努めます。

・指示対象となる一定規模以上の特定既存耐震不適格建築物の場合においては、指導に従 わない者のうち、特に重点的に耐震化を促す必要がある建築物の所有者に対しては指示 を行い、正当な理由がなく指示に従わない場合は、その旨を公表するものとします。公 表を行ったにもかかわらず耐震改修などが行われない場合は、建築基準法に基づく勧 告・命令を行うことを検討します。

・所管行政庁は、特定沿道建築物の所有者などに対し、耐震化の的確な実施を確保するた め、耐震化推進条例に基づく指導・助言を実施するよう努めます。

(1)民間特定既存耐震不適格建築物の所有者に対する指導・指示

・耐震改修促進法第 14 条では多数の者が利用する建築物などを特定既存耐震不適格建築 物と位置づけ、その所有者に対して社会的責任を果たすため、耐震診断を行い、必要に 応じて耐震改修を実施するよう努めなければならないと規定しています。

1)耐震改修促進法第 15 条第1項に基づく指導・助言

・特定既存耐震不適格建築物の所有者に対して、耐震改修促進法第 15 条第1項に基づく 指導または助言を実施します。具体的には、所有者に対する啓発文書を送付するととも に、建築基準法に基づく建築確認や定期報告などの機会を利用して指導や助言を行いま す。また、特定既存耐震不適格建築物を対象とした支援制度を紹介することで、耐震診 断・耐震改修への取組みを促します。

2)耐震改修促進法第 15 条第2項に基づく指示

・特定既存耐震不適格建築物のうち同法第 15 条第2項に規定されている建築物の所有者 で、指導や助言に従わない場合は、具体的な事項を記載した文書を交付して指示を行い ます。

※19 所管行政庁

建築主事を置く市町村及び特別区においてはその長、その他の市町村は、都道府県知事をいいます。ただし、建築基 準法第 97 条の2第1項または第 97 条の3第1項の規定により特別区の区域内の政令で定める建築物(延べ面積が 10,000 ㎡を越える建築物等)については、都道府県知事をいいます。

3)耐震改修促進法第 15 条第3項に基づく公表

・指示を受けた特定既存耐震不適格建築物の所有者が、正当な理由がなく指示に従わず、

必要な耐震診断・耐震改修を実施しない場合は、同法第 15 条第3項に基づきその旨を 公表します。公表にあたっては、所有者の耐震診断や耐震改修の実施計画の有無などを 考慮し判断することとします。公表はホームページへの掲載などにより行います。

4)建築基準法による勧告・命令

・原則として、公表を行ったにもかかわらず、所有者が耐震改修などを行わない場合で、

構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性について著しく保安上危険であると認め られる建築物については、建築基準法第 10 条(巻末資料3参照)に基づく勧告または 命令を行うことを検討します。

(2)地震発生時に閉塞を防ぐべき道路沿道の建築物所有者への指導・助言

・耐震改修促進法第 14 条第1項第3号により都道府県の耐震改修促進計画に記載された 道路に面して道路を閉塞させる建築物を所有する者は、特定既存耐震不適格建築物の所 有者と同様に当該建築物について耐震診断を行い、必要に応じて、耐震改修を行うよう 努めなければなりません。

・特定既存耐震不適格建築物となる建築物の耐震化はもちろんのこと、これ以外の建築物 であっても、地震発生時に閉塞を防ぐべき道路に面し、建築物が道路を閉塞させる建築 物の場合は、その建築物の所有者に対して耐震診断・耐震改修の指導・助言を行います。

1)耐震化推進条例第9条第1項に基づく指導・助言

・特定沿道建築物の所有者に対して、耐震化推進条例第9条第1項に基づく耐震化状況に 関する指導または助言を実施します。具体的には、所有者に対し、耐震化状況報告の必 要性を説明文書の送付や説明会の開催などにより行うことで、その実施を促します。

2)耐震化推進条例第 11 条第1項に基づく耐震化に関する指導・助言

・特定沿道建築物の所有者に対して、特定沿道建築物の耐震化の必要性を説明し、その実 施を促します。指導及び助言は、啓発文書の送付、説明会の開催、個別訪問などにより 行います。

3)耐震化推進条例第 11 条第2項に基づく耐震化に関する指示

・特定沿道建築物の所有者が、指導及び助言により、耐震診断の実施を促してもなお実施 しない場合は、具体的な事項を記載した文書を交付して指示を行います。

4)耐震化推進条例第 12 条第 1 項に基づく耐震診断を実施しない場合の公表

・特定緊急輸送道路ごとに知事が定める日までに、正当な理由がなく必要な耐震診断を実 施しないとき及び指示を受けた特定沿道建築物の所有者が、当該指示に係る期限経過後 も、正当な理由がなく必要な耐震診断を実施しないときは、耐震診断が実施されていな い旨及び当該特定沿道建築物の所在地などを公表します。

5)耐震化推進条例第 13 条に基づく耐震診断実施命令

・指示を受けた特定沿道建築物の所有者が、当該指示に関する期限経過後も、なお、正当 な理由がなく必要な耐震診断を実施しないときは、当該所有者に対し、期限を定めて、

当該指示に係る耐震診断を実施すべきことを記載した文書を交付して命じます。

6)耐震化推進条例第 14 条に基づく耐震改修など実施勧告

・特定沿道建築物が耐震化指針に定める地震に対する安全性の基準に適合していないと認 めるときは、当該特定沿道建築物の所有者に対し、具体的な事項を記載した文書を交付 して耐震改修などを実施するよう勧告します。

ドキュメント内 港区耐震改修促進計画 (ページ 30-33)

関連したドキュメント