9. チェック 2 メニュー
9.4. 建物チェック
建物(分類コード 3001 から 3004)についてチェックします。
「建物の内側の面・線」
建物のポリゴンの内側にある面(E1)・線(E2)の図形区分は 31(中庭線)などになっているかをチェックします。以下の 処理を行います。
① 開いている DM データの分類コード=3001,3002,3003,3004 の面(E1)と線(E2)から閉じたポリゴンになっている部 分を抽出します。隣接している図郭でも、両方の要素を合わせてポリゴンにします。
② ポリゴンになる部分のうち、他のポリゴンの中に入っているポリゴンを除外します。つまり、建物の外周のみを 残したポリゴン群を作成します。これを「参照ポリゴン」とします。
③ 開いている DM データの分類コード=3001,3002,3003,3004 の面(E1)と線(E2)について、最初の線分の中点につい て、「参照ポリゴン」の内側に入っている要素についてしらべます。
④ 「参照ポリゴン」の内側の面・線の図形区分が以下の値以外の場合、チェックリストにリストアップします。
31: 中庭線 32: 棟割線 33: 階層線
99: 外付階段(階段線)
チェックの対象
隣接する建物の一部が重複している場合、上記の処理で検出されるケースがあります。
このようなケースはメニュー「ポリゴンの重複チェック」で検出してください。
「TIN 上での標高差」
TIN がある場合に有効です。建物の図形について、TIN 上での標高値を求め、標高値の差が指定された値より大きい ケースをリストアップします。元の図形の点および元の図形の線分と TIN の三角形の辺との交点での標高値について 最大値と最小値の差を標高差とします。
[チェック]リストの表示例です。
3D パネルでは、TIN 上での形状を表示します。TIN の三角形の辺との交差で図形が折れていますが、この点の標高値 も標高差取得の対象です。
TIN を非表示にして、ツールバーの「鉛直方向スケール」を 0.001 程度に小さくすると、建物の位置が確認できます。
面・線要素別にチェックします。従ってひとつの建物の形状が複数の線要素からなっている場合、前もって[チェッ ク]-[ネットワークチェック]の[同一 XYZ 座標の端点で接続する]でひとつの要素にしておく必要があります。
角度による角のリストアップ
建物のポリラインについて、指定した角度の範囲内で曲がっている点をリストアップします。建物の形状が崩れて いるかもしれない箇所を調べるための機能です。
分類コードが3001,3002,3003,3004の面(E1)と線(E2)について、各点の角度を調べます。角が90°以上の場合、「180 度-内側の角度」で判定します。ダイアログで指定した角度の範囲内にある場合、リストアップします。図形が閉じ ている(始点と終点が同じ座標)場合、その点での角度も調べます。図郭別に調べます。チェックリストには角度が小 さい方からリストアップします。