床止め(落差工、帯工含む。)は、所要の機能が確保されることを目標として 維持管理を行うものとする。
直轄管理の床止めは無いが、許可堰や旧堰跡、橋梁根固め周辺の状況把握を行い、
必要に応じ施設管理者を改善指導するなど対策を行うものとする。
4-3-6 堰、樋門・樋管、排水機場等
狩野川には多くの樋門・樋管・排水機場等の河川管理施設が設置されており、
所要の機能が確保されることを目標として維持管理を行うものとする。
当面の目標として、施設老朽化の進行具合を確認するための定期的な点検を行い、
必要に応じ補修を行う、また災害時等の確実な操作が可能な状態を維持するものと する。
これらの施設のうち狩野川放水路は、放水路地点の洪水流量のうち最大約半分の 流量を海に分派する狩野川の治水にとって重要な役割を担う施設であり、いかなる 場合でも洪水分派が確実に行えるよう、維持管理・操作を行うものとする。
河口の陸閘や樋管のうち津波対応を行うものについては、5分以内に到達すると 想定される津波に対し、確実に自動閉鎖できるよう、補助電源を含めた維持管理を 行うものとする。
操作委託者に対し技能向上を図るため、自治体職員や操作人を対象にした説明会 などを行い技能向上に努めるものとする。また今後の操作等の検証に必要な操作時 の記録についても確実に記載するよう指導するものとする。
また許可工作物に対しても、施設管理者による点検・管理・修繕や操作体制の確 保を徹底するとともに堰付属の魚道の機能確認を継続する。
狩野川17.8km 狩野川放水路分流堰 狩野川左岸21.4km 小坂排水機場
津波の影響を受ける狩野川河口 狩野川左岸0.3km
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狩野川の樋門・樋管は、大きく分けて70~80年近く前に建設された20程度 のものと、狩野川放水路が完成した年次に近い40~50年近く前に建設された3 0程度の樋管に大きく分けられる。
図4-3-6 直轄樋門・樋管の完成年次と設置箇所数
4-3-7 水文・水理観測施設
水文・水理観測施設の観測対象(降水量、水位、流量等)を的確に観測できる ことを目標して維持管理するものとする。
当面の目標として、水文・水理観測施設とその通信施設やCCTV施設は、災害 時等の情報を安定的に入手・提供するために必要な施設であり、定期的な点検・補 修・更新を実施するとともに、故障時には緊急的な復旧を行うものとする。
黄瀬川流域 大場川2.2km 安久橋
須山雨量観測所 大場水位観測所 超音波水位計
狩野川左岸15.5km 来光川0.5km
墹之上水位観測所 フロート式水位計 蛇ヶ橋水位観測所 水圧式水位計