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広 報 事 業

ドキュメント内 大阪市立自然史博物館館報38(平成24年度) (ページ 48-52)

広 報 事 業

■特別展「発掘!モンゴル恐竜化石展」

 〜ゴビ砂漠の恐竜化石はなぜ古生物学者を惹きつけ てやまないのか?〜

会    期:2012年11月23日(金祝)〜2013年6月 2日(日)

プ レ ス 発 表:2012年10月10日 内   覧   会:2012年11月22日

プレス内覧会:12社(NHK、読売新聞、大阪日日 新聞、eo光テレビ、ベイコム地元 ニュース、読売ファミリーなど)

一 般 内 覧 会:300名(地元町内会関係者、友の会会 員、招待者)

■「発掘!モンゴル恐竜化石展」×「大相撲大阪場所」

タイアップ企画

横綱 白鵬関、日馬富士関ご来場記念イベント 日    程:2013年3月2日(土)

プ レ ス 発 表:2013年2月22日(金)

取    材:10社(読売新聞、共同通信、大阪日日 新聞、報知新聞、サンケイスポーツ、

ベースボールマガジン社など)

特 記 事 項:長期に渡る特別展のため、広報強化の ため春休み前に企画を実施した。

図4. 2万人目の来場者

刊 刊 刊 行 行 行 物 物 物 刊 行 物 刊 行 物

*は館外研究者、[No.]は当館業績番号。

■研究報告(Bulletin of the Osaka Museum of NaturalHistory)

第67号、2013年3月31日発行、81ページ。

伊藤 昇*:アジア産Oxcentrus属の4新種(鞘翅目:

オサムシ科:ゴモクムシ族)(英文).1-10.

[No.436] (英文)

佐久間大輔:給大上宇市「大阪附近ニ於ル菌類」にみ る大正期大阪市街地のキノコ相と.11-18.[No.437]

長谷川匡弘岩坪美兼*鳴橋直弘*:バラ科アイノコ ヘビイチゴの大阪府下での生育確認とその染色体 数.19-25.[No.438]

佐藤隆春*和田穣隆*中条武司鈴木桂子*:淀川水 系における化学成分の広域分布に関する調査報告.

27-44.[No.439]

中口 譲*益田晴恵*中条武司山中康平*里口保 文*大阪市立自然史博物館淀川水系調査グループ 水質班滋賀県立琵琶湖博物館みずはしかけ:奈良 市街地東部に分布する中部中新統の層序の再検討.

45-81.[No.440]

■自然史研究(SHIZENSHI-KENKYU, Occasional Papers from the Osaka Museum of Natural History)

第3巻第14号、2013年1月31日発行、12ページ。

加納康嗣*阿部好男*奥田和夫*アサギマダラを調 べる会:三重県名張市における5年間のアサギマダ ラ定点飛来調査報告(2006〜2010年).225-236.

[No.435]

■収蔵資料目録

第45集「大阪市立自然史博物館所蔵双翅目目録(1)」

B5版、全100ページ、2013年3月31日発行。

■常設展解説書

ミニガイドNo.25「大阪の地質見どころガイド」

一般市民向け、A5版、本文40ページ(総カラー)、

平成25年3月29日発行、500円。

■特別展解説書

第43回特別展「のぞいてみようハチの世界」解説書

「ハチまるごと!図鑑」

一般市民向け、A5縦版、本文136ペ−ジ(総カラー)、

平成24年7月28日発行、1000円。

連携(ネットワーク)

 自然史博物館の5項目にわたるミッションと中期目 標の中には以下のような項目がある。

〔ミッション3〕

 地域との連携を促進してより広範な市民との交 流に努めます。

 博物館活動のパートナーとなるNPOやアマ チュアを大切にし、自然愛好家の層を厚くしてい きます。

(中期的目標)

学校地域との連携事業など市民との交流をN POと協働して進めます。

アマチュア研究活動や、地域での自然体験活動 を支援します。このために博物館も地域で実施 する観察会を充実させます。

地域の文化財行政自然保護行政に積極的に貢 献します。

〔ミッション4〕

 他の機関との連携を進め、ノウハウの交流に努 めます。

 広域のネットワークや学術連携、協働でのプロ モーションにより、より高度な博物館活動を目指 します。

(中期的目標)

西日本自然史系博物館ネットワークを中心とし た他の博物館との連携交流や共同事業を強め ます。

研究教育において大学など高等教育機関との 連携を進めます。

大阪市の博物館群や長居植物園などとの連携を 進めます。

 いずれも、大阪市立自然史博物館が「地域の自然の 情報拠点」として機能するために欠くことのできない 項目であり、連携によって多様な相乗効果を生んでい ることを挙げることができる。

 ミッション3に関連して、学校教育、地域、アマ チュアとの連携の要になっているのが、大阪自然史セ ンターとのパートナーシップである。自然史センター は 関西自然保護機構と合流を果たし、自然科学的な 面からの自然環境保全への取り組みを強めている。こ のため、関西各地で自然環境の保全や保護に取り組む 団体 などとの連携を強化した。学校教育面では今年 度は大阪府高校生物教育研究会との自然史センター 博物館との連携を強化してきたところである。

 西日本自然史系博物館ネットワークとの連携は GBIF関連の自然誌情報発信事業を中心に、多様な展

開を見せている。

 研究教育においての大学など高等教育機関との連 携については、既に各種団体との協力の事例について は普及教育事業に、共同研究については調査研究事業 に記されている。大阪市の博物館群長居植物園との 連携についてもミュージアムウィークスの開催をはじ めとして、多様な展開を見せている。これらの各項目 については以下に改めて記載する。

環境行政など

■大阪生物多様性保全ネットワーク

「大阪府内における生き物情報を共有一元化し、効 果的かつ効率的に府民へ情報発信普及啓発を実施す ることを目的に、生物多様性について知見を有する団 体と行政によるネットワーク組織」として大阪府 市堺市大阪府立大学大阪府環境農林水産研究 所大阪自然史センター関西自然保護機構などとと もに参画し、大阪府の保全のための配慮を要する生物 種のリスト(レッドリスト)の改定案についての調 査協議普及教育事業(6月30日キックオフミー ティング、11月12日生物多様性協働フォーラム いず れも当館講堂にて)などを行った。別途、同ネット ワークの事務局を務める大阪自然史センターから2012 年度事業報告書が刊行されている。

学校教育など

 大阪市教育センター大阪府教育センター大阪教 育大学国立科学博物館などと連携した「教員のため の博物館の日」の取り組みについては42ページに詳述 した。

 大阪府内の高校との生物教育研究会、地学教育研究 会との連携については42ページに記述した。このほ か、大阪市立東高校、大阪府立三国ヶ丘高校、大阪府 立高津高校などスーパーサイエンスハイスクール事業 を介した連携にも取り組んでいる。

 大阪市立大学と大阪市博物館協会のパートナーシッ プ協定に基づく連携として今年度から「博物館経営 論」「博物館展示学」「資料保存」など博物館学関係 科目へ学芸員が出講している。

 このほか、一般的な学校教育との連携については40

〜42ページを参照。

西日本自然史系博物館ネットワーク

 西日本自然史系博物館ネットワークは、学芸員同士 の意見知識情報の交換、博物館運営の知識情報 の交換、研究者の育成援助、広範囲での調査協力な どを活動内容として、2004年に設立されたNPO法人

ドキュメント内 大阪市立自然史博物館館報38(平成24年度) (ページ 48-52)

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