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72 1987年度の発生状況の分析

発生の場合別の状況 小学校 休息時間中の事故52%、

高等学校 課外活動中の事故47%。

事故全体のうち約1/4が骨折事故。

交通安全教育の推進

死者数は1980年以来再増加傾向。1989年には11、086人。

1986年の児童生徒死者数 小学生 対前年比48人増(30.8%増)204人、

中学生 8人増(9.3%増)94人、

高校生 66人増(13.5%増)556人、

うち二輪車運転中の死者366人(65.8%)。

対策:交通安全意識と交通マナーの向上を目指した交通安全教育の実施。

安全な道路交通環境づくりの促進に努めている。

1991 H3

第Ⅱ部 文教施策の動向と展開

6章 体育・スポーツ及び健康教育の振興 5-3 学校安全の充実

・安全教育の実施 安全な生活を営むのに必要な事柄についての理解。

安全な行動ができる態度や能力を身に付けさせる。

・学校安全計画を策定 これに基づき施設・設備の安全点検、通学路の選定と点検、避難訓練。

・交通安全教育の推進

1990 11,000人を突破。

児童生徒の死者数 小学生 対前年比21人減(10.3%減)の183人、

中学生 対前年比人減(6.4%減)の88人、

高校生 対前年比16人減(2.9%減)の540人、

高校生 二輪車乗車中の死者が383人(70.9%) 対策:前年と同様の記載。

1992

H4

第Ⅰ編 スポーツと健康 第2部 健康教育の充実

2章 健康教育の充実のための施策の展開 児童生徒の事故の状況 3 学校安全の充実

子どもの事故防止の重要性の記載あり。

「安全な生活を営むのに必要な事柄について理解させるとともに、安全な行動ができる ような態度や能力を身に付けさせることが大切である。具体的には、児童生徒が事故の 原因をよく理解し、日常生活の中に潜む危険をわきまえて、的確な判断の下に、適切に 対処したり、事故や災害が起こった際に適切な行動がとれるような能力を身に付けさせ る必要がある」

・児童生徒の事故の状況の分析

児童生徒等の災害の推移 傷・疾病件数は年々増加してきたが、S60年(1985年)

代に入ってからはほぼ横ばい。

死亡件数は年間 200~300 件の間を推移してきた が、1988年以降は減少。

障害件数はS50年(1975年)代に入って急増した が、1981年をピークに減少傾向。

1991年度の死亡の状況 死因別 急性心不全等。

障害種別 歯の障害が約46%、

眼の障害が約16%。

負傷発生の状況 小学校 休憩時間。

中学校・高等学校 課外指導の時間が最多。

・交通事故

道路交通事故死者数 1970年には16,765人以降減少。

1979年には8,466人。

近年増加傾向に転じ、1991年には11,105人。

73

中学生 72人、

高校生 483人、

(依然として多く、うち約7割が二輪車乗車中) 1993

H5

第Ⅱ部 文教施策の動向と展開

8章 体育・スポーツ及び健康教育の振興 6 健康教育の充実

・学校安全の充実 安全教育の改善、充実のために 教師用の手引を作成。

1992年度 「小学校安全指導の手引」を改訂。

現在、「中学校安全指導の手引」の改訂作業中。

教員を対象の研修会等を実施し、指導力向上へ。

交通安全教育の充実 交通安全意識と交通マナー

新学習指導要領で、中・高校「保健体育」に交通安全に関す る事項を充実。

応急処置研修の充実 交通事故の増加等に伴い、傷害や急病の際の応急処置の知識が必 要。

高等学校の新学習指導要領。

「保健体育」科目「保健」に「応急処置」

・災害共済給付制度

学校教育の円滑な実施に資するため災害共済給付制度を実施している。

1995 H7

第Ⅱ部 文教施策の動向と展開

3章 初等中等教育のより一層の充実のために 4-2 心とからだの健康を保つために

・エイズ教育と心の健康についてき記載あり。

・安全教育としては、防災教育と交通安全教育についての記載のみ。

阪神・淡路大震災の影響 1996

H8

第Ⅱ部 文教施策の動向と展開

3章 初等中等教育のより一層の充実のために 5―2 心とからだの健康を保つために

前年と同様に、エイズと防災教育、また、被災地における児童生徒の心の健康に関しての記 載。食中毒に関しても詳しい。事故防止に関しては特に記載なし。

1997 H9

第Ⅱ部 文教施策の動向と展開

3章 初頭中等教育の一層の充実のために 6―2 心とからだの健康を保つために

・社会環境の急激な変化に伴って、子どもの心身の健康問題が多様化、複雑化し、生涯にわ たり健康で安全な生活を送ることが重要な課題、としている。

・新たに覚せい剤など薬物に関する記載がある。

・1996年、学校給食による腸管出血性大腸菌(O157)による食中毒が発生。7,000人以上 の有症者が発生し、5名の児童が死亡。

→学校給食の衛生管理を詳しく取り上げている。

1998 H10

第Ⅰ部 心と体の健康とスポーツ 2章 健康教育の充実のために

6 学校安全の充実

・19951月の阪神・淡路大震災以降、災害時の学校の役割、教育委員会や学校における 防災体制、学校施設の防災機能や耐震性、防災教育(災害安全に関する教育)の在り方など について大きな課題を残した。

・交通環境は、「第2次交通戦争」厳しい状況にある。

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交通事故死者数 1997年 小学生102人、

中学生51人、

高校生309人。

1999 H11

2編 文教施策の動向と展開第2編 文教施設 7章 心と体の健康とスポーツ

1-3 学校安全の充実

・事故に関しては交通事故のみ触れている

1994 年度 二輪車研究指定校を指定し、高等学校で二輪車に関する指導の内容等につ いて実践的な調査研究。

1982年度 小・中、高等学校の教員等を対象とした交通安全教育指導者研修会(心肺蘇 生法等及び自転車、二輪車の実技を含む)を開催し、交通安全教育の充実を 図っている。

・防災教育の充実 1997年度 教師用の防災教育のための参考資料作成。

児童生徒用の防災教育教材。

・誘拐など防犯対策 1998年度 自分の身を守るための普及啓発教材を作成し、全国の小学 生全員に配布。

2000 H12

2部 文教施策の動向と展開

7章 スポーツ振興と健康教育の充実に向けて 5 -3 学校安全の充実

・事故に関しては交通事故に関してのみ。

2000年度 自転車・二輪車などに関する交通安全の指導内容・方法等について、実践的 な調査研究を行う交通安全教育実践地域事業実施。

・防災教育

2000年度 小学校(1・2・3年生)用の教材を作成し、各学校に配布。

2001 H13

1 新しい時代の学校~進む初等中等教育改革~

4 信頼される学校づくりに向けて 3-1 安全な学校施設の整備

・学校施設の老朽化と耐震化がクローズアップ。

現在の耐震設計基準(1981年)ができる以前の1960年代半ばから1980年半ばまでの 児童生徒急増期に大量に建築された建物が老朽化。また、1995 年の阪神・淡路大震 災を経験し、同年6月に「地震防災対策特別措置法」が制定され、耐震補強事業の国 の補助率の引上げの対象地域が全国に拡大されました。

→ 保守点検 点検ポイント「安全で快適な学校施設を維持するために」

2 文教・科学技術施策の動向と展開

8 スポーツの振興と青少年の健全育成に向けて 5 -3 学校安全の充実

不慮の事故が死因別順位の第一位であることの記述あり。

「安全管理及び児童生徒などの安全能力の育成を目指す安全教育によって構成され る学校安全の充実を図っていくことが必要」

学校における安全管理の徹底

不審者からの安全確保について 教師用指導書「安全指導の手引」において、警察署の 協力を得て行うよう指導。

20001月には各都道府県教育委員会などに対して、外部からの侵入者による事件・事 故などへの対応などの学校の安全管理に関する点検項目を例示し、家庭や地域との連携 の下に取り組みを充実させるよう要請。

<しかし 20016月 大阪教育大学附属池田小学校事件発生>

文部科学省では、学校の安全管理について、各学校などに緊急の再点検。

また、類似の事件の再発防止の観点から、学校の出入口での確認や校内の巡回など、

各学校などにおいて緊急に構ずるべき対策の実施を求めた。

20017月「幼児児童生徒の安全確保及び学校の安全管理に関する緊急対策例」各 都道府県教育委員会等に通知。対策に必要な財政措置を行う。

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