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概   要

平成 23 年度決算の概要

 平成 23 年度一般会計の歳入歳出決算額は、歳入総 額が 482 億 4,539 万 2 千円、歳出総額が 469 億 1,185 万 4 千円であり、平成 22 年度と比較すると、歳入は 9 億 812 万 1 千円、1.9%の増、歳出は 12 億 9,160 万 4 千円、2.8%の増であった。

 平成 23 年度決算の特徴は、3 月 11 日に発生した 東日本大震災によって、道路や学校等公共施設のみ ならず、多くの市民の財産が被害を受けたことから 迅速な災害復旧に取り組むと共に、原子力発電所事 故に起因した観光業・商工業・農業における風評被 害の払拭、さらには放射線からの健康管理など様々 な取り組みを実施したところである。

 歳入においては、長引く不況の影響により企業の 人員削減等に伴い課税所得が著しく減少したため、

市民税所得割が減となり、さらには企業買収に伴う 課税額の大幅な減少により固定資産税・償却資産分 の税収が減となった。一方、市税収入等の減により、

地方交付税が増となった。 

 歳出については、公共施設の復旧に伴う災害復旧 費の増。さらには、原子力発電所事故後の放射線へ の健康管理対策や他市町村からの避難者受け入れに 伴い総務費が増となった。また、子ども手当や生活 保護費、障がい者自立支援給付費の増加により民生 費が増となった一方で、生涯学習総合センターや北 会津中学校校舎の整備終了に伴い教育費は減少と なった。

決 算

決 算

◆款別歳入

◆財源別歳入

-87-※ 自主財源は、市税・分担金及び負担金・使用料及び手数料・財産収入・寄附金・繰入金・繰越金・諸収入の   合計

※ 依存財源は、地方譲与税・利子割交付金・配当割交付金・株式等譲渡所得割交付金・地方消費税交付金・ゴ   ルフ場利用税交付金・自動車取得税交付金・地方特例交付金・地方交付税・交通安全対策特別交付金・国庫   支出金・県支出金・市債の合計

一般会計決算(歳入)

(単位:千円)

 科    目

金額 構成比(%) 金額 構成比(%)

14,813,298 30.6 15,496,132 32.7 510,214 1.1 522,217 1.1 35,493 0.1 44,823 0.1 15,903 0.0 15,235 0.0

3,316 0.0 4,238 0.0

1,268,162 2.6 1,305,457 2.8 18,798 0.0 19,930 0.0 81,772 0.2 98,488 0.2 172,077 0.4 205,576 0.4 12,516,282 25.9 11,133,226 23.6 29,175 0.1 30,441 0.1 628,128 1.3 624,582 1.3 745,066 1.5 747,262 1.6 6,815,764 14.1 6,514,722 13.8 4,077,217 8.5 3,333,520 7.0 56,508 0.1 64,444 0.1

88,847 0.2 7,338 0.0

200,316 0.4 545,745 1.2 1,717,021 3.6 925,471 2.0 1,134,035 2.4 1,177,924 2.5 3,318,000 6.9 4,520,500 9.5 合      計 48,245,392 100.0 47,337,271 100.0

平成23年度 平成22年度

1  市税 2  地方譲与税 3  利子割交付金 4  配当割交付金

5  株式等譲渡所得割交付金 6  地方消費税交付金 7  ゴルフ場利用税交付金 8  自動車取得税交付金 9  地方特例交付金 10  地方交付税

11  交通安全対策特別交付金 12  分担金及び負担金 13  使用料及び手数料 14  国庫支出金 15  県支出金 16  財産収入 17  寄附金 18  繰入金 19  繰越金 20  諸収入 21  市債

(単位:千円)

 科    目

金額 構成比(%) 金額 構成比(%)

自主財源 19,383,219 40.2 19,588,898 41.4

依存財源 28,862,173 59.8 27,748,373 58.6

合      計 48,245,392 100.0 47,337,271 100.0

平成23年度 平成22年度

◆款別歳出

◆性質別歳出

一般会計決算(歳出)

(単位:千円)

科   目

金  額 構成比(%) 金  額 構成比(%)

484,258 1.0 371,808 0.8

7,469,590 15.9 5,403,283 11.9 15,647,956 33.4 15,394,947 33.8

3,029,045 6.5 2,733,457 6.0

59,002 0.1 61,869 0.1

965,102 2.1 1,245,971 2.7

2,172,680 4.6 1,979,968 4.3

5,155,080 11.0 4,507,648 9.9

1,652,160 3.5 1,467,378 3.2

3,719,583 7.9 6,176,577 13.5

944,076 2.0 822,674 1.8

5,613,322 12.0 5,454,670 12.0

- - - -

合    計 46,911,854 100.0 45,620,250 100.0

平成23年度 平成22年度

1  議会費 2  総務費 3  民生費 4  衛生費 5  労働費 6  農林水産業費 7  商工費 8  土木費 9  消防費 10  教育費 11  災害復旧費 12  公債費 13  予備費

(単位:千円)

科   目

金  額 構成比(%) 金  額 構成比(%)

人 件 費 8,191,322 17.5 7,744,373 17.0

扶 助 費 10,006,626 21.3 9,356,988 20.5

公 債 費 5,613,322 11.9 5,454,670 11.9

小    計 23,811,270 50.7 22,556,031 49.4 普通建設事業費 3,084,022 6.7 5,350,375 11.7

⑴補助事業費 1,621,643 3.5 3,335,232 7.3

⑵単独事業費 1,418,404 3.1 1,839,019 4.0

⑶そ の 他 43,975 0.1 176,124 0.4

災害復旧事業費 485,652 1.0 38,715 0.1

小    計 3,569,674 7.7 5,389,090 11.8 物 件 費 5,464,388 11.6 4,923,420 10.8

維持補修費 650,437 1.4 915,514 2.0

補助費等 4,720,485 10.1 4,520,262 9.9

積 立 金 1,625,325 3.5 215,157 0.5 投資・出資金・貸付金 836,804 1.8 806,277 1.8 繰 出 金  6,233,471 13.2 6,294,499 13.8 小    計 19,530,910 41.6 17,675,129 38.8 合     計 46,911,854 100.0 45,620,250 100.0

平成23年度 平成22年度

義務 的 経費

投資 的 経費

そ の他 の経 費

◆財政指標

項   目 平成 23 年度 平成 22 年度 基準財政需要額(千円) 21,512,822 21,566,049 基準財政収入額(千円) 12,410,192 12,851,291 標準財政規模 (千円) 28,936,480 29,432,850 財政力指数 0.612 0.645 実質収支比率  (%) 4.4 4.7 経常収支比率  (%) 89.2 85.9

実質赤字比率  (%) - -

連結実質赤字比率(%) - - 実質公債費比率 (%) 16.5 17.4 将来負担比率  (%) 83.5 109.3

※ 各指標については、決算統計(普通会計)に基づ き算定された数値を用いているため、一般会計の 状況とは一致しないものもある。

※ 普通会計とは、各地方公共団体の財政状況の把 握、地方公共団体間の財政比較等のために用いら れる統計上の会計をいう。本市の場合、一般会計 と扇町土地区画整理事業特別会計のうち保留地処 分にかかる事業費を除いたものを合算したもので ある。

◆財政力指数

平成 23 年度の財政力指数は 0.612 であり、平成 22 年度と比較すると 0.033ポイント下降している。

 この指標は、地方公共団体の財政上の能力を示す 数値であり、この数値が「1」に近いほど財源に余 裕があるとみることができる。「1」を超える団体 は、普通交付税の不交付団体である。

◆実質収支比率

平成 23 年度の実質収支比率は 4.4%であり、平成 22 年度と比較すると 0.3ポイント下降している。

 この指標は、標準財政規模に対する実質収支額の 割合であり、おおむね3%~5%が望ましいとされて いる。(実質収支とは、歳入歳出の差額である形式 収支から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いたも のであり、純粋な収支をみる指標)

◆経常収支比率

 平成 23 年度の経常収支比率は 89.2%であり、平

成 22 年度と比較すると 3.3ポイント上昇している。

 この指標は、財政構造の硬直性及び弾力性を示す ものとされる数値で、この比率が高いほど経常余剰 財源がなく、財政の硬直化が進んでいるといえる。

通常、都市においては、80%を超える場合には、財 政が弾力性を失いつつあると考えられている。

◆健全化判断比率

 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に 基づき定められた4つの指標について、平成 20 年度

(平成 19 年度決算)より公表することとなった。

 4つの指標のいずれかが早期健全化基準または財 政再生基準以上となると、財政健全化のための是正 措置を講じなければならない。(早期健全化団体及 び財政再生団体)

(1)実質赤字比率

 この指標は、一般会計等を対象とした実質赤字 額の標準財政規模に対する比率であり、これが生 じた場合は、赤字の早期解消を図る必要がある。

 平成 23 年度決算においては、平成 22 年度に引 き続き、本市では該当がない。

(2)連結実質赤字比率

 この指標は、全ての会計を対象とした実質赤字 額の標準財政規模に対する比率であり、これが生 じた場合は、問題のある会計が存在することにな り、その会計の赤字の早期解消を図る必要がある。

 平成 23 年度決算においては、平成 22 年度に引 き続き、本市では該当がない。

(3)実質公債費比率

 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償 還金の標準財政規模に対する比率である。18%以 上となると、起債発行に許可が必要となり、 25%

以上が早期健全化団体、35%以上が財政再生団体 となる。

 平成 23 年度の実質公債費比率は 16.5%であり、

平成 22 年度と比較すると 0.9ポイント改善してい る。

(4)将来負担比率

 この指標は、地方債残高のほか一般会計等が将 来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対す る比率である。

 350%以上になると早期健全化団体となるが、平 成 23 年度の本市将来負担比率は 83.5%であり、

平成 22 年度と比較すると 25.8ポイント改善して いる。

-89-財 政 分 析

(平成 23 年度決算)

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