ドン ・ ジョヴァンニ (演奏会形式)
平成 24 年度 新国立劇場 高校生のためのオペラ 鑑賞教室
ラ ・ ボエーム
「新国立劇場 高校生 のためのオペラ 鑑賞教室」 は 、現代舞台芸術 の 一層 の 普及 をめざす 新国立劇場 が 、次 の 世代 を 担 う 青少年 に 優 れた 本物 の 芸術 を 鑑賞 する 機会 として 平成 10 年度 より 毎年開催 しています 。高校生 に 、一般 のお 客様 と 全 く 同 じスタイルで 名作 オペラを 全曲鑑賞 していただくという 新国立劇場独自 のコンセプトが 大変 ご 好評 をいただいております 。毎年、来場者 の 8 割以上 がオペラ 鑑賞初体験、 7 割 が 作品 のタイトルすら 知 らな いというアンケート 結果 でしたが 、幕 が 開 くとざわついた 劇場内 はたちまち 静 まりかえり 、 ドラマティックな ストーリー 展開 と 情熱的 な 音楽 にあふれるオペラの 名作 を 体感 していました 。平成 20 年度 からは 新 たに 関西 公演 がスタート 、 3 年連続 で 不朽 の 名作『蝶々夫人』、平成 23 年度 には 『愛 の 妙薬』 を 上演 しました 。 1 年間 で 東 京公演、関西公演 あわせて 1 万 3 千人 を 超 す 高校生 が “本物 の 総合芸術” である 新国立劇場 のオペラ 鑑賞教室 で オペラデビューを 果 たしています 。
学校 へのアンケートなどを 元 に 、本企画 に 最適 と 思 われる 演目 を 検討 した 結果、 これまでに 上演 した 作品 には 、
『蝶々夫人』 『 トスカ 』 『 カルメン 』 『 カヴァレリア ・ ルスティカーナ 』 『椿姫』 と 、錚々 たるオペラの 名作 が 並 んでい ます 。平成 23 年度( 2011 年) は 、東京 で 4 年 ぶりの 『蝶々夫人』 を 上演。関西 では 2010 年 4 月 にオペラ 劇場 で 初 演 し 好評 を 博 した 『愛 の 妙薬』 が 早速登場、 オーケストラピットには 大阪 フィルハーモニー 交響楽団 が 入 り 、話 題 となりました 。平成 24 年度 の 関西公演 も 大阪 フィルハーモニー 交響楽団 の 演奏 となります 。
作品解説
オペラハウスになくてはならないスタンダードな 名作 として 、 プッチーニによる 甘 く 切 ない 永遠 の 青春 オペラ
『 ラ ・ ボエーム 』 を 初 めて 鑑賞教室 で 取 り 上 げます 。詩人 ロドルフォお 針子 ミミとの 純愛物語 に 加 え 、画家 マル チェッロとその 恋人 ムゼッタとを 対照的 に 描 きながら 、当時 のパリの 若者 たちの 生活 ぶりを 全 4 幕、起承転結 の 流 れでまとめ 上 げた 世界的人気作品。 どの 人物 も 写実的 な 手法 で 生 き 生 きと 描 かれ 、『 トスカ 』 や 『蝶々夫人』
と 並 びプッチーニの 三大名作 オペラともいわれています 。 2003 年 の 新国立劇場初演 では 、演出 の 粟國淳 がパリ の 街 を 俯瞰 するように 紗幕 や 舞台装置 を 効果的 に 使用 し 、薄幸 のヒロイン 、 ミミの 涙 を 誘 う 最期 のシーン 等 の 演出 が 高 く 評価 されたプロダクションです 。
初 演:1896年2月1日 トリノ王立歌劇場
作 曲:ジャコモ・プッチーニ Giacomo Puccini(1858-1924)
台 本:ジュゼッペ・ジャコーザ/ルイージ・イッリカ Giuseppe Giacosa / Luigi Illica
66 作品解説
『 マノン ・ レスコー 』 ( 1893 年初演) の 成功 で 一躍一流 オペラ 作曲家 の 仲間入 りを 果 たしたプッチーニが 、 その 後数々 の 傑作 を 生 み 出 した 台本作家 イッリカと 詩人 ジャコーザとの 名 コンビで 描 きあげた 、愛 と 友情 の 青春 オ ペラです 。原作 となっているのは 、 19 世紀半 ばにフランスで 活躍 したアンリ ・ ミュルジェの 小説『 ボヘミアン たちの 生活風景』。原作小説 の 複雑 さゆえに 、 このオペラの 台本化 は 困難 を 極 めましたが 、骨格 として 、詩人 ロ ドルフォとお 針子 ミミとの 純愛物語 に 加 え 、画家 マルチェッロとその 恋人 ムゼッタとを 対照的 に 描 きながら 、 当時 のパリの 若者 たちの 生活 ぶりを 全 4 幕起承転結 の 流 れでまとめ 上 げました 。初演 は 1896 年 トリノ 王立劇 場 で 、当時 28 歳 のトスカニーニの 指揮 によるものでした 。感動的 な 物語 の 効果 ばかりではなく 、和音 の 響 きや 、 モチーフの 重 なりなど 新 しい 試 みも 随所 に 見 られることから 、 この 作品 の 水準 の 高 さはすぐに 認 められ 、 たち まち 世界中 で 愛 される 作品 となりました 。
あらすじ
1830 年頃、 パリのラテン 区。 クリスマス ・ イブ 、画家 マルチェッロと 詩人 ロドルフォは 屋根裏部屋 に 集 まり 、 そ こに 哲学者 コッリーネが 加 わる 。音楽家 ショナールも 食料 を 持 ってやってくる 。友人 たちが 出 かける 中、 ロドル フォはひとり 仕事 のため 残 ると 、 そこにろうそくに 火 を 求 めるため 現 れたミミと 出会 う 。二人 はたちまち 恋 に 落 ちる 。仲間 がカフェ 「 モミュス 」 に 集 まる 中、 ミミがロドルフォから 贈 られた 帽子 をかぶった 出 で 立 ちで 現 れ 、 仲間 に 紹介 される 。 そこにムゼッタが 初老 のパトロン 、 アルチンドロと 現 れるが 、昔 の 恋人 であるマルチェッロ と 再開 し 、 よりを 戻 して 彼 とともに 去 る 。何週間 か 後、 ロドルフォといさかいをしたミミはマルチェッロに 助 言 を 求 めるが 、 ロドルフォがもう 彼女 とは 一緒 に 生 きていけないと 語 るのを 聞 く 。彼 もまた 彼女 が 結核 である ことを 知 り 、死 を 予感 していた 。二人 は 春 になったら 別 れることで 同意。屋根裏部屋 に 戻 って 、 ロドルフォとマ ルチェッロは 自分 たちが 捨 てた 女性 を 思 う 。 コッリーネとショナールが 入 ってくるとそこにムゼッタがやって きて 、 ミミがパトロンを 失 い 重体 だと 告 げる 。 ミミは 自分 の 残 された 時間 をロドルフォと 過 ごしたいと 願 って いた 。瀕死 のミミが 連 れてこられロドルフォと 抱 き 合 うが 、 すぐに 息絶 える 。彼女 の 亡骸 に 取 りすがるロドル フォが 残 される 。
OPERA¦ ラ・ボエーム
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【チケット料金(税込)】
全席指定:2,100 円(高校生のみ)
当日料金:2,100 円(高校生以下)/4,200 円(一般・大人)
2012 年 7月12日(木)1:00 17日(火)1:00 13日(金)1:00 18日(水)1:00 14日(土)1:00 19日(木)1:00
オペラパレス
OPERA¦ ラ・ボエーム
指 揮 ……… 石坂 宏
Conductor Ishizaka Hiroshi
演 出 ……… 粟國 淳
Production Aguni Jun
美 術 ……… パスクアーレ・グロッシ
Scenery Design Pasquale Grossi衣 裳 ……… アレッサンドロ・チャンマルーギ
Costume Design Alessandro Ciammarughi照 明 ……… 笠原俊幸
Lighting Design Kasahara Toshiyuki〈12, 14, 18日〉 〈13, 17, 19日〉
ミミ ……… 木下美穂子 廣田美穂
Mimi Kinoshita Mihoko Hirota Miho
ロドルフォ ……… 村上敏明 樋口達哉
Rodolfo Murakami Toshiaki Higuchi Tatsuya
マルチェッロ ……… 成田博之 青山 貴
Marcello Narita Hiroyuki Aoyama Takashi
ムゼッタ ……… 安藤赴美子 馬原裕子
Musetta Ando Fumiko Mahara Hiroko
ショナール ……… 萩原 潤 森口賢二
Schaunard Hagiwara Jun Moriguchi Kenji
コッリーネ ……… 久保田真澄 伊藤 純
Colline Kubota Masumi Ito Jun
べノア ……… 鹿野由之 大澤 建
Benoit Shikano Yoshiyuki Osawa Ken
アルチンドロ ……… 晴 雅彦 大久保光哉
Alcindoro Hare Masahiko Okubo Mitsuya
パルピニョール ……… 村上公太 糸賀修平
Parpignol Murakami Kota Itoga Shuhei
合 唱 ……… 新国立劇場合唱団
Chorus New National Theatre Chorus
児童合唱 ……… TOKYO FM 少年合唱団
Children Chorus TOKYO FM BOYS CHOIR
管弦楽 ……… 東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra Tokyo Philharmonic OrchestraG. プッチーニ
ラ ・ ボエーム
La Bohème / Giacomo Puccini 全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
68 2012.10/24~25
OPERA¦ 愛の妙薬
L'elisir d'amore
尼崎市総合文化センター アルカイックホール│ 2回公演│全2幕 〈イタリア語上演/字幕付〉