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年度も 42.1 日と長期化の傾向が続いている。

ドキュメント内 事業概要_2015.indd (ページ 52-57)

- 50 - 51

50

《Ⅲ 統計資料P

100

101

(3) 医学診断状況

51

51

-図15は一時保護所に新規に入所した児童の相談内容別の推移を示しているが、被虐待によ る相談の割合が年々増加し、平成

26

年度には

58.5

%と引き続き

50%

を超えた。

図15 一時保護所・新規入所状況(年度別・相談別)

(注)治療指導課での一時保護件数を含む

一時保護所児童の退所先(図16)を見ると、平成

26

年度の退所者数(退所先別)

1,983

人 のうち、児童福祉施設が

467

人(

23.5

%) 、帰宅が

1158

人(

58.4

%)、その他が

358

人(

18.1

%)

となっている 。そのうち被虐待児童の退所数(

1,148

人 )を見ると、児童福祉施設が

258

人、

帰宅が

679

人、その他が

211

人となっている。

46,890 52,323

57,164 54,986

60,131 60,443

62,022 65,449

71,961

79,835

31.2

35.5 39

37.3 38.6

41.6

40.4 40.1

42.2 42.1

20 25 30 35 40 45

30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 65,000 70,000 75,000 80,000

17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

総保護人数 平均保護日数

702 (46,7)

780 (49.3)

847 (51.6)

973 (54.7)

1,165 (58.5)

301 (20.0)

361 (22.8)

311 (18.9)

293 (16.5)

281 (14.1) 412 (27.4)

381 (24.1)

390 (23.7)

420 (23.6)

448 (22.5) 89

(5.9) 60 (3.8)

95 (5.8)

92 (5.2)

98 (4.9)

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000

H22

H23

H24

H25

H26

養護・被虐待 養護・その他 非行 その他

図14 一時保護所・年間総保護人員と平均保護日数の推移

(人) (日)

- 52 - 53

-0 0 0 , 2 0

0 5 , 1 0

0 0 , 1 0

0 5 0

H22

H23

H24

H25

H26

52

-《Ⅲ 統計資料P104~105》

図16 一時保護所・退所状況(年度別・相談別)

一時保護児童の増加と保護日数の長期化に対応するため、①非常勤心理職員の配置(平成13 年10月新規配置、平成21年4月1名増)②学習指導員の配置(平成16年4月新規配置、平 成22年4月1名増、平成25年4月2名増)③一時保護対応夜間協力員の新規配置(平成22 年度)④ボランティア(学習・行事)を導入し、生活の充実を図っている。

図17は警察からの身柄通告・送致による保護の割合の推移(身柄送致は、少年法改正によ り平成19年11月から実施)だが、平成26年度は53.6%と前年度を大きく上回った。

図18はその相談内容の内訳だが、非行と被虐待を合わせた割合は80%を超えている。

なお、平成26年度の身柄送致件数は5件である。

図17 新規入所における身柄通告及び 図18 身柄通告及び身柄送致による保護の

身柄送致の割合

相談別内訳(P105 ⑤)

(保護所間の移送を含む)

(保護所間の移送を含まない)

合計

1,495人

1,575人

1,648人

1,739人

1,983人 500

児童福祉施設入所(被虐待) 児童福祉施設入所(その他) 帰宅(被虐待)

帰宅(その他) その他(被虐待) その他(その他)

( )内は%

その他358(18.1)

その他247(15.7)

その他261(15.8) 帰宅944(57.3)

児童福祉施設443(26.9)

児童福祉施設447(28.4) 帰宅881(55.9)

帰宅1008(58.0)

その他249(14.3)

児童福祉施設467(23.5) 帰宅1,158(58.4)

その他230(15.4)

児童福祉施設394(26.4) 帰宅871(58.2)

児童福祉施設482(27.7)

46.3 46.8 45.8 45.2

41.7

53.6

05 1015 2025 3035 4045 5055

H21 H22 H23 H24 H25 H26

(注)治療指導課での一時保護件数を含む

*保護所間の移送を含む数は1,063 件。

被虐待 470人 (51.4%) 非行

342人 (37.4%) 迷子

2人

(0.2%) その他

101人 (11.0%)

合計 915人 帰宅1,008 (58.0)

200

238

227

272

258

194

209

216

210

209

371

387

448

543

679

494

496

465

479 125

147

158

144

211 105

100

103

105

147

53

53

《Ⅲ 統計資料P

106

107

》 (5) 一時保護委託

子供の一時保護は、児童相談所の一時保護所を原則としているが、子供の状況によって、

適切な場所に一時保護を委託できる。

子供の主な委託先としては、児童養護施設・乳児院・里親・障害児施設等である。

一方、一時保護需要に対応して、一時保護委託も急増しており、平成

22

年度は

389

名であっ たが、平成

26

年度は

620

名となっている。

《Ⅲ 統計資料P

108

》 3 治療指導の状況

(1) 治療指導

① 目的

(ア) 不登校をはじめとする情緒障害児童等への援助

虐待による心の傷(

PTSD

・解離症状、愛着障害など) 、緘黙、不登校、家庭内暴力、乱暴、

低年齢の非行など、情緒的問題や行動上の問題で不適応にある児童とその保護者に対して、

医療・心理療法・生活療法・生活指導・学習指導・家族療法など、多領域のスタッフが一体 となり、集中的にかかわることで状態の改善を目指す。

表16 情緒障害児等の宿泊治療指導等実績

(イ) 児童養護施設・養育家庭の支援

児童養護施設や養育家庭に措置している児童で、施設や学校等で不適応にある児童に対し て、宿泊での多面的なアセスメントを行い、その後の処遇を支援する。

表17 施設不適応短期宿泊等実績

② 指導内容・方法

治療指導は、子供のニーズにあわせて、宿泊や通所を柔軟に組合せて行う。宿泊は

12

週、

通所は半年を目安とし集中的な取り組みを実施する。

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 54 71 74 96 108

不登校 20 25 31 32 28

性行 33 46 43 64 80

その他 1

実人数 主訴 情緒障害

児等

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

35 35 53 74 77

小学生 20 20 34 54 53

中学生 35 15 19 20 24

高校生

不登校 6 10 8 8 5

性行 21 34 45 66 72

対象者

主訴 施設 実人数

不適応

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54

(2) 被虐待児童の一時保護(平成

9

年度より実施)

虐待を受けた学齢児童で、情緒面での専門的援助が必要な場合、治療指導課で一時保護を行 う。平成

16

年度からは、家庭引取りを予定している一時保護児童に対する家族のアセスメン トや支援、養育家庭委託措置を予定している児童へ交流の段階からの支援を行っている。

表18 被虐待児童等の一時保護実績

(3) 家族再統合のための援助事業(平成

14

年度より実施)

各児童相談所からの依頼を受け、 「被虐待により分離中の子供と一緒に暮らす予定の家族」 「被 虐待により分離後家庭復帰した子供とその家族」を対象に、以下のグループ心理療法を実施す る。常勤の職員と外部スタッフ(精神科医、心理、グループ指導員)が協働し実施。

① 家族合同グループ心理療法(

Family Joint Group therapy

)「おたまじゃくし」

幼児・小学生の子供とその家族を対象とし、活動の前半は親子一緒のグループ活動を楽し み、後半は親と子それぞれのグループに分かれる親子合同グループ方式で運営する。親グルー プではペアレントトレーニングを取り入れながら子供の接し方を学び、子供グループではセ カンドステップ等の心理療法を取り入れた学びと造形や遊びなどを行う。月

2

回土曜日に実 施し、

6

ヶ月を

1

クールとしている。

○おたまじゃくし第

22

クール

・午後グループ(

H26.1.11

H26.6.14

の第

2

4

土曜日。 全

10

回。 )

対象者:施設入所ケース主体

利用家族:

9

家族(施設入所ケース

7

・在宅ケース

2

1

回あたり平均利用家族数:

5.7

家族

1

回あたり平均利用人数:

12.5

○おたまじゃくし第

23

クール

・午前グループ(

H26.6.14-H26.10.25

の第

2

4

土曜日。全

9

回。)

対象者:在宅ケース・養育家庭委託ケース主体

利用家族:

7

家族(在宅ケース

6

・養育家庭委託ケース

1

1

回あたり平均利用家族数:

4.0

家族

1

回あたり平均利用人数:

9.3

・午後グループ(

H27.1.10-H27.5.23

の第

2

4

土曜日。全

10

回。 )

対象者:施設入所ケース主体

利用家族利用家族平均数:

7

家族(施設入所ケース

5

、在宅ケース

2

1

回あたり平均利用家族数:

6.2

家族 ※

H27.3.31

までの平均

1

回あたり平均利用人数:

13.7

人 ※

H27.3.31

までの平均

② 親グループカウンセリング「いいな」 「多摩いいな」 「やっほー」

虐待認知が不十分で混乱し、否定的感情が強い段階の親が利用できる親回復支援プログラ ムである。親としての役割の違いやジェンダーの特徴を見据えると母親と父親とは別々の支 援が必要と考え、「母親グループ」と「父親グループ」に分けて実施している。

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

32 39 43 82 77

在宅 10 7 12 36 21

児童養護施設 17 23 22 33 27

養育家庭 3 1 2 1

児童自立支援施設 1

その他 3 5 2 10 16

次年度継続 2 1 6 4 11

実人数

一時保護

55

55

○実施日

・母親グループカウンセリング「いいな」 第

1

3

金曜日の午後

「多摩いいな」 第

1

月曜日の午後 期限は特に設けない

・父親グループカウンセリング「やっほー」第

2

4

土曜日の午前 ○実績

・母親グループカウンセリング「いいな」 :

利用家族

16

家族(新規

6

家族) 実施回数:

23

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