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 平成30年度西北の社会教育行政の方針と重点は、先に青森県教育委員会が定めた「教育施策の方針」並び に「社会教育行政の方針と重点」、「文化財保護行政の方針と重点」、「保健体育行政の方針と重点」を受ける とともに、管内の実情を踏まえて設定したものです。

方 針    地域住民が、自己の向上を目指して生きがいのある充実した生活を送るとともに、豊 かで住みよい地域社会を形成することができるよう、学びを生かしつながりをつくり出 す社会教育の推進に努める。

         

課 題  地 域 全 体 の つ な が り の 強 化

重 点

1 学校・家庭・地域の協働による     

未来を担う人財の育成

○青少年の体験活動の充実

○地域が支えるキャリア教育の充実

○子どもの読書活動の充実

○地域全体で子どもを育む活動の充実

○家庭教育支援の充実

2 活力ある地域コミュニティの

形成に向けた人財の育成

○地域活動の実践者の育成

○地域活動の指導者、コーディネーターの養成

○地域活動に関わる人財のネットワーク形成の支援

3 一人一人の主体的な学習と社会参加の推進 ○関係機関との連携による多様な学習活動の支援

○学習成果を生かした社会参加活動の支援

4 社会教育推進のための基盤整備

○社会教育推進体制の充実

○社会教育施設の機能の充実と活用の促進

○社会教育関係職員の養成と資質の向上

○社会教育関係団体等の活動の支援

5 伝統芸能の継承と文化財の保護

○文化財の保護・保存

○文化財の公開・活用

○伝統芸能・技術の継承

○博物館等施設の機能の充実

6 スポーツの推進

○ライフステージに応じたスポーツ活動の推進

○学校や地域における子どものスポーツ機会の充実

○地域のスポーツ環境の整備・充実

○競技スポーツの推進

○スポーツによる地域の活性化

特に推進すべき事項

1 地域人財の発掘・育成  2 学校・家庭・地域の協働       3 家庭教育支援の充実   4 関係機関・団体等によるネットワークづくりの推進

1 社会教育行政の方針と重点

***   方     針   ***

 地域住民が、自己の向上を目指して生きがいのある充実した生活を送るとともに、豊かで住みよい地 域社会を形成することができるよう、学びを生かしつながりをつくり出す社会教育の推進に努める。

 少子高齢化や核家族化の進行、地域における人間関係の希薄化などにともない、児童虐待の増加、いじ め、不登校や非行等の青少年問題が深刻化してきており、近年、家庭及び地域の教育力の重要性が指摘され ています。 

 このような状況の中で、平成18年には教育基本法が改正され、「生涯学習の理念」が明確に示されるとと もに、新たに「家庭教育」や「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」について規定されました。さ らに、平成20年6月には社会教育関連3法の一部改正があり、特に社会教育法の一部改正にともなって、

「国及び地方公共団体の任務」や「市町村の教育委員会の事務」に関する規定が整備され、今後の社会教育 行政の在り方について方向性が示されました。

 これらのことから、今日では「個人の要望」と「社会の要請」に応えるバランスのよい社会教育が求めら れ、一人一人の学習活動を促進させると同時に、地域住民の力を結集した地域づくりや、家庭・地域社会に おける子どもの育ちのためのよりよい環境づくりを推進していくことが一層重要になってきました。

 青森県教育委員会では「教育は人づくり」という視点に立ち、人と人とのつながりを大切にし、地域の教 育力を高める社会教育の推進に努めています。このため社会教育行政は、学校・家庭・地域の協働による未 来を担う人財及び活力ある地域コミュニティの形成に向けた人財の育成、一人一人の主体的な学習とその成 果を生かした社会参加活動の推進を図り、個人の充実した生活と豊かで住みよい地域社会の形成に向けた総 合的な社会教育の推進に努めることが重要です。

***   西 北 の 課 題   ***

地 域 全 体 の つ な が り の 強 化

 管内では、平成26年度より4年にわたり、「地域全体のつながりの強化」を課題に掲げ、地域産業との連 携を含めた学校支援ボランティアの推進、子どもが安心して安全に活動できる居場所づくり、家庭教育支援 のための体制整備、読み聞かせ活動者の支援や地域活動に関わる人財の育成など、地域全体のつながりが強 化される環境づくりに努めてきました。

 その結果、子どもの教育という目的のもとに地域と学校が協働することによって、地域住民同士や関係団 体等が効果的に連携して取り組む活動が増えてきました。また、特定の目的や課題に対応した地域活動やボ ランティア活動などにおいても、従来の地縁団体だけではなく、その他の関係機関・団体等が協働して実施 する事業も見られるようになりました。

 豊かで住みよい地域づくりを推進するには、今後も、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるための 仕組みづくりや、住民による地域の課題解決や自主的な地域活動により、人と人との絆を強め、地域全体の つながりをつくり出していくことが重要です。 

 このようなことから、今年度も「地域全体のつながりの強化」を西北の課題とし、社会教育の一層の推進 に努めることとしました。

***   重     点   ***

 西北の課題である「地域全体のつながりの強化」を解決していくため、県の方針と重点、西北の現状を踏 まえつつ、今年度も社会教育行政4つ、文化財保護行政1つ、保健体育行政1つの合計6つの重点を設定し ました。

1 「学校・家庭・地域の協働による未来を担う人財の育成」は、学校・家庭・地域が共に力を合わせ 活動し、心豊かでたくましい未来を担う人財の育成を図るために設定しました。

2 「活力ある地域コミュニティの形成に向けた人財の育成」は、活力ある地域コミュニティの形成に 向け、地域に貢献する人財の育成を図るために設定しました。

3 「一人一人の主体的な学習と社会参加の推進」は、地域住民の主体的な学習活動と社会参加活動の 支援の充実を図るために設定しました。

4 「社会教育推進のための基盤整備」は、生涯学習の振興に資する社会教育推進基盤の整備・充実を 図るために設定しました。

5 「伝統芸能の継承と文化財の保護」は、郷土への愛着と誇りを培い、次代へ伝えるかけがえのない 文化財の保存・活用を図るために設定しました。

6 「スポーツの推進」は、スポーツに親しむ環境づくりと競技力を向上させる環境づくりを推進し、

生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現を図るために設定しました。

〔重点1〕 学校・家庭・地域の協働による未来を担う人財の育成

ア 青少年の体験活動の充実

 ⑴  放課後子ども総合プラン等を活用するなど、子どもたちが多様な体験活動ができる機会や場の設定に 努める。

 ⑵ 青少年の異年齢交流や世代間交流の機会の拡充に努める。

 ⑶  体験活動の実施については、関係機関(学校、他部局、社会福祉協議会、社会教育施設等)や各種団 体(子ども会、婦人団体、PTAなどの社会教育関係団体、商工団体、ボランティア団体等)との連携 強化に努める。

イ 地域が支えるキャリア教育の充実

 ⑴  子どもたちが地域の一員としての自覚をもてるように、地域住民との交流や、体験活動の機会を充実 するように努める。

 ⑵  学校の教育活動におけるキャリア教育等に活用できるよう、地域の情報を的確に提供する仕組みづく りに努める。

ウ 子どもの読書活動の充実

 ⑴ 子ども読書活動推進計画をもとに、地域の実態に合った読書活動の推進に努める。

 ⑵ 読み聞かせ活動者や読書団体、グループやサークル等の支援や活動者の育成と活用に努める。

 ⑶  読書団体、グループやサークルのネットワークづくりを促し、相互に連携協力して地域の読書環境づ くりができるよう支援に努める。

エ 地域全体で子どもを育む活動の充実

 ⑴  学校と地域の協働による教育活動を促進するため、学校と地域住民との情報や意見の交換ができ、お 互いに共通理解が得られるような場の設定に努める。

 ⑵  学校・家庭・地域が協働し、子どもの体験活動等の学習機会の充実に努める。

 ⑶  地域学校協働活動等に地域人財の活用を促進するために、人材バンクやプログラムバンクを整備し、

その活用に努める。

 ⑷  社会教育・学校教育・家庭教育の相互の連携を強化し、効率的な事業展開に努める。

 ⑸  PTAとの連携を深め、学校と家庭・地域が情報を共有できる体制の強化に努める。

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