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工業・情報化部が「2017 年第三次業界基準制改定計画」を公表

ドキュメント内 中国大気環境改善のための都市間連携協力 (ページ 114-170)

「中国製造2025」を実施し、国務院「標準化深化事業改革計画」を具体化することを出 発点とし、重点基準と基礎公益系基準の制定をさらに強化し、標準技術の水準を高め、標 準体系の構造を最適化するために、11月6日、工業・情報化部は「2017 年第三次業界基 準制改定計画」(以下「計画」)を公表した。

「計画」は、2017 年第三次業界基準制改定で 426 項目を提示した。その内制定は 325 項目、改定は101項目、内容別では製品系基準298項目、建築工事基準42項目、省エネ と総合利用基準43項目、労働安全基準2項目、標準物質41項目である。その中には焼結 排煙脱硫、コークス炉脱硫脱硝、濃塩水処理、厨芥、汚染土壌など多数の環境基準が含ま れている。

大気汚染防止の面で「計画」が提示した制改定には、鉄鋼業焼結排煙脱硫用石灰/石灰石 脱硫剤、転炉製鋼一次排煙OGツインタワー除じん浄化技術規範、鉄鋼業コークス炉排煙 脱硫脱硝装置評価規範が含まれる。

公表組織:工業・情報化部

URL: http://xxgk.miit.gov.cn/gdnps/wjfbContent.jsp?id=5894480

99. 環境保護部が「環境保護法」関連規則執行状況を通報: 1~9月の5種事案総数が前

年同期比146%増加

公表日:2017年11月6日 公表組織:工業・情報化部 タイプ:政策ニュース

キーワード:業界基準、基準制改定、大気汚染防止

環境保護部は 11月7日にメディアに対し各地方の環境保護主管官庁の 2017年9月の 環境保護法関連規則執行状況と環境犯罪事案移送状況を通報した。1~9月に事案が多かっ た浙江、山東、安徽、江蘇、広東、福建を表彰し、事案ゼロの県(区)が多かった河南、

雲南両省と信陽、鄭州、西寧、張家口の4市を通報し批判した。

環境保護部環境監察局の田為勇局長は次のように紹介した。9 月、全国で環境保護法関 連規則を適用した事案総数は3,957件で、2016年9月比で178%増加した。その内、日割 連続過料事案は100件で、2016年比49%増加した。差押・押収事案は2,233件で、2016

年比321%増加した。操業制限・停止事案は719件で、2016年比99%増加した。行政拘

留への移送は679件で、2016年比114%増加した。環境汚染犯罪容疑での移送事案は226 件で、2016年比55%増加した。

1~9月、全国で摘発した5種事案総数は28,708件で、2016年1~9月比146%増加し た。その内、日割連続過料事案は822件で、2016年比57%増加した。過料金額は96,057.6 万元で、2016年比73%増加した。差押・押収事案は13,115件で、2016年比156%増加 した。操業制限・停止事案は6,420件で、2016年比170%増加した。行政拘留への移送は

6,278 件で、2016 年比 172%増加した。環境汚染犯罪容疑での移送事案は 2,073 件で、

2016年比53%増加した。

公表組織:中国環境報

URL: http://49.5.6.212/html/2017-11/08/content_66778.htm

100. 工業・情報化部が「国家が発展を奨励する重大環境保護技術設備目録(2017年

版)(意見募集稿)」を公表

国務院の「中国製造2025」と「第13次五カ年計画国家戦略的新興産業発展計画」を実 行し、重大環境保護技術設備の研究開発と普及応用を誘導し、中国の環境保護事業の環境

公表日:2017年11月8日 公表組織:中国環境報 タイプ:ニュース

キーワード:環境法執行、行政罰、環境保護法

公表日:2017年11月10日 公表組織:工業・情報化部 タイプ:政策ニュース

キーワード:環境保護設備、設備目録、大気汚染防止

保護技術設備に対する新たなニーズに応えるために、工業・情報化部は科学技術部と共同 で「国家が発展を奨励する重大環境保護技術設備目録(2014年版)」の改定作業を実施し た。省級の工業・情報化および科学技術主管官庁、中央企業、関係業界団体の推薦と専門 家の審査を経て、11月10日に「国家が発展を奨励する重大環境保護技術設備目録(2017 年版)(意見募集稿)」(以下「目録」)を公表し、意見募集を行った。今回の意見募集 期間は2017年12月10日までである。

「目録」では、発展を奨励する設備140項目を研究開発系、応用系、普及系に分けてい る。

研究開発系で「目録」に載った大気汚染防止分野の設備には、高温複合フィルターカー トリッジ脱ばいじん/脱硝共処理設備、相転移凝縮除じん設備、接触分解排煙多汚染物質共 処理プラントが含まれる。応用系で「目録」に載った大気汚染防止分野の設備には、湿式 脱硫システムばいじん/ミスト除去技術設備、選択接触還元(SCR)船舶用ディーゼル排気 ガス窒素酸化物(NOx)浄化装置、生活ゴミ焼却排煙湿式処理設備、飛灰のダイオキシン マイクロウェーブ分解処理技術と設備、カーボンベース触媒多汚染物質共処理技術装置、

結合増強電気/バグフィルター複合集じん器、生活ゴミ焼却排煙脱硝設備、オゾン発生器、

揮発性有機化合物(VOCs)浄化レアアース触媒材料、国VI基準適合自動車用レアアース 触媒材料が含まれる。普及系で「目録」に載った大気汚染防止分野の設備には、石炭燃焼 排煙汚染物質乾式処理プラント、排煙電気凝縮-電気バグフィルター一体型除じん技術設備、

工業窯炉微小粒子状物質制御技術設備、フィルムフィルターカートリッジとプレート式複 合ろ過除じん設備、低温脱硝設備、焼却排出ガス-回転噴霧乾燥半乾燥法脱酸設備、耐摩耗 性ビード溶接作業場ばいじん浄化設備、高温電気集じん多汚染物質共処理プラント、ホス フィンろ過浄化設備、排煙処理多相反応器、脱硝噴射器、双極荷電電気凝集器、除じん用 パルス高圧電源、除じん用高周波高圧整流設備、電気バグフィルター用湛水式パルスバル ブ、コンベヤー微静電防じん集じん設備、黄燐高温炉空気乾燥法浄化装置、生物法有機廃 ガス処理設備、常温触媒酸化有機廃ガス処理装置、油煙浄化設備が含まれる。

公表組織:工業・情報化部

URL:http://zmhd.miit.gov.cn:8080/opinion/noticedetail.do?method=notice_detail_show

&noticeid=1865

101. 環境保護部と河北省人民政府が「雄安新区生態環境保護事業戦略協力協定」を締結

公表日:2017年11月14日 公表組織:中国環境報 タイプ:政策ニュース

環境保護部は 11 月 13 日に河北省人民政府と「雄安新区生態環境保護事業戦略協力協 定」を締結し、環境保護部の李幹傑部長と河北省人民政府の許勤省長が双方を代表して署 名し、共産党河北省委員会の王東峰書記が協定締結式に出席した。

李幹傑氏は、環境保護部が雄安新区の生態環境保護を非常に重視していることを指摘し、

これを重大な政治的任務として位置づけ、雄安新区生態環境保護作業指導グループを設置 し、関係する司と局が相次いで新区環境影響評価、白洋淀浄化、生態保護レッドラインの 線引きなどを行ったとした。今後は、協定の実行を着実に促進し、白洋淀流域環境修復、

雄安新区生態保護と修復、区域汚染共同防止、「三線一単」管理体系建設、モニタリング と法執行監督体系建設、環境安全制御体系建設、生態環境管理メカニズムイノベーション、

グリーン環境保護産業発展の支援に力を入れていくと述べた。

王東峰氏は共産党河北省委員会と省政府を代表して、環境保護部の長期にわたる河北へ の関心と支援に感謝を表明した。また、生態環境保護事業をより重点化し、グリーン発展 を堅持し、「根治」と「対症」を強化し、総合対策を推進し、新時代の経済強省、麗しき 河北の全面的建設のために良好な生態環境を提供しなければならないと指摘し、高い出発 点、高い基準で雄安新区を建設し、環境保護部と河北省人民政府の協定締結を契機に、大 局に影響する主要な生態環境問題の解決に力を入れ、流域対策と区域対策を統一し、新区 の生態環境質と水準を全面的に高めなければならないと述べた。

公表組織:中国環境報

URL: http://49.5.6.212/html/2017-11/14/content_67023.htm

102. 環境保護部が2017年10月と1~10月の重点区域と74都市の大気質状況を公表

環境保護部は11月17日にメディアに対し2017年10月と1~10月の全国と北京・天 津・河北、長江デルタ、珠江デルタ区域および直轄市、省都、計画単列市の大気質状況を 公表した。

環境保護部環境モニタリング司の劉志全司長が以下のように紹介した。10月、全国338 カ所の地区級以上の都市の大気質の平均優良日数比率は87.8%で、前年同期比5.0ポイン

キーワード:雄安新区、環境保護業務、部省間協力、区域共同予防

公表日:2017年11月17日 公表組織:環境保護部 タイプ:ニュース

キーワード:大気質、微小粒子状物質、重点区域、大気汚染物質

ト低下した。PM2.5濃度は38㎍/㎥で、前年同期比5.6%上昇した。PM10濃度は67㎍/㎥

で、前年同期比4.7%上昇した。1~10月の平均優良日数比率は80.3%で、前年同期比2.5 ポイント低下した。PM2.5濃度は41㎍/㎥で、前年同期と同水準であった。PM10濃度は72

㎍/㎥で、前年同期比1.4%低下した。

10月の74都市の大気質ワースト10(74位から65位)は順に、唐山、ハルビン、邢 台、太原、石家荘、邯鄲、徐州、長春、滄州、済南であった。1~10月のワースト10は 順に、石家荘、邢台、邯鄲、保定、唐山、太原、鄭州、衡水、西安、済南であった。

10月の74都市の大気質ベスト10(1位から10位)は順に、舟山、ラサ、貴陽、福州、

南通、厦門、海口、昆明、台州、寧波であった。1~10月のベスト10は順に、海口、ラサ、

舟山、珠海、麗水、深圳、恵州、厦門、貴陽、福州であった。

北京・天津・河北区域13都市の10月の平均優良日数比率は69.2%で、前年同期比4.9 ポイント上昇した。PM2.5濃度は61㎍/㎥で、前年同期比10.3%低下した。PM10濃度は97

㎍/㎥で、前年同期比15.7%低下した。1~10月の平均優良日数比率は54.3%で、前年同期 比7.3ポイント低下した。PM2.5濃度は64㎍/㎥で、前年同期比 8.5%上昇した。PM10濃 度は112㎍/㎥で、前年同期比7.7%上昇した。

北京市の10月の大気質の平均優良日数比率は80.6%で、前年同期比25.8ポイント上昇 し、PM2.5濃度は57㎍/㎥で、前年同期比32.1%低下した。PM10濃度は63㎍/㎥で、前年

同期比33.7%低下した。1~10月の平均優良日数比率は58.3%で、前年同期比0.6ポイン

ト上昇した。PM2.5濃度は60㎍/㎥で、前年同期比6.2%低下した。PM10濃度は86㎍/㎥

で、前年同期比10.3%上昇した。

長江デルタ区域25都市の10月の平均優良日数比率は93.8%で、前年同期比5.6ポイン ト低下した。PM2.5濃度は33㎍/㎥で、前年同期比17.9%上昇した。PM10濃度は56㎍/㎥

で、前年同期比16.7%上昇した。1~10月の平均優良日数比率は76.3%で、前年同期比1.0 ポイント低下した。PM2.5濃度は40㎍/㎥で、前年同期比7.0%低下した。PM10濃度は66

㎍/㎥で、国家二級年平均濃度基準を達成した。

珠江デルタ区域 9 都市の 10 月の大気質の平均優良日数比率は 73.1%で、前年同期比 22.6ポイント低下した。PM2.5濃度は34㎍/㎥で、前年同期比13.3%上昇した。PM10濃度 は52㎍/㎥で、前年同期比15.6%上昇した。1~10月の平均優良日数比率は85.0%で、前 年同期比5.8ポイント低下した。PM2.5、PM10濃度はそれぞれ32㎍/㎥、49㎍/㎥で、どち らも国家二級年平均濃度基準を達成した。

公表組織:環境保護部

URL: http://49.5.6.212/html/2017-10/30/content_66423.htm

103. 環境保護部が「環境保護総合リスト(2017年版)(意見募集稿)」を公表

ドキュメント内 中国大気環境改善のための都市間連携協力 (ページ 114-170)

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