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家庭生活における男女平等参画

第4章 計画事業とその考え方

1. 家庭生活における男女平等参画

 あらゆる分野で女性の活躍を阻害している原因には、固定的な性別役割分担意識や性差に 関する偏見を背景に、「男性中心の働き方等を前提とする労働慣行(以下「男性中心型労働慣 行」という。)」が維持されている現状があります。区の調査においても就業の有無に関わらず

「家庭内の炊事・洗濯・掃除などの家事」について「主に自分」だとの回答は女性が多く担って いる状況がみられ、結婚している男女の家庭においては、女性のみが担っているという家庭 が大半を占めている結果から、これまで男性の家事・育児・介護等の十分な分担が得られず、

女性の負担が大きく、家庭以外の場所において女性の活躍が困難になる場合が多く伺えます。

 初婚年齢や出産年齢が上昇し、育児世代の平均年齢が上昇する中、育児と介護の二つのケ アを同時に担う「ダブルケア」問題は、男女を問わず今後予測される大きな課題であることか ら、ケアワーク(家庭内労働)への理解と社会的な評価を高めるとともに、行政や企業、学校 を含めた支援体制の整備と、男性や次世代の家族による家庭生活への参画を強力に促進する 必要があります。

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0時間 1時間 2時間 3時間 4時間

日本 米国 英国 フ ランス ドイツ スウェー デ ン ノルウェー

6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間(1 日あたり,国際比較)

うち育児の時間 家事・育児関連時間全体

備考

1.総務省「社会生活基本調査」(平成23年).Bureau of Labor Statistics of the U.S.“American Time Use Survey”(2014)及び Eurostat“How E ur opeans Spend Their Time Everyday Life of Women and Men ”(2004)より作成。

2.日本の値は,「夫婦と子供の世帯」に限定した夫の1日当たりの「家事」「介護・看護」「育児」及び

「買い物」の合計時間(週全体平均)。

(1)家庭における男女の役割分担の改善

 男女がともに協力して家族の一員としての責務を果たし、豊かで自立した生活が営めるよ う支援します。

事業番号 事業名 事業概要 所管課

20 男性の家庭生活への 参画を支援する講座 等の実施

男性が家事・育児・介護などの家庭生活に おいて家族としての責任を果たせるよう きっかけを作る事業を実施する。(父親向け 子育て支援事業、一日保育士体験、育メン のためのはじめのいっぽ(絵本の読み聞か せ)、パパッと!パパごはん等)

総務課/ 幼児保育課/

保健サービスセンター/

真砂中央図書館/

関係課

21 両親学級の開催

初めて子どもを持つ男女を対象に、親とな り、ともに子育てについて、学び、考える 機会として、講義・実技を実施するとともに、

参加者相互の懇談を実施する。

保健サービス センター

(2)介護者等への支援

 少子 ・ 高齢化の進展や核家族、共働き世帯が増加し、社会全体で高齢者を介護する人を支 援することが求められています。安心して介護と仕事を両立できる社会を目指し、家族や親 族の介護は個人だけでなく社会で担う必要があることや、介護に関わる職業についての理解 を深めるため、中学生向けの介護啓発冊子の配布を行います。

 また、介護される者の自立を促し、介護者等の負担軽減を図り、社会参画を促進するため

のサービスを充実します。

73.5

70.8

50.8

27.9

20.0

5.0

2.9

71.2

69.9

46.7

18.0

20.9

4.2

3.3

0% 20% 40% 60% 80%

労働時間を短くしたり、在宅勤務、フ レック スタイムの 導入など 、働き方について企業が整備す る

男性が介護休業制度を取得しやす いよう、

環境を整備す る

休業中の企業によるフ ォロー など

(職場復帰へ向けた企業の援助)

男性の理解と協力を得るための啓発活動を行う

男性が気軽に参加できる介護講座を開催す る

その他

無回答

女性(476人)

男性(306人)

Q これからは公的な サービスの整備とともに、男性も共に介護を担うことが

求められます。男性の介護への参加を進めるために、あな たはどのような ことが必要だと思いますか。

文京区男女平等参画に関する 区民調 査( 平成27年9月実施)

事業番号 事業名 事業概要 所管課

22 介護保険サービスの 充実

高齢者が住み慣れた地域で安心した生活が 継続できるよう、介護保険制度の周知を図 り、サービスを提供することにより、介護 者の負担を軽減し、社会参画を促す。また、

若年層への介護制度や取組などの周知啓発 を行う。

介護保険課

23 介護保険外のサービ スの充実 介護保険外のサービスを提供することによ

り、介護者の負担を軽減し、社会参画を促す。 高齢福祉課/

介護保険課 24 障害福祉サービス等 の充実 障害福祉サービス等を提供することにより、

介護者の負担軽減や社会参画を促す。 障害福祉課

25 障害者総合支援法・ 児童福祉法外の サービスの充実

法外のサービスを提供することにより、介

護者の負担軽減や社会参画を促す。 障害福祉課

(3)子育てへの支援

 子育ての孤立化や不安を解消し安心して子育てができるような環境整備を進め、すべての 子育て家庭への支援を充実します。

27.4

21.3

12.6

11.4

10.3

8.3

2.8

0.3

4.9

0.5

27.8

22.5

24.6

6.5

6.4

3.9

1.5

5.4

1.4

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

子育てしやす い地域社会の形成 子育てを支援す る一時預かりやホー ムヘルプ サー ビス

など の施策の充実

区・児童相談所・学校・警察・医療機関など 関係機関の ネットワー ク の強化

乳児家庭全戸訪問事業など の訪問相談や指導の強化 子育てや児童虐待について相談できる窓口

(子ど も 家庭支援センター など )の充実 親同士の集まりでの経験談や意見交換

など の自立的な活動の充実 虐待や不適切な子育てを防止す る親力向上講座の開催

児童虐待防止啓発活動 その他 無回答

就学前児童(935人)

小学生(723人)

Q 児童虐待や不適切な 子育て防止のために最も効果的と思う こと。

文京区子育て支援に関する ニーズ 調査( 平成25年10月~11月実施)

事業番号 事業名 事業概要 所管課 26 子育て情報提供の 充実 子育てに係る各種サービスについて、わか

りやすく情報提供する。 子育て支援課

27 一時保育事業

育児疲れによるリフレッシュや学校 ・ 幼稚 園等の行事参加、保護者の疾病など、多様 な保育需要に対応するため、一時保育事業 を実施する。

子育て支援課/

幼児保育課

28 乳幼児及び義務教育 就学児医療費の助成 乳幼児及び義務教育就学児にかかる保険診

療による医療費の自己負担分を助成する。 子育て支援課

29 乳幼児健康診査の実施

乳幼児の健康管理や疾病の早期発見等、育 児に必要な健康診査並びに保健指導を行う。

また、生活環境や疾病構造の変化等にあわ せ、アレルギー健診や発達健診等健康診査 事業を実施する。

保健サービス センター

30 文京区版ネウボラ事業

保健師・助産師等が産前・産後の健康や子 育ての相談に応じるネウボラ相談、妊娠中 の様々な不安の軽減を図る妊婦全数面接、

宿泊型ショートステイ等産後ケア事業など を実施し、妊娠から出産、子育て期にわた る切れ目ない支援を行う。

保健サービス センター

31 保育園の相談機能の 充実

区立保育園において「乳幼児子育て相談」を 実施する。また、各保育園が独自のメニュー を設定し、子育てに関する相談や情報提供 を行うことによって、親子が気軽に集い、

子育て世帯の抱える悩みや不安、ストレス の軽減を図り、子育ての喜びを実感しても らうことを目指す「地域子育てステーショ ン事業」を実施する。

幼児保育課

32 子育て訪問支援券事業

ベビーシッターサービスの提供を希望する 2歳未満の乳幼児がいる家庭を対象に、ベ ビーシッターサービスを一定の負担で利用 できる「子育て訪問支援券」を交付する。

子育て支援課

33 妊産婦 ・ 乳幼児を持 つ親を支援する講座 等の実施

妊産婦や乳幼児の健康管理等の知識を普及 啓発するため、母親学級、離乳食講習会、

子育て支援講座、児童館における乳幼児と その保護者を対象とした活動等を実施する。

総務課/ 保健サービスセンター/

児童青少年課

34 区立幼稚園の預かり 保育

保育園の待機児童対策及び区立幼稚園にお ける保育内容の充実を図るため、幼稚園の 教育課程の開始前もしくは終了後及び長期 休業中、区立幼稚園全園で実施する。

学務課

事業番号 事業名 事業概要 所管課 35 子育てひろば事業

保護者と就学前の乳幼児が一緒に安心して 遊べる場を提供するとともに、親同士の情 報交換や子育てに関する相談、子育て支援 に関する講習等を実施するなど、保護者へ の支援を行う。

子育て支援課

36 親子ひろば事業

3歳未満の親子が楽しく遊びながら、情報 交換や仲間づくりができる場を提供すると ともに、支援員による子育てに関する助言 や、子ども家庭支援センターのサポートな ど必要な支援につなげる。

子ども家庭 支援センター

再掲 21 両親学級の開催

初めて子どもを持つ男女を対象に、親とな り、ともに子育てについて、学び、考える 機会として、講義・実技を実施するとともに、

参画者相互の懇談を実施する。

保健サービス

センター