浄土宗典籍・版木の研究│浄土宗寺院所蔵文献類調査整理研究│
目
浄土宗寺院において︑その存の住職さえ自坊に川が所蔵 的
されているのか知らないまま︑また︑什物帳で所蔵してい ることは知っていても蔵の中にあって
一度も見たことがな
いまま︑徽や虫食いによ
って
州制
限し
ていく文献矧がある
︒
また中には︑本堂や庫裏の新築・改築などで︑その寺院所 蔵の文献類が廃品として処分されたりする例もある
︒し
か しこれらの小には此屯な文献煩が存在することもあり︑ま た︑その寺院にとってはその寺の歴史を物語る貴重な文献
4bφめ
' hv ︒
よって︑これらの文献類を調査整理し︑各所蔵か院にそ
?
コンに全て入力した︒これによりどの寺院にどのような文
献があるかが前もって把握できることになった︒
( デ
lタ
漏れを防ぐためこれらは厳重に分室で保管している︒)
次に平成六年九月と平成八年六月に﹁
宗 報
﹂にアンケl
卜
︹﹁ 浄土 宗典 籍
・版木の研究﹂
へ の ご 協 力 の お 願 い お 存の古文
H A ‑ ‑ 3
籍の保存状況をお知らせ下さい
│ ︺ を載 せ︑回答のあった寺院及びその後研究所への依頼のあった
hJ
院より卜凹箇寺を調査し︑このうち﹂ハ筒岸は調作終
fH
録も完成またはほぼ完成︑三箇寺は目録作成が校正の段階
であり計九箇寺がほぼ完了した︒(滋賀教区の一筒寺は
紙北川表紙文書‑点だけの内容調告であるので︑調作対象卜
四
箇 寺
中︑調貸中なのは実際残り四箇寺である︒)また
れと平行して︑市文乃・掛け州市ザの解説を現在も統行中で
ある︒
調査方法
調査依頼のあった寺院での調査は以下の子順をとる︒
保管別状のに対(写真などで記録する 全文献類の大まかな分類・並べかえ︒
上記分類に基づき︑通醤(仮番号)を付した什塞を全
文献類に挟む︒
‑番
号順にパソコンに人力
( デ ター
ベー ス
化)︒但し場
合によってはカlドでとることもある︒この時︑書名
山者
省・
編者
奥・
付金
寸を
記針
︒必要あれば順書の並べか
えも行う︒※十四年度からは直接デジタルカメラで題
名品守を顕彰︑パソコンに入力し︑研究所で整則するト刀
法も取り入れた︒
一33‑
再度の長べかえ︒
通番(正式なもの・目録書け)をパソコン入力︒
所級者の許可が得られれば︑通事命ラベルを添付
︒
保管
川場所に目録寄り順に収蔵
︒
(防虫剤を置くこともあり
O
所山城主院の許可を得て︑屯要文献は写点・デジタルカメラに帰り︑調貨研究する︒
O
調査対象寺院の文献煩は丞符調代を似川とし︑簡易口封を作成し所蔵寺院に渡すことでその寺院の調査を‑応の終
了とする︒ 平成十五年三月現在までの調査状況 現在までに調査した寺院︑また現在調査中の寺院の調査 状況は以下の通りである
︒
(寺院名などは所蔵者の管理上
京都教区 のこともありここでは伏せておく)
調査終了 新潟教区鳥取教区
富
山教区 崎玉教区 静岡教区
岐阜教区
古書籍五六七
冊
簡易目録作成完了 古書籍六六八冊
大蔵経
古文書
調査終了 簡易目録作成完了 古書籍
一O七九冊
調査終了 簡易目録ほぽ完成 古書籍 二OO
三冊 調査終了 簡易目録ほぽ完成 古書籍約五
OO
附
大蔵経
一部
調査終了
簡易目録ほぼ完成 版木約
三
O
点調査ほぼ終了
占文書
調査ほぽ終了 古書籍約
二四五附
調査ほぽ終了 古文占 簡易目録ぽぽ完成
京都教区 京都教区 大阪教区
尾張教区 長野教区 和歌山教区 滋賀教区
今後の実施計画
古書籍約四
二
O
冊簡易目録作成中 古書籍一八一
五部
古文書
調査終了
古軸類十点
調査終了
古書籍約
一
O
八二附 古書籍約七九五附
古書籍約六
O O冊 鎌倉期紙背文書
一点
古書籍約
三
OO
冊 大蔵経古軸類
巻子本 簡易目録作成中 調査中
古文書調査中
調査中
調査中 調査中
‑34一 長期にわたって続けてきたこのプロジェクト
研究も一応
平成十六年
三
月で終了することが研究所会議で決められ︑
運営委員会で了承された
︒これ以上調査対象寺院はふやさ ず︑十五年度で︑まだ調査の完
f
していない寺院を終了さ 必要がある
︒
せねばならない
︒よって︑さらに効率よく調査をすすめる すべての調査が終了後︑その結果報告及び研究成果を所
蔵寺院の許可を得て︑何らかの形で発表する︒この最終報
告は十五年度中には時間的に困難で︑平成十六年度になら
ざるをえない︒その後の調査資料の保管等については平成
十五年度に検討し︑将来にわたって役立つ形で残していき
一 こ
30
7 L
この調査は︑一寺院文献類全調査を基本としており︑対
象寺院に調査した文献の簡易目録を渡して︑喜ばれる結果
となるよう努力していきたい︒
‑35‑
伝 道 (
布 教 教 化 ) の 研 究 ・
現 代 布 教 の 検 討
目 的
布教教化なくして︑教団の未来はない︒現在︑﹁結縁五
重相伝﹂を受け︑真に﹁念仏者﹂と言える人は︑どれほど
存在するであろうか︒確かに︑この三
年間
で︑
﹁宗 報
﹂記
載の五重相伝厳修寺院は︑全国で
271
寺院にのぼる︒そ
して︑念仏に喜びを見出して︑お念仏の中に生活をされて
いる人は少なくない︒
まこ とに
︑
﹁ 人 中の
疹陀
利 華
﹂が
︑
年々誕生している︒
が︑しかし︑全体からみると︑﹁五重相伝﹂厳修与院は
地域においては西高東低であり数においては
﹁五 重
相
伝﹂厳修寺院の占める割合は全浄土宗寺院の415パlセ
ントである︒
もち ろん
︑
﹁五重相伝﹂だけが︑布教教化で
はない︒人間の生涯における人生のあらゆる場面での教化
正
ま 英
日刀
rF
ネ ナ
が必要である︒釈尊はもとより︑善導大師︑法然
t
人の対機説法はどのようであったであろうか︒
さまざまな問題があるであろうが︑現在の宗門の現実現
状を踏まえて︑念仏信者養成の最終ステージを﹁正伝法を
36一
綬けるところの五重相伝﹂として︑そこへ至る︑念仏信者
養成の方法論を研究することは︑教化集団の未来を切り開
く土台となるはずである︒その土台を恨底としてこそ︑社
会教
化が︑真に力を持ってくるのではないでしょうか︒
そこで︑浄上京門の念仏信者養成の現状と方策を踏ま
ぇ︑範を組師方にとりながら︑多面的に研究して行く︒
方 法
浄土宗の布教教化の現状調査︑研究
範を祖師方にとりながら︑念仏信者養成の方法論の研究
︒
場合によっては︑他教団にも学びながら研究を進めて行き
ら
﹄
︑ S
0
7 L 研 究 報 告
① 浄土宗の布教教化の現状調査︑研究 各教化センター長宛
各センター
2
名の研究スタッフの推薦を依頼︒研究スタyフ
同名の決定
︒
第l回
スタッフ合同会議の開催
(6
月口円)明照会
館会議室にて
︒
②
‑会議の結果︑﹃ 合同会議
結縁五重相伝会
﹂
に絞った調査研究 を行う事に決定した
︒
③ 研究所研究
員業務 五重相伝会シンポジウム・講
J M m ‑
・・五重相伝
会を閉経するために
︒
2 五重相伝会アンケート
(全
寺院
)集
計 3
総︑大本山布教師会への問い合わせ・
・
・勧
誠 師 養 成 策 等
総︑大本山式師会への問い合わせ・・・教授師
回 向 師 養 成 策
等
④ 研究スタ
ッフ共同業務
年 目
各教化センター内における布教教化の現状調
査・
布教資料の収集
︒
2年目現状分析を元にして︑問題点︑今後の課題を
‑37‑
採る︒
‑
幕本的には研究所所員と電話
F A X等で連絡を取
り︑アンケート寺院のリストアップ︑調査方法などの
ご協力をいただく
︒
‑ 2
年間で
3回(本日を含み)の合同会議を聞き︑怠
見交換を行う
︒
‑具
体 的 に ア ン ケ ー ト
(記
入式
) 調 査 を す る 際 の フォーム作成する
︒
‑最終的に︑各教区における現状把握︑課題のまとめ
をしていただく︒
⑤
送依頼︒ アンケート調査票の作成(別紙)およびスタッフへ発
研究会 ⑥ アンケート調査表の集計作業中
1 4
月日日
2 4
月刊日
3 4
月辺日
4 5
月刊日
5 5
月M日
6 5
月お日
7 6
月3日
8 6
月刊日
9 6
月口日
月 火 ( 火 金 ) 金 火 月 ( 月 月 )
日 ︑
6
月お日日 ︑
7
月2日ロ ︑
7月辺日
日 ︑
8
月5日日 ︑
9月2日
日 ︑
9
月9
日日 ︑
9月幻日
η
︑叩月刊日日︑日月詑日
問︑ロ月6日
初︑ロ月初日
目 ︑
l月6日
辺 ︑
l月初日
お ︑
2月3日
弘 ︑
2月刊日
お ︑
2月日日
初 ︑
3
月7日( 金 ( 火 )13
日
( 月 ) ( 月 ) ( 月 )
(水
)
﹁第一回合同会議﹂
月)lm
日( 火)
﹁
学
術大 会報 告﹂
(金
)
( 金 木
(金
( 金 ) ( 月 ) ( 月 ) ( 月 月 )
金 月
)
‑38‑
現代布教研究班
‑
研究代表
‑
研究主務
‑
研 究
員
‑
研究スタ
ッフ
スタッフ
八木季生客員教授 正村瑛明専任研究員 佐 藤 晴 輝 斉 藤 隆 尚 後 藤 真 法 研 究 員 中野隆英嘱託研究員・池田常臣研究スタyフ
(全
国8ブロy
クよ り選 出)
*北一
教区
A ‑
北海道(教化センター)
長昌寺
*北二
教区
4砂 東
*青森教区
*宮城教区
4関
・
*神奈川教区
*千
葉
西 小樽組
北(教化センター)
第 東青組 組 東(教化センター
三浦組
教 区 安 房
組 組
浄道寺 雲 浄満寺
上寺
光
雲寺
量書院
麻上昌幸 佐伯教道 長尾拓応
東海林良昌 鹿野匡文
郡嶋泰威
師 師
高 師
hロH 叩
師
γ巾叩
' 白h
4
・
東
*三
河教区
*岐阜教区
• 1 ヒ
*新
潟教区
*福井教区
•
近
*京都教区
*京都教区
海(教化センター)
豊 橋 組 高 須 組 陸(教化センター
相 崎 組 敦 賀 東 畿(教化センター)
南 城 組 嵯峨組
普仙寺
固満寺
西光寺
善 松岸院 法 寺
直指庵
︒
中四国(教化センター
正覚寺*広島教区
*愛媛教区