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実験結果

ドキュメント内 画像処理による着色水の濃度評価 (ページ 57-63)

第 6 章 着色水の着色料濃度測定方法と評価実験

6.3 実験結果

図6.10: 茶の濃度と総画素数の関係 図6.11: 紫の濃度と総画素数の関係

図6.12: ピンクの濃度と総画素数の関係

図6.13: 水色の着色水 図6.14: ピンクの着色水

黄色の傾きが約0.7であった。傾きの差は、色情報の輝度値への変換の違いに起因する。また、

0〜1 ppmの範囲では、濃度に対する画素数の変化が大きく、500と1000 ppmでは画素数の変化 は緩やかであった。

6.3.2 実験方法2

図6.17、図6.18、図6.19、図6.20、図6.21、図6.22、図6.23に着色水濃度と総画素数の関係を 示す。実験した濃度の範囲では、着色水濃度と総画素数は負の比例関係になった。実験1(6.2.2) に比べて相関も高く、正確な濃度測定が可能であると考えられる。実験1(6.2.2)では、茶の直 線の傾きが一番大きかったが、実験2(6.2.4)では3.2と大きくはなかった。紫の傾きが7.0 と一番大きく、ピンクの直線の傾きが−1.0と一番小さかった。また、実験した濃度の範囲では一 度に撮影できるので撮影による誤差も少なく、この濃度範囲で再現性を検討したいと考える。

図6.24に水色の着色水の静止画、図6.25にピンクの着色水の静止画を示す。水色は、濃度の違い が目視で確認できるが、ピンクは100ppm以外は確認できない。しかし、総画素数では濃度の相 違を確認できた。

図 6.17: 赤の濃度と総画素数の関係(フラスコ) 図6.18: 黄色の濃度と総画素数の(フラスコ)

図 6.19: 緑の濃度と総画素数の関係(フラスコ)図6.20: 水色の濃度と総画素数の関係(フラスコ)

図 6.21: 茶の濃度と総画素数の関係(フラスコ)図 6.22: 紫の濃度と総画素数の関係(フラスコ)

図6.23: ピンクの濃度と総画素数の関係(フラスコ)

図6.24: 水色の着色水(フラスコ) 図6.25: ピンクの着色水(フラスコ)

6.3.3 実験方法3

図6.26、図6.27、図6.28、図6.29、図6.30、図6.31、図6.32に着色水濃度と総画素数の関係を 示す。

着色水濃度と総画素数は、負の比例関係になった。実験2(6.2.4)と同じ濃度範囲にも関わらず相

でも一番大きかった。ウェブカメラは現場で画像処理できその場で結果が確認できる点は良いが、

細かい撮影条件の設定が難しいので、色の調整が難しく、正確な濃度測定はディジタルカメラが 適していることが確認できた。

図 6.26: 赤の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図6.27: 黄色の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図 6.28: 緑の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図6.29: 水色の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図 6.30: 茶の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図 6.31: 紫の濃度と総画素数の関係(ウェブカ

メラ)

図6.32: ピンクの濃度と総画素数の関係(ウェブカメラ)

ドキュメント内 画像処理による着色水の濃度評価 (ページ 57-63)