第 6 章 狭域エリアセンシングの基盤技術と新しい個別対応情報共有方式の提案
6.3 狭域エリアセンシングの基盤技術の実証実験
6.3.2 実証実験の詳細
実験
1
では,同じ研究室の学生被験者9
名に自分以外の8
名の写真をランダ ムに表示し,人物を特定するのにどの程度時間を要するかを測定した(図6-8).
測定時間は表示ボタンを押してから名前を言い終わって次の写真の表示を実施 するボタンを押すまでの時間である.また
9
名にそれぞれ8
枚の写真を表示した ため,合計72
回の実験を実施した.実験に使用したタブレット端末はAndroid
タブレット3
台である.図6-8 人物識別実験実施状況(実験1)
実験
2
では,プログラムで5
人から9
人までのランダムな人数の人間を画面 に表示し,その人数を3
種類の画面インターフェースで入力する実験を実施し た. 被験者12
名 が三つのインターフェースでそれぞれ10
回ずつ試験を実施し 合計360
回の実験を実施した.インターフェースは簡便なインターフェース3
種類である,フォーム入力,ピッカ入力,タップ入力による入力時間を計測す る実験を実施した(図6-9 (a),(b),(c)).自作評価ツールを導入した Android
Emotion-focused methodology for smart device sensing
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Doctorial Thesis at Future University Hakodate, 2017
タブレット端末を
3
台使用した.担当者の人数確認および人数入力でかかる時 間を,画面が表示されてから入力終了するまでの時間の計測によって数値化し た.(1)フォーム入力方式
図
6-9(a)のようなフォームに数字を直接入力する方式である.本検証実験に
おいてフォーム入力は人数を数えることが人の処理が負荷となっているのかど うかを調査する為に実施した.この際数える際のやりやすさから数を口に出し て人数を数えてもよいとしている.
(2)ピッカ入力方式
次はピッカ(Picker)で選択する図
6-9 (b)のような方式である.ピッカ方式は
人数をイメージとしてとらえる方式であり,指の動作と人数を数える行為が無 意識化で連動しやすくフォーム入力よりは人の処理負荷が小さくなると想定さ れる.フォーム入力のように数を口に出して数える必要がないため,より安全 性の高い方式だと思われる.(
3
)タップ入力方式最後はタップして入力する図
6-9 (c)の方式である.タップ方式は人数を数え
る際に+を押す行為で実施する.数を覚える必要性がなく,かつ人を識別する だけなので数字を口に出す必要性がない安全性の高い方式である.人の処理負 荷もフォーム入力よりは小さくなると考えられる.Emotion-focused methodology for smart device sensing
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Doctorial Thesis at Future University Hakodate, 2017
(a) フォーム入力画面(実験2)
(b) ピッカ入力画面(実験2)
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Doctorial Thesis at Future University Hakodate, 2017
(c) タップ入力画面(実験2)
図6-9 実験2の入力画面
ドキュメント内
人の感性に着目したスマートデバイスによるセンシング方式の研究
(ページ 97-100)