Emotion-focused methodology for smart device sensing
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Doctorial Thesis at Future University Hakodate, 2017
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図4-1 Deborah Estrin の提案アーキテクチャに感性情報入力を追加した図
4.3 広域エリアセンシングに関する課題へのアプローチ
第
3
章で,広域センシングの例として車いすユーザへの参加型センシングを 導入する際の課題を整理した.課題は,次の3
点となる.① 手動式車いすに対応する.
②歩道の道路路面状態を把握できる.
③ スマートフォンを利用する.
個人の快適性を捕捉する機能をソフトウエアとして追加することによりこの
3
点に加えて,個別対応センシングを可能とするアプローチとして,感性入力 センシング方式を提案する.この提案方式を三つの課題と個別対応センシング に対する適合性を評価すると表4-1
のようになる.Emotion-focused methodology for smart device sensing
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表4-1 広域エリアセンシング関連研究の課題に対する提案方式の対応
手動車いす対応 道路路面状態把握 スマートフォン利用 個別対応センシング
3.3.2-(a)方式 適合 不適合 不適合 不適合
3.3.2-(b)方式 適合 適合 不適合 不適合
3.3.2-(c)方式 適合 適合 不適合 不適合
3.3.2-(d)方式 不適合 適合 適合 不適合
提案方式 適合 適合 適合 適合
4.4 狭域エリアセンシングの課題へのアプローチ
第
3
章で,狭域エリアセンシングの例として狭域エリアでの会議時の参加型 センシングを導入する際の課題を整理した.課題は次の4
点となる.① 認証の通信要件として,TCP/IPを採用する(ネットワーク接続性).
② 認証の通信要件として,狭域内で認証を完了する(ネットワーク効率性).
③ 認証においてなりすましのリスクに対応する(安全性).
④ 認証には利便性の高い方式を採用する(利便性).
この
4
点に加えて,個人の感性情報を入力する機能をソフトウエアとして追 加するアプローチにより,個別対応センシングを可能とする方式を提案する.この提案方式を四つの課題と個別対応センシングに対する適合性を評価すると 表
4-2
のようになる.表4-2 狭域エリアセンシング関連研究の課題に対する提案方式の対応
ネットワーク接続性 ネットワーク効率性 安全性 利便性 個別対応センシング
3.4.2-(a)方式 不適合 適合 不適合 適合 不適合
3.4.2-(b)方式 適合 不適合 不適合 適合 不適合
3.4.2-(c)方式 適合 不適合 適合 不適合 不適合
3.4.2-(d)方式 適合 不適合 適合 不適合 不適合
3.4.2-(e)方式 適合 不適合 適合 不適合 不適合
3.4.2-(f)方式 適合 不適合 適合 不適合 不適合
提案方式 適合 適合 適合 適合 適合
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4.5 本研究の目的及び目標
まとめると,「個人にメリットを与えるセンシングデータ収集」というアプローチ,
具体的には「各個人が五感で感じた感覚をスマートデバイスに入力することにより感 性情報をセンシングする」方式にて参加型センシングの大量データ収集に係る課題を 解決する.このことにより「参加型センシングの普及を通じて人々の生活を感性豊か にする」ことが本研究の目的であり,そのために,「個別対応に有効な,感性情報入 力センシング方式を実現する」ことが目標である.
このために,第 5 章では広域エリアセンシング,第 6 章では狭域エリアセンシング のそれぞれの分野でひとつずつサービス例をとりあげ,個別対応可能な方式を提案し,
検証を実施する.
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