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実装戦略

ドキュメント内 IHE ITI TF-1 翻訳.doc (ページ 91-95)

10 Cross-Enterprise Document Sharing (XDS)

10.5 実装戦略

XDS統合プロファイルは、3つの主要な実装戦略について言及している。これは、

EHR-CRにおけるアクタの異なるグルーピング、そしてEHR-LRにおける異なる設定

を反映したものとなっている。様々なワークフローや設定に対応する必要性を反映し、

実装戦略は幅広いものとなっている。これらの実装戦略は、環境によっては共存する こともある。またこの他の実装戦略も可能である。

Ø 戦略1: ソースでのレポジトリの設置。ひとつの情報システムが、システムが作 成する文書の「Document Source」と「Document Repository」の役割を果た し、「Document Registry」に登録を行う。

ケアが終了すると、EHR-CRはグループ化された「Document Repository」ア クタ(同じシステム)に、文書の提出セットを登録する。そしてこの文書セット(新 しく作成された文書、また以前に作成された関連文書)を「Document

Registry」アクタに登録する[2]。

連合ドメイン内の、それ以外の「Document Consumer」アクタは、「Document Registry」アクタをクエリし、患者の全てのケアのフェーズに関連する文書を検 索することができる[3]。ここではいずれの「Document Repository」アクタから も、これらの文書のいくつかを取り出すことができる[4]。

図 10.5-1 ソースにレポジトリを設置する実装戦略

Ø 戦略2:第三者によるレポジトリ。EHR-CRは「Document Repository」アクタと ならず、第三者による「Document Repository」アクタのサービスを利用し、自 らが作成する文書管理を委託する。最初にメタデータと文書トのセットを、この

「Document Repository」アクタに提供 [1]、それにより「Document Registry」

アクタに、文書のセット(新たに作成された文書と、関連する過去の文書)の登 録リクエストを転送する[2]。

全ての「Document Consumer」アクタが、患者ケアの全てのフェーズに関連

する文書を検索するため、「Document Registry」アクタにクエリを行うことが できる [3]。ここではいずれの「Document Repository」アクタからも、これらの 文書のいくつかを取り出すことができる[4].

Document Repository Document Source

EHR-CR

Document Registry

Document Consumer

EHR-CR

2 登録

3 クエリ

4 取り出し

図 10.5-2 第三者によるレポジトリを利用した実装戦略

図10.5-3 第三者による中央レポジトリ、レジストリを利用した実装戦略

Ø 戦略 3: 患者の直接の転送・紹介。「Document Source」アクタは患者に対す るケアのフェーズを終了する。文書のセット(新たに作成された文書と、関連す る過去の文書)を、「EHR-CR Document Consumer」(グループ化されたアク タ)とそして「Document Registry」にあわせてグループ化された「Document Repository」[2]に、直接提供、登録[1]を行うことを決定する。

この場合、2つのEHR-CRのみをカバーするように定義されることもできるため、

医療連合ドメインの範囲は非常に限られたものであることが考えられる。しか しここでは同じトランザクション[1]が適用される。この実装戦略では、アクタに よってサポートされていても、他のトランザクションは「Document Consumer」

には利用されない点に注意する。これは「Document Registry」と「Document Repository」が、「Document Consumer」の内部に存在するからである。

Document Repository

EHR-CR

Document Registry

Document Consumer

EHR-CR

2 登録

3 クエリ

4 取り出し

1 提供&登録 Document Source

Document Repository

EHR-CR

Document Registry

Document Consumer

EHR-CR

3 クエリ

4 取り出し

1 提供&登録 Document Source

図10.5-4 「Document Consumer」に設置されているレジストリ、レポジトリを利用した患者 の直接の紹介

患者によるEHR-LRへのアクセスは、「Document Source」アクタ、「Document

Consumer」アクタを導入する特別なEHR-CR (例:ポータル)などを通じて可能となる。

Document Consumer

Document Repository

EHR-CR

Document Registry

EHR-CR

1 提供&登録 Document Source

ドキュメント内 IHE ITI TF-1 翻訳.doc (ページ 91-95)