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平成 29・年5月試験【解答解説編】8章

【解答・解説編】平成29年5月試験 実技 41

ココが不適切 ココが不適切

問  正解 ▶ 3 1.不適切。

 投資助言・代理業の登録をしていない FP は、顧客と投資顧問契約を交わ し、投資判断の基となる個別具体的なアドバイスをすることはできない。登 録をしていない FP ができることは、経済指標や金融商品の一般的な仕組み の説明などである。

2.不適切。

 税理士資格を有していない FP は、有償・無償を問わず個別具体的に税理 士業務(税務代理行為、税務相談、税務書類作成)を行ってはならない。

なお、仮定の事例にひき直して計算を示すことや、一般的な税法の解説など は行うことができる。

3.適切。

 必要保障額の計算などは、生命保険募集人登録をしていなくてもできる。

なお、募集人登録は保険契約の募集・勧誘を行うのに必要となる。

問  正解 1 1. 不適切。

 将来価値は、「現在価値×(1+変動率)経過年数」で算出する。空欄(ア)

に入る数値と求め方は「198 ×(1+ 0.02) ≒ 206」となる。

2. 適切。

 年間収支は「収入合計-支出合計」で算出する。

3. 適切。

 金融資産残高は「前年の金融資産残高×(1+運用率)+当年年間収支」

で算出する。

【解答・解説編】平成29年5月試験 実技 42

問  正解 ▶ 3 1.誤り。

 配当利回り(%)は「1株当たり配当金 / 株価× 100」で算出する。

  35 円÷ 1,500 円× 100 ≒ 2.33(%)

2.誤り。

 株価純資産倍率(PBR)は「株価 / 1株当たり純資産」で算出する。

  1,500 円÷ 1,200 円= 1.25(倍)

3.正しい。

 株価収益率(PER) は「株価 / 1株当たり純利益」で算出する。

問  正解 ▶ 2 1.不適切。

 目論見書と運用報告書は、委託者(投信会社)によって作成される。

2.適切。

 問題文のとおり。

3.不適切。

 投資信託の投資元金については、法律上、分別管理が義務付けられている ため金融機関等が破綻した場合でも、原則として直接的な影響は受けないこ とになっているが、法律違反等で投資元金に損失が発生してしまった場合な どは、投資家1人当たり最高 1,000 万円までが「投資者保護基金」により 補償される。

問  正解 ▶ 3 1.正しい。

 NISA 口座は導入当初、最長で4年間金融機関の変更はできなかったが、

平成 27 年からは年単位で変更ができるようになっている。

2.正しい。

 NISA 口座の非課税枠の未使用分の翌年への繰越しはできない。

3.誤り。

 NISA 口座の非課税投資枠は、新規投資額で年間120 万円までである。

ココが誤り

ココが誤り

ココが誤り ココが不適切

ココが不適切

平成 29・年5月試験【解答解説編】8章

【解答・解説編】平成29年5月試験 実技 43

問  正解 ▶ 2

 建築物を建築する場合の延べ面積の最高限度を求める場合には、容積率を 用いる。当該敷地の前面道路の幅員が 12 m未満の場合は、指定容積率と前 面道路幅員に所定の法定乗数を乗じて求めた数値と比較し、小さい方が適用 容積率となる。本問の場合、前面道路幅員が5mであるので、

 5m×6 / 10(法定乗数)= 300% < 指定容積率(500%)

  したがって、300%が適用容積率となる。

 延べ面積の最高限度= 500㎡× 300%= 1,500㎡

問  正解

 ケガで 35 日間入院をしているので入院給付金の支払い対象となる。本問 の入院給付金は、初日から給付金が支払われる。また、介護給付金について は、公的介護保険の要介護度2以上に認定されたときに、一時金および第1 回の介護年金が支払われる。

 5,000 円(入院給付金日額)× 35 日+ 120 万円(介護一時金)

 + 60 万円(介護年金)=1,975,000 円 8

問  正解 ▶ 1

 空欄(ア)に入るのは、「管理」。賠償責任保険においては、直接第三者に 対して損害を与える以外にも、所有しているもの・使用しているもの・管理 しているもの、を原因として損害を与える場合も損害賠償の対象となる。

 空欄(イ)に入るのは、「自動車」。自動車による賠償事故は、自動車保険 の対象となるため、個人賠償責任保険の補償対象とはならない。

 空欄(ウ)に入るのは、「津波」。地震、噴火、津波による損害は、免責事 項である。

【解答・解説編】平成29年5月試験 実技 44

問  正解 ▶ 1

 医療費控除の対象となる医療費とは、治療等を目的とした費用や薬代等で あり、美容整形や健康診断料および人間ドックの費用は対象とはならない

(ただし、人間ドック等により重大な疾病が見つかり、かつ治療した場合は 控除の対象となる)。本問の場合、人間ドック費用については、重大な疾病 は特になかったので対象外、歯列矯正費用についても容ぼう美化を目的とし たものなので控除対象外である。妻の入院費用 23 万円のみが控除対象であ る。

  医療費控除額= 23 万円- 10 万円(※)=130,000 円   ※ 10 万円< 40 万円(総所得金額 800 万円×5%)

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問  正解 ▶ 2

 (ア)× 給与所得者が住宅ローン控除の適用を受ける場合、初年度につ いては確定申告が必要である。ただし、翌年度以降については年 末調整で控除を受けることができる。

 (イ)〇 問題文のとおり。

 したがって、肢2の組み合わせが正しい。

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問  正解 ▶ 1

 課税所得金額= 1,800 万円- 250 万円(所得控除額)= 1,550 万円  所得税の額= 1,550 万円× 33%- 1,536,000 円=3,579,000 円

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問  正解 ▶ 2

 天野重雄さんの相続における相続人は、配偶者相続人と血族相続人第1順 位である子の組み合わせとなる。この組み合わせの場合の法定相続分はそれ ぞれ2分の1ずつとなる。子に関しては、子の法定相続分である2分の1を 分けることになるが、真由美さんは相続放棄をしているので初めから相続人 ではなかったことになる。また健一さんはすでに死亡しているため、代襲要 因となり翔太さんが代襲相続人となる。

 したがって民法上の相続人は正子、良美、翔太となる。

 法定相続分は正子:1 / 2、良美:1 / 2×1 / 2=1 / 4、翔太:1 / 2×1 / 2=1 / 4となる。

ココが誤り

平成 29・年5月試験【解答解説編】8章

【解答・解説編】平成29年5月試験 実技 45 13

問  正解 ▶ 3 1.不適切。

 自筆証書遺言に限らず、遺言はいつでも撤回することができる。

2.不適切。

 自筆証書遺言のメリットは誰にも知られずに作成できる点である。したが って証人は不要である。

3.適切。

 問題文のとおり。遺言書の保管者または発見した相続人は、遅滞なく家庭 裁判所に検認の請求をしなければならない。

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問  正解 ▶ 1

 相続時精算課税制度の対象となる贈与は、60 歳以上の者から 20 歳以上 の子である推定相続人および孫に行われたものである。複数年にわたり利用 することができ、贈与財産の合計額から2,500 万円までの特別控除の適用 を受けることができる。

 したがって肢1が正しい。

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問  正解 ▶ 2

<木内家の(マンション購入後の)バランスシート>     (単位:万円)

[資産]

金融資産

普通預金       150 定期預金           150 財形住宅貯蓄 0 生命保険(解約返戻金相当額)   30 不動産(自宅マンション)   2,000

[負債]

住宅ローン 1,600 負債合計 1,600

[純資産]     

資産合計 2,330 負債・純資産合計 2,330 16

問  正解 ▶ 2

 目標とする金額を実現するために必要となる毎年の積立額を求める場合 は、減債基金係数を用いる。計算は、元となる数値に対応する係数を乗じて 算出する。

 200 万円× 0.05783 = 115,660 円   →百円未満四捨五入→115,700 円

(730)

ココが不適切

ココが不適切

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