(1)現在学習しているもの以外の学習希望(問 12)
現在学習を行っているもの以外に、これから学習しようとするものをみたのが図表 12−1 であ る(無制限複数回答)。
図表 12−1 学習希望‑現在学習しているもの以外 (性別)
その結果、「特にない」と答えた者が 30.0%と、現在学習している内容に満足している者が最 も多い。それ以外の具体的な学習希望については、「農業、園芸に関する学習」が 20.2%と 1 番 多く、以下「健康の維持・増進に関する学習」が 16.7%、「ライフプラン・老後の人生設計に関 する学習」が 12.5%、「ボランティア活動に関する学習」が 11.8%、「社会福祉に関する学習」が 10.1%と続いている。それ以外の項目は 1 割未満となっている。このように、希望が最も多い項 目と最も少ない項目の差が 20 ポイントに満たず、学習希望は問 6 の現在の学習内容より多岐に わたっており、それぞれの差が小さい。
男女別にみると(図表 12−1)、いずれの項目においても、男女間で 10 ポイント以上の差がな い。5 ポイント前後の差があるのは、「他世代との交流に関する学習」、「ボランティア活動に関 する学習」、「資格取得や仕事に必要な知識や技能(コンピューター、車の免許など)の学習」の 3 項目であり、前 2 項目は女性が男性より高く、後ろの 1 項目は男性が女性より高くなっている。
世代別にみると(図表 12−2)、「特にない」は低年齢層が高年齢層より 2 ポイント高くなっ ている。それ以外の具体的な学習内容の項目について、「芸術・芸能に関する学習」、「スポー ツ」、「語学(英会話など)の学習」は低年齢層が高年齢層よりそれぞれ 9.1、7.5、5.1 ポイン ト高くなっている。「文学、歴史、哲学、思想に関する学習」、「国際理解や国際交流(語学を 除く)に関する学習」は高年齢層が低年齢層より約 5 ポイント高くなっている。ここでも、男女 別と同じように 10 ポイント以上の差がみられない。
このように、性別、世代別の差がいずれも問 6 の現在学習している内容と比べると小さくなっ ている。自分の最も希望する学習はすでに行っており、その次の学習希望となると、男女や年齢 の違いより個人的なものによって決定されるのではないかと考えられる。
図表 12−2 学習希望‑現在学習しているもの以外 (世代別)
(2)特に力を入れて学習したい内容(問 13)
現在学習を行っているもの、あるいはこれから学習しようと思うもののうち、今後最も力を入 れようと思うものを 1 つ選択してもらったところ(図表 13−1)、「健康の維持・増進に関する 学習」が 18.5%と最も多く、2 位は「芸術、芸能に関する学習」の 12.8%、3 位は「農業、園芸
に関する学習」の 8.6%である。上位 3 項目は問 6 の学習内容と一致している。実用的かつ緊急 性の高い「資格取得や仕事に必要な知識や技能(コンピューター、車の免許など)の学習」は学 習内容では 6 位とそれほど多くないが、ここでは、4 位になっている。
図表 13−1 特に力を入れて学習したい内容 (性別)
男女別にみると(図表 13−1)、男性は「農業、園芸に関する学習」、「資格取得や仕事に必要 な知識や技能(コンピューター、車の免許など)の学習」、「スポーツに関する学習」などが高く、
女性は「ボランティア活動に関する学習」、「宗教に関する学習」などが高くなっている。しかし、
この中で、男女間の差が 5 ポイントを超えているのは「ボランティア活動に関する活動」の 1 項目 だけである。
図表 13−2 特に力を入れて学習したい内容 (世代別)
世代別にみると(図表 13−2)、低年齢層、高年齢層いずれも「健康の維持・増進に関する学習」
が最も高く、また、両者に差がなく、年齢に関係なくこれから健康に関する学習に最も力を入れて いこうと思う者が約 2 割と最も多くなっている。低年齢層が高年齢層より重要視としている学習は
「芸術、芸能に関する学習」、「農業、園芸に関する学習」であり、高年齢層が低年齢層より重要 視としている学習は「ボランティア活動に関する学習」で、いずれも 5 ポイント程度の差が見られ る。
さらに、世代別に男女別にみたのは図表 13−3 である。
低年齢層については、男性の 1 位は「農業、園芸に関する学習」(17.2%)であるが、女性の場 合は「健康の維持・増進に関する学習」(23.3%)である。また、上記 2 項目については、男女間 の差も大きい。「農業、園芸に関する学習」は男性が女性を約 8 ポイント上回っており、「健康の 維持・増進に関する学習」は女性が男性より 13 ポイント高くなっている。
高年齢層については、男女ともに 1 位と 2 位は「健康の維持・増進に関する学習」および「芸 術、芸能に関する学習である」である。また、男女間で 5 ポイント以上の差がなく、低年齢層より 男女の違いは小さいと言えよう。問 6 の学習内容に対する回答でも同じような傾向がみられた。
図表 13−3 特に力を入れて学習したい内容 (世代別・性別)
項目 順位 % 順位 % 順位 % 順位 %
農業、園芸 1 17.2 3 9.3 4 7.6 6 6.1
芸術、芸能 2 13.8 2 18.6 2 12.7 2 11.0
資格取得や仕事に必要な知識や技能 3 10.3 5 4.7 3 10.1 6 6.1
健康の維持・増進 3 10.3 1 23.3 1 20.3 1 15.9
文学、歴史、哲学、思想 5 6.9 12 2.3 6 6.3 4 7.3
社会福祉 5 6.9 4 7.0 10 3.8 14 2.4
スポーツ 5 6.9 5 4.7 4 7.6 11 3.7
特にない 5 6.9 12 2.3 10 3.8 8 4.9
ライフプラン、老後の人生設計 9 3.4 5 4.7 8 5.1 4 7.3
政治、経済 9 3.4 - 0.0 14 1.3 17 1.2
環境保護や消費生活 9 3.4 5 4.7 8 5.1 8 4.9
語学 9 3.4 5 4.7 6 6.3 11 3.7
国際理解や国際交流 9 3.4 5 4.7 14 1.3 14 2.4
その他 9 3.4 - 0.0 - 0.0 17 1.2
他世代との交流 - 0.0 12 2.3 13 2.5 14 2.4
宗教 - 0.0 5 4.7 14 1.3 11 3.7
人権・平和 - 0.0 - 0.0 14 1.3 8 4.9
ボランティア活動 - 0.0 12 2.3 10 3.8 2 11.0
低年齢層 高年齢層
男性(N=29) 女性(N=43) 男性(N=79) 女性(N=82)