支えあうまちづくり
(福祉、健康、医療)
1 子育て環境の充実
⑴ 子どもを産み育てやすい環境の整備
[現状と課題]
○ 社会環境の変化やライフスタイルの多様化などにより、妊娠・出産件数は減少が続いており、引き 続き安心して妊娠・出産できる環境が求められています。また、妊娠、出産、子育てを見守り、サ ポートしてくれる家族関係を構築し、妊産婦の孤立化を防ぐことも大切です。
○ 子育て家庭を支援する取り組みとして、子育て支援センターを拠点に、遊びと相談などの場を提供 しています。今後の事業拡充に対する保護者のニーズに対応した取り組みが求められています。
○ ファミリー・サポート・センター事業においては、定期的に説明会や養成講座を開催し、提供会員 数の増加に努めています。病後児の預かりを含む依頼者のニーズに合う提供体制を確保するため、引 き続き提供会員の確保及び資質の向上が必要です。
○ 降雪期や荒天時でも子どもたちが安心して利用できる全天候型の遊び場を充実する必要があります。
[施策の基本方針]
■ 子ども・子育て支援事業計画の推進
平成27年3月に策定された小千谷市子ども・子育て支援事業計画に基づき、子どもを産み育てや すい環境の整備に努めます。
■ 医療費助成事業の推進
子どもが適切な医療を受けられるよう、医療費の助成を行います。
不妊治療費助成により経済的負担の軽減を図ります。
■ 母子保健事業の充実
心身ともに健やかに成長できるよう、妊婦・乳幼児健診、歯科検診や事後指導の充実を図ります。
また、全ての妊産婦と乳児の家庭訪問を実施するなど、相談体制の充実を図ります。
■ ベビー・ファースト(※5)事業の推進
ベビー・ファースト事業を推進し、地域全体で子育てを支援する意識の啓発に努めます。
■ 子育て支援センターの拡充
保育園、認定こども園などの就園前を中心とした子どもの子育てに関する各種相談や情報提供を行 うとともに、子育て中の人たちが交流できる場として、子育て支援センターの拡充を図ります。
■ ファミリー・サポート・センター事業の推進
地域及び社会全体で子育て家庭を支援していけるよう、事業の周知に努めるとともに、提供会員の 確保及び資質向上に向けた研修機会の確保に努めます。
病後児預かりについては、実施方法について検証し、有効な方法を検討します。
※5 ベビー・ファースト:妊産婦や乳児連れの保護者に対して思いやりの気持ちを持って地域全体で子育 てを応援し、子どもたちを見守り育てましょう。という運動の標語
■ 子どもの遊び場の充実
安心して利用できる全天候型の子どもの遊び場の設置について、既存の公共施設の利用や都市公園 などの整備計画の中で検討します。
子育て支援センターや児童遊園など、既存の遊び場の有効利用を推進するため情報提供に努めます。
[主要事業]
事 業 名 事 業 概 要
医療費助成事業 子ども医療費助成、不妊治療費助成
母子保健事業 妊婦健康診査・歯科検診、うぶごえ教室の開催、乳児家庭全戸訪問事業、
養育支援訪問事業
ベビー・ファースト事業 ベビー・ファースト運動の啓発、駐車場マタニティーマーク設置費補助 子育て支援センター事業 子育て支援センター事業の運営、子育て教室の開催、子育てなんでも相
談の実施 ファミリー・サポート・
センター事業 提供会員養成講座の開催
[参考数値]
○子育て支援センター利用者の推移 単位:人
年 度 来館者数 乳幼児一時
預かり 子育て
なんでも相談 プレイ教室 すこやか 子育て教室 平成22年度 23,756 649 43 758 490 平成23年度 22,701 618 31 812 455 平成24年度 22,841 535 28 862 411 平成25年度 24,548 483 29 814 405 平成26年度 23,547 436 28 632 358
○ファミリー・サポート・センター事業会員数の推移 単位:人 年 度 提供会員 依頼会員 両方会員 合 計 活動件数(件)
平成22年度 111 244 20 375 1,045
平成23年度 116 253 23 392 891
平成24年度 126 259 18 403 572
平成25年度 130 260 21 411 425
平成26年度 134 248 22 404 364
資料:社会福祉課
[5年後の目標値]
○妊娠・出産期の健康支援
年 度 妊産婦・新生児
訪問指導実施率 低体重児出生率
平成26年度 94% 10.5%
平成32年度(目標年度) 100% 10%以下
○子育て支援センターにおける教室等の開催数、参加人数
年 度 講座・教室開催数 延べ参加人数 平成26年度 64回 2,284人 平成32年度(目標年度) 68回 2,400人
マタニティ優先駐車場
⑵ 子育て支援の充実
[現状と課題]
○ 少子化の進行により児童数が減少する一方、3歳未満児の保育ニーズは年々高まっています。引き 続き認定こども園の安定的な運営を支援し、3歳未満児の受け入れ体制を確保していく必要がありま す。
○ 多様化する保育ニーズに対応するため、早朝・延長保育や一時保育に加え、土曜日の延長保育を実 施しています。今後は、病児保育について検討を進める必要があります。
○ 朝食を食べないなどの生活リズムの乱れがうかがえます。「早寝、早起き、朝ごはん」をテーマと した生活習慣を整える取り組みの継続が必要です。
○ 放課後児童クラブ(学童保育)は、学校の空き教室などを活用して児童の放課後の仲間づくりや安 全な居場所を提供しています。今後は、全ての就学児童が放課後等を安全・安心に過ごし、多様な体 験・活動を行うことができるよう、放課後子ども教室との一体的な運営の検討を進める必要がありま す。
○ ひとり親家庭への支援のあり方について、経済的支援と合わせて自立に向けた就労支援の重要性が 認識されています。今後は就労支援の拡充について検討していく必要があります。
○ 児童虐待やDV(※6)の相談件数は年々増加傾向にあります。本市では、「小千谷市こどもを守 る地域連絡会」を中心として、相談体制の充実のほか、虐待防止の啓発、早期発見・対応の体制を強 化するとともに、関係機関との連携強化に引き続き努めていく必要があります。
○ 近年の社会情勢の変化により、子どもの貧困が問題になっています。親から子への「貧困の連鎖」
を断ち切るために、支援策について検討していく必要があります。
[施策の基本方針]
■ 子ども・子育て支援事業計画の推進
小千谷市子ども・子育て支援事業計画に基づき、子ども・子育て支援事業を推進します。
■ 保育園などの適正配置の検討
保育園における待機児童を出さないよう、子ども・子育て支援事業計画による保育確保方策や、地 域及び年齢別に児童数の増減傾向を把握し、保育園の定員管理及び職員の適正配置に努めます。また、
認定こども園と連携し、年々ニーズが高まる3歳未満児の受け入れ体制の確保に努めます。
■ 保育サービスの拡充
働きながら子育てしやすい環境づくりを支援するため、早朝・延長保育、一時保育などの保育サー ビスの充実に努めるとともに、病児保育について検討します。
■ 食育の推進
家庭からの一貫した生活習慣の確立のための指導と、地産地消などの食育を推進します。
※6 DV[DomesticViolence]:ドメスティックバイオレンス。配偶者やパートナー、親子など親しい 関係の人から加えられる暴力
■ 放課後児童クラブ(学童保育)への支援
保護者が就労などにより昼間家庭にいない児童に対し、放課後の仲間づくりや安全な居場所を提供 する「放課後児童クラブ」の安定的な運営を支援します。
■ ひとり親家庭への支援
ひとり親家庭の生活の安定を図るため、児童扶養手当の支給及び医療費の助成を引き続き行います。
また、有効な就労支援のあり方について検討し、支援策の拡充に努めます。
■ 児童虐待・DV防止ネットワークの連携強化
児童虐待の予防・防止、早期発見及びDV防止・被害者への支援を行うため、小千谷市こどもを守 る地域連絡会を中心として、関係機関との連携強化を図ります。
長岡地域定住自立圏の取り組みとして、長岡市DV防止ネットワークを通じ、関係機関との情報共 有に努めるとともに連携して対応します。
■ 子どもの貧困への支援
子どもの貧困対策の推進に関する法律の施行(平成26年1月)に伴い、親から子への「貧困の連 鎖」を断ち切るために、生活困窮者自立支援等の各種制度を活用した支援を行います。
[主要事業]
事 業 名 事 業 概 要
認定こども園支援事業 設置法人への施設整備費補助、運営費補助 保育サービスの拡充 早朝・延長保育、土曜日の延長保育、通園費補助 食育推進事業(再掲) 食に関する実態把握及び指導、地産地消の推進
放課後児童健全育成事業 設置団体への運営費補助、空き教室等の活動場所の確保支援 ひとり親家庭支援事業 児童扶養手当の支給、医療費助成、就労支援
児童虐待・DV防止ネット
ワーク事業 小千谷市こどもを守る地域連絡会参画団体の連携強化 就学援助制度 児童生徒が就学に必要な費用の支給
おやこ食育体験教室