事業量を見込むにあたっての前提事項 事業量を見込むにあたっての前提事項 事業量を見込むにあたっての前提事項 事業量を見込むにあたっての前提事項
◇共通の給付による子ども・子育て支援
幼稚園、保育所、認定こども園共通の「施設型給付」と、小規模保育、家庭的保育などへの「地 域型保育給付」という、2つの公的な財政支援を新設します。
◇地域子ども・子育て支援
地域や家庭の実情による充実した保育が必要な子どものいる家庭だけでなく、全ての家庭を対 象にした子育て支援を充実させるため、「地域子ども・子育て支援事業」を市が行う事業とし て法的に位置づけ、その拡充を図ります。
■子育て支援の「給付」と事業の全体像
(1)認定区分と子ども子育て支援の事業体系
市では、市内に居住する0~5歳の子どもについて「現在の保育園、幼稚園、認定こども園の 利用状況」に「利用希望」を加味して国の定める以下の3つの区分で認定します。
■認定区分と提供施設
認定区分 提供施設
1号 3-5歳、幼児期の学校教育(以下「学
校教育」という)のみ 幼稚園、認定こども園 2号 3-5歳、保育の必要性あり 保育園、認定こども園
3号 0-2歳、保育の必要性あり 保育園、認定こども園、地域型保育事業
地域子ども・子育て支援事業
○延⻑保育事業(時間外保育事業)
○放課後児童クラブ
○子育て短期事業(ショートステイ事業)
○乳児家庭全⼾訪問事業
○養育支援訪問事業及び 要保護児童支援事業
○地域子育て支援拠点事業
○一時預かり事業
○病児・病後児保育事業
○ファミリー・サポート・センター事業
○妊婦健康診査
子ども・子育て支援給付
施設型給付
○認定こども園
○幼稚園
○保育所
地域型保育給付
○小規模保育
(定員は6人以上 19 人以下)
○家庭的保育
(保育者の居宅等において保育を⾏う。
定員は5人以下)
○居宅訪問型保育
(⼦どもの居宅等において保育を⾏う。)
○事業所内保育
(事業所内の施設等において保育を⾏う。)
児童手当
69
(2)教育・保育提供区域の設定
子ども・子育て支援法では、子ども・子育て支援事業計画において、「教育・保育」、「地域子ど も・子育て支援事業」を提供する区域(以下「教育・保育提供区域」という。)を定め、当該区域 ごとに「量の見込み」、「確保の内容」等を定めることとされています。
区域の設定にあたっては、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件、現在の教育・保 育の利用状況、教育・保育を提供するための施設の整備の状況その他の条件を総合的に勘案する とともに、地域の実情に応じて保護者や子どもが居宅より容易に移動することが可能な区域を定 めることとなっています。
本市においては、教育・保育を提供する施設が市内に均等に整備されていることもあり、また、
鉄道やバスなどの公共交通機関が充実し、交通の利便性が高いことからも、これらの資源の効率 的な活用を可能とし、市内のニーズを柔軟に吸収できるよう、教育・保育提供区域を1圏域(全 市)として、設定します。
(3)子ども・子育て支援事業に係る対象人口の見込み
1,282 1,260 1,237 1,218 1,211
2,667 2,591 2,532 2,488 2,445
3,800 3,857 3,803 3,745 3,654
4,955 4,926 4,978 4,895 4,924
3,565 3,657 3,623 3,725 3,722
16,269 16,291 16,173 16,071 15,956
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000
平成27年 28 29 30 31
人 子ども・子育て支援事業対象人口(0歳~12歳)の推計値
0歳 1・2歳 3~5歳 6~9歳 10~12歳
*推計は、平成 23 年から平成 25 年の住民基本台帳人口データ(男女・1歳階級別、
10 月 1 日点)を用いたコーホート要因法による。
子ども・子育て支援事業に係る対象人口の見込みは、6歳以上の小学児童は今後も横ばいでの 推移が見込まれますが、5歳以下の乳幼児については、緩やかに減少する見込みとなります。
(4)計画の設定と進捗管理
この計画は、平成 27 年度から平成 31 年度の5か年における事業ごとの「量の見込み」及び「確 保の内容」を定めて、提供体制や方法、及び実施時期を定めて実施します。
また、各年度において、事業の進捗状況を確認しながら、計画の見直しを行います。
70
1.幼児期の学校教育・保育の提供
【事業概要】
乳幼児に対する学校教育や保育を適切に提供できるように、保護者のニーズ調査に基づき、幼 稚園、保育園、小規模保育事業などの基盤整備を進めます。
【市の現状】
■入所者数(幼稚園5月1日、保育園、家庭保育室は4月1日)
平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
幼稚園 2,380 人 2,415 人 2,467 人 2,355 人
保育園 1,497 人 1,576 人 1,719 人 1,899 人
家庭保育室 214 人 246 人 261 人 286 人
【事業の見込みと確保内容】
■幼児期の学校教育【幼稚園・認定こども園】(1号認定)
平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度
①量の見込(必要利用定員総数) 2,280 人 2,280 人 2,280 人 2,280 人 2,280 人
②確保の内容 幼稚園、認定こ
ども園 2,540 人 2,540 人 2,540 人 2,540 人 2,540 人
■幼児期の保育【保育園・認定こども園】(2号認定、3号認定)
0歳 1・2歳 0歳 1・2歳 0歳 1・2歳 0歳 1・2歳 0歳 1・2歳
①量の
見込 1,200 286 1,049 1,260 300 1,140 1,330 310 1,180 1,330 310 1,180 1,330 310 1,180
保育園、認定こども園 1,453 215 849 1,453 215 849 1,453 215 849 1,453 215 849 1,453 215 849
特定地域型保育事業 28 97 42 188 52 228 52 228 52 228
0 43 103 0 43 103 0 43 103 0 43 103 0 43 103
②確保 の内容
その他(家庭保育室等)
2号
3号
必要利用定員総数(量見込)
2号
3号
2号
3号 2号
3号
2号
3号
平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度
※上記には、市外にある施設の利用を希望した場合や、市外の住民が市内の施設を利用希望した場 合の数値も含んでおります。
【確保の方策】
保育園では、近年、待機児童が発生しており、これを解消するために、幼稚園や小規模保育事 業等の活用を推進します。
なお、平成 27 年度では、市内に認定こども園はなく、市内の幼稚園も文部科学省所管の私学 助成対象として運営されることになっております。また、市指定家庭保育室で、当面、新制度の 施設に移行しない施設もあるため、今後、事業者との協議を進めて、計画での位置づけを見直す 必要があります。
71
2.地域子ども・子育て支援事業の充実
①延長保育事業
①延長保育事業 ①延長保育事業
①延長保育事業(時間外保育事業 (時間外保育事業 (時間外保育事業 (時間外保育事業) ) ) )
【事業概要】
保育園を利用する保護者の就労時間の長時間化や通勤範囲の広がり等に伴う、保育時間のニー ズを把握し、延長保育の充実を進めます。
【市の現状】
■延長保育の実施箇所数
実施時間 公設保育園(11か所) 民設保育園(16か所)
午後6時から午後7時までの延長保育 9か所 4か所
午後7時から午後7時30分までの延長保育 0か所 5か所
午後7時30分から午後8時までの延長保育 2か所 7か所
計 11か所 16か所
■延長保育実績
平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 利用者数(午後6時以降延べ
人数)
113,089 人/年 111,295 人/年 135,402 人/年 144,291 人/年
【事業の見込みと確保内容】
平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度
①量の見込 1,200 人/月 1,200 人/月 1,200 人/月 1,200 人/月 1,200 人/月
②確保の内容 2,788 人/月 2,893 人/月 2,943 人/月 2,943 人/月 2,943 人/月
【確保の方策】
延長保育は、通常保育として提供される午前7時から午後6時までの開所時間を超える保育を 実施するために、各施設の状況を踏まえて、実施時間を設定し、保護者のニーズに応えることが できるようにします。
72
②放課後児童クラブ
②放課後児童クラブ ②放課後児童クラブ
②放課後児童クラブ
【事業概要】
就労等により、昼間家庭に保護者のいない小学生の児童を対象に、放課後や長期休暇中に、保 護者に代わって保育の場を提供するものです。
【市の現状】
■放課後児童クラブ実績
平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
入所者数(4月1日時点) 846 人 849 人 857 人 1,041 人
【事業の見込みと確保内容】
平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度
①量の見込(1~3年生) 1,260 人 1,260 人 1,260 人 1,260 人 1,260 人
②量の見込(4~6年生) 500 人 500 人 500 人 500 人 500 人
③量の見込(合計) 1,760 人 1,760 人 1,760 人 1,760 人 1,760 人
④確保の内容 1,184 人 1,320 人 1,460 人 1,600 人 1,760 人
【確保の方策】
放課後児童クラブは、市の事業として、小学校の隣接地に保育室を設置し、小学校4年生まで を対象としてきましたが、利用希望者が増加しており、待機児童が発生しております。
また、平成 27 年度からは、児童福祉法の改正に伴い、対象児童を小学校6年生まで拡大する ことから、更なる利用者の増加が予想されます。このため、当面の間は、受入れが可能なクラブ から順次、低学年を優先に受入れを行います。
また、今後、放課後や長期休暇中の居場所づくりを進めるために、空き教室や民間事業者の活 用などを検討します。
73
③子育て短期
③子育て短期 ③子育て短期
③子育て短期支援 支援 支援 支援事業(ショートステイ事業) 事業(ショートステイ事業) 事業(ショートステイ事業) 事業(ショートステイ事業)
【事業概要】
子育て短期支援事業は、保護者の疾病や仕事等により、児童の養育が一時的に困難になった場 合等に里親等で一時的に児童を預かる事業です。
【市の現状】
■子育て短期支援事業実績
平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
年間利用者数(延べ数) 3 人/年 10 人/年 33 人/年 3 人/年
【事業の見込みと確保内容】
平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度
①量の見込(延べ数) 30 人/年 30 人/年 30 人/年 30 人/年 30 人/年
②確保の内容(延べ数) 30 人/年 30 人/年 30 人/年 30 人/年 30 人/年
【確保の方策】
保護者のさまざまな理由から児童の養育が困難となった場合、平日や休日、昼夜を問わず、速 やかに児童を預かるため、市内の里親家庭と委託契約を締結しています。