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基礎科目授業アンケート

ドキュメント内 H23 年度報告書 (ページ 45-49)

平成 23 年度大学院情報システム学研究科

2. 基礎科目授業アンケート

れぞれの基礎的内容を講義と演習を通して理解する.

MS基礎2(受講者数:27名)

情報メディアシステム学の要点は,「人間」,「情報システム」およびそれらの「インターフェ ース」である.本講義では,具体的なシステム構築を題材とした講義と演習を通じて,これら の問題に関わるシステムの設計や問題の解決に必要な基礎的な知識や技術の習得を目標とする.

SS基礎1(受講者数:23名)

データの種類,加工と記述方法,統計的推定と仮説検定など,統計学の初歩について学習す る.

NS基礎1(受講者数:16名)

情報系の数学的理論や手法を学ぶ上で必要不可欠な論理,集合,離散数学,確率論の基礎に 関する講義と演習を行う.

FS基礎1(受講者数:11名)

情報システム学研究科におけるコンピュータ科学領域の基盤に相当する講義を行う.同領域 における学部相当カリキュラムを主体として短期にその概要を把握することにより,コンピュ ータ科学領域以外の学部出身者によるコンピュータ科学領域での大学院活動を容易にすること を狙う.

FS基礎2(受講者数:14名)

情報システム基盤学専攻に入学した学生の基礎力強化を目的とし,研究遂行に必要となるコ ンピュータに関する基礎的な知識と文化を,プログラミングを中心とした演習を通じて教育す る.

2.4. まとめ

基礎科目は IS の特徴である多様な学生の受入れを支えるために非常に重要な役割を果たし ている.講義の実施形態は多岐に渡り,また様々な工夫がなされている.しかし,個々の学生 に応じたきめの細かいサポートがやはり大切であり,TA などを含む十分な人的資源を確保す ることが今後ますます重要となると思われる.

以上

表1:基礎科目授業評価報告(抜粋)

MS

実施形態と その利点

受講者全員がPCを持参し,講義を聞きながら,その内容をその場で演習

学生の理解度を確かめながら授業を進めることができた 本年度の問

題点と改善

学生がつまずきやすい作業では,教員2名では手が回らず,授業が中断することがあった.

TA 制度を有効に使うことにより,よりきめ細かいケアが可能な体制を作ることがスムー ズな授業の遂行に有効であると考えられる.

MS

実施形態と その利点

教員の専門分野がそれぞれ異なっているため、本専攻としての基礎知識を多岐にわたって 習熟することができる。

1教員あたりの学生数が10人前後と少人数のため、学生が実験装置に触れる機会が多く取 れ、また、きめの細かい指導が可能である。

本年度の問 題点と改善

学生の希望に基づいて受講するテーマ(教員)割り当てを決定するが、希望が特定のテー マに偏りがちであった。

学生が希望するテーマが特定のテーマに偏りがちなため、より幅広いテーマを設定する。

各学生への個別対応を十分に行えるようにするため、TAの数は、今年度と同数かそれ以 上になるように増強する。

SS

実施形態と その利点

eラーニングシステム上で講義を進める.学習者同士での提出課題のピアレビューを行う.

学習者同士がピアレビューを行うことにより,学習者に積極的な参画を促すとともに,他 の学習者の課題から学ぶこともできる.

本年度の問 題点と改善

eラーニングシステム上でのレポート提出の手順を受講者が正しく理解しておらず,レポ ートアップロードにまつわる問題が発生した.

ガイダンスシステムの利用手順をより丁寧に説明する.

NS

実施形態と その利点

黒板に板書しながら講義を進めたので,学生はノートを書きながら理解するので,論理的 な議論に集中しやすいと思われる.

演習の際は,受講者を2つのグループに分け,学生もれなく,演習課題が当たるようにで きた.課題の発表にはプロジェクタを利用したので,時間配分がうまくいった.

本年度の問 題点と改善

初等論理学を難しく感じる学生,高等数学までしかやっていない学生への対応

個々の学生のレベルにあわせて与える問題を変更し,学生にはそれなりの達成感,理解度 をもってもらうことが大切.

FS

実施形態と その利点

当該分野で良書とされる教科書・参考書を用いた講義を主体とし,少人数で行っている。

また,演習を宿題として出し,講義終了後に随時質問を受ける形を取った。非情報系学科 出身者で,本講義を必要とする者を中心に受講者を絞り,少人数に対して講義・演習を実 施した結果,受講者からの質問に適切に対応することが出来た。

本年度の問 題点と改善

C言語プログラミングの初歩的な導入,SPIMの利用や機械語プログラムのやり方の導入 など,リテラシー部分の対応が課題となっている。

今年度は個別に対応すること,情報リテラシーを扱う講義(FS基礎2)の受講を呼び掛ける ことで,これら課題に対応できたと考える。講義の初期段階でリテラシー部分の補助的な 説明を行うことや,課題に関してプログラミングのヒントをより多く解説するなどの改善 を行って行きたい。

FS

実施形態と その利点

ガイダンスとクラス分けテストの後に,受講者全体をテストの成績に応じて3クラスに分 けた.各受講生が無理なく最大限のスキル向上を達成でき,今後の研究活動で必要となる 共通スキルを身につけてもらうことができる

本年度はペアを組んで講義中に演習を行ってもらった.協力しながら取り組むことで内容 の理解を深める演習が実施でき,少人数クラスの利点を活かすことができた.

各クラスが少人数であったため,教員が各受講者の理解度を講義/演習中にリアルタイムで 把握することができた.特に,少人数クラスは受講生にとって質問のしやすい環境である ため,教員が受講生の理解度を把握するのに適していた.

本年度の問 題点と改善

(下位クラスの)受講者全体の傾向として,講義/演習内容の理解を定着させる目的で,参 考書(と学習項目のキーワード)を提示して復習/自習を促してもあまり効果がなかった.

受講者の復習/自習を促すために,毎回の講義時に前回の講義習内容の理解を試す小テスト を実施する等の方策が考えられる.

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