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基本方針に基づく 主な施策

4-1 施策体系

ごみごみととなるなる前の前の段階段階のの取取りり組み組み・・・・・・・・・・・・  3333ペーページへジへ  

ごみごみととなっなった後た後のの取り取り組み組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   3344ペーページへジへ  

環境環境ににややささししいごいごみみ処処理理のの実実施施・・・・・・・・・・・・   3366ペーページへジへ   資源回収(集団回収等)の拡充 

分別区分等の見直し 

新しいリサイクル 

費用負担の再検討・見直し 

事業系ごみの資源化・減量の取り組み  発生抑制のための教育・啓発 

消費行動に関わる取り組み 

新清掃工場の整備 

ストックヤードの整備 

最終処分場の整備  生ごみの取り組み 

収集運搬での環境負荷の低減 

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4-2 ごみと なる前の段階の取り 組み

1. 発生抑制のための教育・ 啓発

ごみ減量やリサイクル行動を広めていくためには、子供の頃からの教育が大切だと の認識に立ち、特に児童に対する環境教育を、関係機関と連携しながら進めていきま す。

各種の情報を市民や事業者に提供するに当たっては、広報誌のほか、公共施設への 掲示、地域の回覧板などを活用していきます。また、インターネットも積極的に活用 することとし、特に市のホームページを活用した関連情報を体系的に掲載、提供して いきます。

①  3R推進のための啓発・キャンペーン等による住民個々の意識の向上・実践

清掃工場やリサイクル施設などの見学会、リサイクルプラザにおける各種リサイク ル教室などの環境教育や、ごみの減量、分別徹底等の啓発活動に取り組むほか、多様 な啓発媒体を活用し、市民や事業者が必要とする講習会やイベント等に関する情報の 提供や本市が実施しているリサイクル・清掃施策等の広報活動を積極的に展開します。

②  廃棄物減量等推進員との連携

家庭におけるごみ減量、集積所における適正な分別排出の啓発・指導等を廃棄物減量 等推進員と協力し取り組みます。また、地域でのごみ減量に向け、廃棄物減量等推進 員同士による話し合いの場を設け、効果的な事業について意見交換ができるよう検討 を行います。

2. 消費行動に関わる 取り 組み

ごみの発生抑制のためには、供給する側と購入する側の配慮が必要です。

エコ商品の紹介や、グリーン購入

1グリーンコンシューマー運動

2、また、マイバ ックの推進あるいは有料化によるレジ袋の削減を含めた、いらないものを「売らない」

「買わない」などの取り組みを促進していきます。

1:グリーン購入=製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して必要性をよく考え、環境への 負荷ができるだけ少ないものを選んで購入すること 

2:グリーンコンシューマー運動=環境のことを考えて、環境に対する負荷がより少ない買い物を する人々のことをグリーンコンシューマーといい、これを広める運動のこと 

3. 生ごみの取り 組み

①  生ごみ等の減量化の促進

可燃ごみの約

40%

を占める生ごみの対策として、廃棄物となる前の段階で、水切り の徹底、料理くず・食べ残しを出さないなどの取り組みを促進します。

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②  生ごみ等の排出源処理の促進

本市では、これまで各家庭における処理(堆肥化や生ごみ処理器などによる)に対 する支援を実施してきました。今後も排出源での処理の促進に向け、支援を継続して いきます。

4-3 ごみと なっ た後の取り 組み

1. 資源回収( 集団回収等) の拡充

集団回収の活動状況や回収実績の情報提供、PR活動など、更なる周知を行うとと もに、今後も、地域別や活動団体別に回収実績を整理し、積極的に取り組んでいる団 体等を表彰するなどの施策を実施することで、集団回収を促進します。

2. 分別区分等の見直し

成田富里いずみ清掃工場の供用開始にあわせて、これまで異なっていた成田地域と 下総・大栄地域の分別区分を見直しました。これによりこれまで直接資源化されてい なかったものの資源化が促進され、焼却量の減量化やリサイクル率の向上につなげて いきます。

(1)

ペットボトル

これまで、成田地域ではペットボトルの集団回収と店頭回収を行ってきましたが、

ペットボトルは現代のライフスタイルには欠かせない生活品となっており、今後もそ の消費量は増えると考えられます。そのため、回収量の向上を目的として、平成

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10

月より「資源物」として分別回収を始めました。

(2)

プラスチック製容器包装

成田地域においてはビニール・プラスチック類、下総・大栄地域においては可燃ご みとされていたプラスチック製容器包装については、有効利用の観点から平成

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10

月より「資源物」として分別回収を始めました。

一部容器は、民間主体で運営されているものもあります。

(3)

紙類、衣類・布類

可燃ごみに含まれる紙類、衣類・布類は成田地域で

36.7%

、下総・大栄地域で

48.5%

と高い割合を占めています。

これら紙類(新聞・雑誌・ダンボール、紙パック、雑がみ)及び衣類・布類につい ては、平成

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10

月より「資源物」として分別回収を始めました。

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3. 新し いリ サイ ク ル

団体・民間企業が自主的に取り組む廃食油リサイクルや食品リサイクル等を支援し ていきます。

市では、使用済み天ぷら油を市役所や公民館などで回収しています。

4. 費用負担の再検討・ 見直し

近年のごみ処理において、費用負担のあり方が問題となっています。本市において も現在、収集指定袋制を導入していますが、拡大生産者責任に基づく事業者側の取り 組みや家庭系ごみ有料化など、新たな経済的手法の導入の検討が必要です。

(1)

家庭系ごみ

一般に家庭系ごみの有料化は市民に新たな負担を強いるものと考えられますが、一 定の減量効果と意識啓発効果、公平性の確保などが期待できるものと言われています。

本市においては、ごみ分別区分を見直したことによるごみ量の推移をみる中で、ご み量が増加していく場合には、家庭系ごみの有料化などによるごみの減量化策を検討 します。

(2)

事業系ごみ

事業系ごみは、自己処理、自己搬入、許可業者への処理委託など、自らの責任で適 正に処理することとされています。今後も更なる発生抑制、自己処理責任の原則を徹 底するために、市の施設での受け入れ手数料の見直しを検討します。

5. 事業系ごみの資源化・ 減量の取り 組み

(1)

事業者処理責任の徹底した指導

事業系ごみは、事業者が責任をもって処理しなければならないものです。今後も排 出事業者に対する適正分別・排出指導を行い、ごみ減量・資源化推進への意識啓発とそ の実践を積極的に促していきます。

また、多量排出事業所に対しては、減量計画書提出・個別指導強化などを展開して いきます。自主的なリサイクルルート構築の支援、環境省主導によるエコアクション

21

など環境マネジメントシステムの普及導入を支援していきます。

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4-4 環境にやさ し いごみ処理の実施

収集、中間処理、埋立てという一連の過程で、環境負荷低減と資源・エネルギーの 効率的回収に努めます。

1. 新清掃工場の整備

ごみの適正処理のため、「ごみの溶融処理」を行い、埋立量の大幅な削減を図ります。

また、エネルギーの有効活用の視点から、ごみ発電を実施し、熱供給をしていくとと もに、スラグ化を実施するなど、廃棄物の有効活用に努めます。

なお、新しく成田富里いずみ清掃工場が平成

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10

月より供用を開始しました。

2. スト ッ ク ヤード の整備

今後、より一層の資源化等を図るため、リサイクルプラザの機能拡充のためのスト ックヤードの整備を検討します。

成田富里いずみ清掃工場の供用開始に伴い、旧いずみ清掃工場を解体し、その跡地 にストックヤードを整備することで検討を進めています。

3. 最終処分場の整備

ガス化溶融炉による焼却残さの削減と溶融スラグの有効利用を進め、埋立量の大幅 な削減を図ります。当面は委託により埋立処分を行いますが、中長期的な視点から、

新たな最終処分場の設置を検討します。

4. 収集運搬での環境負荷の低減

収集運搬の効率化に努めるとともに、低公害車の導入などを促し、環境負荷の低減 に努めます。

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