・敷地内に既存の良好な樹林地等がある場合には、適切な下刈りやせん定を行うこ とにより、良好な状態の維持に努める
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7.緑化支援制度の紹介
緑のまちづくりを推進するための、各種緑化支援制度について紹介します。支援条件等 の内容が事業年度により変更することがありますので、詳細についてはホームページまた は担当機関にてご確認ください。
(緑化面積算出の基準が緑化地域と異なる場合もありますのでご注意下さい)
7-1公的助成制度
名古屋市 民有地緑化助成事業(みどりの補助金)
条 件
市内において、質・量ともに優れた緑化工事(屋上緑化、壁面緑化、地上部緑化、駐車場緑化、
生垣設置)に対して助成を行う制度。
○助成対象の緑化面積が80㎡以上(生垣設置については延長50m以上)など
(他にも条件がありますので、詳細は下記のホームページをご覧下さい)
内 容
○助成金額は、助成対象工事費の2分の1以内で、かつ以下の条件を満たす額
・屋上緑化、壁面緑化、駐車場緑化の場合は、それぞれにつき助成対象の緑化面積×1.5万円/㎡以内
・空地(地上部)緑化の場合は、助成対象の緑化面積×1万円/㎡以内
・生垣設置の場合は、助成対象の生垣延長×5千円/m以内
○ 上限金額500万円
問 合 せ 先
名古屋市緑政土木局緑地維持課(市役所西庁舎5階)
TEL972-2465 FAX 972-4142 名古屋市役所ホームページ
http://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/page/0000008309.html 又は サイト内検索 みどりの補助金
〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
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- 129 - 名古屋緑化基金 建築物等緑化助成制度
条 件
名古屋市内で、新たに住宅の玄関回り・空地(庭など)・駐車場・生垣・壁面・屋上の緑化を 行う個人又は法人が対象です。
緑化完了後、最低 5 年間は助成の対象となった樹木などの育成に努め、これらを撤去しない でください。※条件に違反すると、助成金の辺を求められる場合があります。
緑化を行う前に「助成金交付申請書」を提出してください。
申請後、申請年度の3月31日までに完了する緑化事業が対象です。
【玄関周り緑化】
・玄関周りの舗装されたスペースで、かつ接道面から7m以内のところに設置されたコンテナ 等(1基当たりの容量100ℓ以上5基以内で固定のもの)
【空地緑化】
・緑化面積10㎡以上80㎡未満、かつ接道面から7m以内
【駐車場緑化】
・緑化対象面積10㎡以上80㎡未満、かつ接道面から7m以内
【生垣緑化】
・4m以上 50m未満の生け垣延長に、高さ 1m以上の樹木を延長 1mにつき 2 本以上を植 栽、かつ接道面から7m以内
【屋上緑化】
・面積10㎡以上、かつ屋上面積の2/10以上の新たな緑化
【壁面緑化】
・壁面に沿った水平長さが10m以上の新たな緑化
・植栽密度は3株/m以上
内 容
助成金額は、対象事業費の1/2
【玄関周り緑化】
・中木・低木・地被の混植の場合コンテナ1基当たり上限額20,000円
・中高木・低木・地被の混植の場合コンテナ1基当たり上限額40,000円
・上限額 100,000円
【空地緑化】
・緑化面積1㎡当り上限額10,000円 上限額 200,000円
【駐車場緑化】
・緑化面積1㎡当り上限額15,000円 上限額 500,000円
【生垣緑化】
・支柱がある場合、1m当り上限額5,000円 上限額 100,000円
・支柱がない場合 1m当り上限額2,500円 上限額 50,000円
【屋上緑化】
・緑化面積1㎡当り上限額15,000円 上限額 800,000円
【壁面緑化】
・植栽のみの場合 1m当りの上限額2,500円
・誘引資材を設置する場合1m当りの上限額15,000円
・上限額 800,000円
全ての緑化事業を合算した助成上限金額は80万円
問 合 せ 先
・公益財団法人 名古屋市みどりの協会 緑の協働課 TEL 731-8590 FAX 731―0201
http://www.nga.or.jp/grant/subsidies.html#01_1
〒466 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番166号(鶴舞公園内)
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- 130 -
7-2公的融資制度
名古屋市中小企業融資制度
条 件
中小企業の事業活動に必要な資金融資の円滑化を図り、市内中小企業者の健全な発展及び振 興に資することを目的とした融資制度。
資金使途の一つである「設備」に緑化施設が該当。
・市内に一定の事業所があり一定期間営業実績があること
(制度により従業員数や設立時期も融資の条件になります)
・その他、融資の申込要件に適合すること
(詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
内 容
【名古屋市信用保証協会の信用保証付き融資制度】
名古屋市信用保証協会の信用保証を付けて、各取扱金融機関から融資を受ける制度。
【(財)名古屋市小規模事業金融公社取扱いの融資制度】
(財)名古屋市小規模事業金融公社から直接融資・貸与を受ける制度。信用保証料が不要。
(それぞれの融資制度によって融資条件や限度額、取扱金融機関が異なります。詳細は下記 の問い合わせ先にご確認下さい)
問 合 せ 先
・名古屋市中小企業振興センター TEL 735-2100 URL;http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/page/0000004544.html
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- 131 - 環境保全設備資金融資
条 件
公害の防止その他の環境保全対策を実施し、市民の快適な生活環境を確保するために必要と する資金を融資する制度。別途申請により、支払った利子に対して名古屋市が利子補助を行う。
資金使途の一つである「その他の環境保全対策」に緑化が該当。
・申請者が、市内で事業を営んでいる中小企業者で、次のいずれかに該当すること
①資本の額又は出資の総額が3億円(卸売業・サービス業では1億円、小売業では5,000 万円)以下の法人
②常時使用する従業員が300人(卸売業・サービス業では100人、小売業では50人)
以下の法人又は個人
もしくは、申請者が市内で事業を営んでいる中小企業団体の組織に関する法律で定める 事業協同組合・事業共同小組合・協同組合連合会・企業組合・協業組合・商工組合・商工 組合連合会であること。
・申請内容が、一定以上の緑化整備基準であること
内 容
【融資限度額】
・中小企業者 5,000万円
(移転資金の場合は市内7,000万円、市外3,500万円)
・中小企業団体 6,000万円(一律)
【融資利率】(H20年3月現在)
・年1.7% (中小企業団体及び融資額5,000万円以下の中小企業者)
・年1.9% (融資額5,000万円超の中小企業者)
【融資期間】
・7年以内 (中小企業団体及び融資額5,000万円以下の中小企業者)
・10年以内 (融資額5,000万円超の中小企業者)
【返済方法】
・1年据置後毎月元金均等分割返済を原則
【信用保証】
・取扱金融機関が必要と認める場合は、市信用保証協会の信用保証を必要とします。
【利子補助】(H20年3月現在)
・取扱金融機関に支払った利子について、緑化については全額を名古屋市が補助
・申請書等の提出期間は毎年12月1日~10日(閉庁日の場合は次の開庁日)
【取扱金融機関】
(株)三菱東京UFJ銀行、(株)名古屋銀行、(株)愛知銀行、(株)中京銀行、商工組合中央 金庫、(株)第三銀行、(株)大垣共立銀行、(株)十六銀行、岡崎信用金庫、瀬戸信用金庫 の市内本・支店
(詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
問 合 せ 先
・名古屋市環境局環境都市推進課 (市役所東庁舎5階) TEL 972-2662 FAX 972-4134
〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
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- 132 -
7-3優良認定の制度
NICE GREENなごや(名古屋市緑化施設評価認定制度)
条 件
市内の建築物の敷地内などで整備される緑化施設の内容を、市が一定の基準により評価し、ラン クを認定する制度です。認定ランクに応じて認定証や認定ラベルが発行されます。
・ 敷地面積に対して、緑化施設の面積の合計が基準緑化率以上であること。
(詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
内 容
【運用のしくみ】
① 申請者からの提出資料に基づき、客観的に評価を実施
② 評価の合憲点数に応じ、ランクを認定し、認定ラベルを発行
【認定について】
・評価は☆標準的な緑化、☆☆良好な緑化、☆☆☆優秀な緑化の三段階の評価となっています。
・評価は緑化地域等の緑化義務のない建築物も認定を受けることが出来ます。
・評価は既存の建物も受けることが出来ます。
・評価認定を受けることにより、協力金融機関において一部の住宅ローン商品の金利優遇を 受けることが出来ます。
協力金融機関(50音順)
銀行 愛知銀行、中京銀行
信用金庫 愛知信用金庫、中日信用金庫
(金利優遇については各金融機関にご確認ください。)
(NICEGREENなごやの詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
問合 せ 先
名古屋市緑政土木局緑地維持課(市役所西庁舎5階)
TEL972-2465 FAX 972-4142
名古屋市役所ホームページ サイト内検索 N I C E G R E E N http://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/page/0000008208.html
〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
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SEGES(シージェス:社会・環境貢献緑地評価システム)
条 件
緑空間の保全・維持・活用などの取組みを活発化させる目的で、企業等によって創出された良好 な緑空間とそこでの活動を評価・認定する「緑の認定」制度。
・ 申請者が、民間が有する土地で緑地の保全・創出活動に取り組んでいる株式会社、有限会 社、社団法人等の事業者や市民団体等であること
・ 申請場所が、社会や環境改善に貢献することを目指したあらゆる形態の緑地で、合計300
㎡以上であること(設計・施工段階のものは対象外)
(詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
内 容
【運用のしくみ】
① 申請者からの事前提出資料に基づき、現地審査を実施
② 現地審査の結果は、評価委員会で検討され、評価が確定
③ 評価結果を登録し、認定ラベルを発行
【認定ラベルについて】
・意欲が評価される Green Stage から高い貢 献度を長年維持することで取得できる
Superlative Stageまで審議の結果により5段階のラベルが発行される
・認定年が表記され、環境報告書やパンフレット、ホームページ、名刺、案内板などに表示す ることができる
・認定ラベルの発行を受けることによって社会や環境活動へ貢献活動がかたちとして示され、
広くアピールできる
(詳細は下記の問い合せ先にご確認下さい)
問 合せ 先
・財団法人 都市緑化基金
「社会・環境貢献緑地評価システム」係 TEL 03-5275-2291 FAX. 03-5275-2331 e-mail midori-info@urban-green.or.jp
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