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地域の活動参加

注:「あり」「なし」の

2

件法で,「あり」の割合のみ表示。NA・DKを除いて集計。

***p<.01 **p<.05 *p<.10。太字は調整済み残差が絶対値 2

以上。

「都心回帰」による大都市のマンション住民と地域生活 62

入居前住まいの「同一町内」と出身地の「同一町内」,「同一校区内」「その他の市内」

となる。また入居前の住居タイプの「一戸建て(持家)」や,これもケース数が非常に 少ないが「公営の新賃貸住宅」,「公団新賃貸住宅」となる。一概には解釈できないが,

事前に居住地域に馴染みがあることや,戸建て持ち家など事前に地域活動に馴染みがあ る属性ではないかと考えられる。他にも,年齢では前項のマンション内の活動参加と同 様に

40

歳以上の中高年で高く,同じく現住居面積の

60〜100 m

2でも高くなる。また学 歴の「高校」,世帯年収の「800〜1000万円」,職業では「管理職」「販売職」,そしてケ ース数が少ないが「生産工程・保安職」も割合が高くなる。

さらに表

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で,地域で参加した活動の内容を確認すると,「総会」「役員会」「行

事・活動」の選択肢のうち,割合が高い順に「行事・活動」は,京都市中京区の

82.8%

に対して,大阪市中央区は

76.2% と低い。次に「総会」は,京都市中京区の 40.3% に

対して,大阪市中央区は

31.0% と低い。続いて「役員会」は,京都市中京区の 35.3%

に対して,大阪市中央区は

22.2% と低い。

これも住民層で見ると,両都市ともに「総会」と「役員会」は旧住民層が新持家層と 比べて参加経験の割合が高い。これは前項同様,旧住民層の居住期間が長い分,経験機 会に恵まれている結果といえよう。一方で「行事・活動」では両都市とも新持家層が旧 家持層に比べて参加経験の割合が高く,特に大阪市中央区では両者の差が顕著に表れて いる。

次に地域活動の参加のきっかけと,参加未経験層の参加しない理由を見ていく。表

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で,地域活動の参加のきっかけを見ると,「きまり・慣習」「知人の誘い」「役員の 誘い」「自分で探した」「チラシ」「その他」の選択肢のうち,最も割合が高い順に,京 都市中京区では,「きまり・慣習(60.0%)」「チラシ(28.6%)」「役員の誘い(27.3%)」

「知人の誘い(15.9%)」となる。一方で大阪市中央区では,「チラシ(40.7%)」「きま り・慣 習(33.3%)」「知 人 の 誘 い(19.5%)」「役 員 の 誘 い(11.4%)」及 び「そ の 他

(11.4%)」となる。

これを住民層で見ると,「きまり・習慣」は両都市の旧住民層と新持家層ともに高い 地域参加のきっかけとなっている。一方で,チラシについては両都市で新住民層やケー ス数は少ないが新賃貸層で地域参加のきっかけとなっている。特に大阪市中央区の新持 家層では割合が高く,大阪市中央区全体での割合を押し上げている。また両都市比較で は,京都市中京区は「役員の誘い」が高く,大阪市の旧住民層は「知人の誘い」が高 い。

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で,地域活動への不参加理由を見ると,「関心ない」「興味の持てる活動な

い」「時間的に無理」「活動を知らない」「組織や活動がない」「その他」の選択肢のう ち,最も割合が高い順に,京都市中京区では,「関心ない(40.9%)」「活動を知らない

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(30.1%)」「時間的に無理(23.9%)」「興味の持てる活動ない(13.6%)」「その他(10.2

%)」となる。一方で大阪市中央区では,「活動を知らない(44.6%)」が最も高く,「関 心ない(37.2%)」「時間的に無理(27.5%)」「興味の持てる活動ない(14.1%)」と続 く。

これを住民層で見ると,「関心がない」はどの住民層でも高いが,特に京都市中京区 の旧住民層の参加未経験層の半数はこれにあたる。一方で,「活動を知らない」は,京 都市中京区に比べ大阪市中央区では新旧の持家層でも

1

割以上割合が高く,参加未経験 層の

4

割が理由に挙げている。さらに新賃貸層では

6

割を超えている。

つまり,地域活動への参加・未参加を両都市で比較すると,京都市中京区は「きま り・慣習」や「役員の誘い」といった地域住民自治組織側からの直接的な働きかけが,

参加経験を高めることに功を奏していると言える。しかし少数ではあるが「関心がな い」旧住民層を中心とした無関心層のさらなる地域参加は困難ではないかと思われる。

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地域で参加した活動

注:「あり」「なし」の

2

件法で,「あり」の割合のみ表示。NA・DKを除いて集計。

***p<.01 **p<.05 *p<.10。太字は調整済み残差が絶対値 2

以上。

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地域活動の参加のきっかけ

注:「あり」「なし」の

2

件法で,「あり」の割合のみ表示。NA・DKを除いて集計。

***p<.01 **p<.05 *p<.10。太字は調整済み残差が絶対値 2

以上。

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地域活動に参加しない理由

注:「あり」「なし」の

2

件法で,「あり」の割合のみ表示。NA・DKを除いて集計。

***p<.01 **p<.05 *p<.10。太字は調整済み残差が絶対値 2

以上。

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一方で,大阪市中央区では「チラシ」や「知人の誘い」など,間接的あるいは個人的な つながりが参加経験につながっていることが伺いしれる。しかし,「活動を知らない」

参加未経験層が全体的に高く,地域住民自治組織側からの直接的な働きかけがなけれ ば,関心・無関心層に関わらず地域参加につながっていかないと思われる。

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