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の「地域支援事業の充実」に係る施策の展開は、4 つの基本施策 として施策・事業を体系化します。第 5 期プランの進捗状況評価を通し、施策・

事業の充実に努め、地域包括ケアシステムを構築していきます。

1 施策・事業の体系

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2 施策・事業概要

○ 第1号被保険者全員を対象に、地域における自 主的な介護予防に資する活動の育成・支援を目 的として、以下の事業を実施します。

①地域介護予防活動支援事業(16回)

②介護予防事業評価事業(1 回/年)

③地域リハビリテーション活動支援事業

○ 介護予防事業の対象となる「要介護認定には至ら ないが介護予防の観点から支援が必要な高齢者 に対し、通所または訪問により、要介護状態にな ることの予防または状態の悪化の防止を目的と して以下の事業を実施します。

①介護予防事業対象者把握事業(2,000 人)

②通所型介護予防事業(100 人)

③訪問型介護予防事業(15 件)

○ 要支援者向けの訪問型サービス及び通所型サービ スについて、多様な主体がサービスの提供する介 護予防事業に円滑に移行し、適切に実施します。

(1)介護予防の

普及・啓発

(2)介護予防事 業の推進

○ 第1号被保険者全員を対象に、介護予防に関する 知識の普及・啓発を目的として、以下の事業を実 施します。

①介護予防普及啓発事業(400 件)

②認知症予防普及啓発事業(4,500 件)

○ 要支援者が適切な介護予防給付を受けられるよ う、地域包括支援センター等の職員に対する研修 などの実施により、介護予防ケアマネジメントの 適切な実施を支援します。

(3)予防給付サ ー ビ ス の 確 保

施策・事業は、第 5 期プランの進捗状況評価を通し、施策・事業内容を充実 させ、地域包括ケアシステムを構築していきます。

1.

1.

1.

1.介護予防事業の推進 介護予防事業の推進 介護予防事業の推進 介護予防事業の推進

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(1)地域包括 支援セ ンタ ーの機 能強 化

○ 地域包括支援センターにおいて、地域の様々な相 談・支援、保健医療サービスや福祉サービスの調整 を総合的に行い、一人ひとりに対する包括的・継続 的なケアマネジメントを行うことができるシステ ムの構築を目的として、以下の事業を実施します。

①介護予防ケアマネジメント事業(40 件)

②総合相談支援事業(400 件)

③権利擁護事業(600 件)

③ケアマネジメント支援(100 件)

④地域ケア会議の充実

( 2 ) 在 宅 医 療・介護連 携の推進

○ 医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れ た地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けること ができるよう、在宅医療と介護サービスを一体的に提供す るために、以下の事業を推進します。

①地域の医療・介護サービスの資源の把握 ②在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応の協議 ③在宅医療・介護連携に関する相談の受付等 ④在宅医療・介護サービスの情報の共有支援 ⑤在宅医療・介護関係者の研修

⑥24 時間365 日の在宅医療・介護サービス提供体制の 構築

⑦地域住民への普及啓発

⑧二次医療圏内・関係市町の連携

2 2 2

2. . . .包括的支援事業の推進 包括的支援事業の推進 包括的支援事業の推進 包括的支援事業の推進

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(4)生活支援サ ー ビ ス の 体 制整備

(3)認知症施策 の推進

○ 認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限 り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けること ができる社会の実現を目指して以下の事業を推進 します。

①認知症ケアパスの作成・普及 ②認知症初期集中支援チームの設置 ③認知症地域支援推進員の設置

○ 要支援者等軽度の高齢者の生活支援のニーズに 対応するため、ボランティアやNPOなど多様な 主体による生活支援サービスの提供体制の構築 を目的として以下の事業を推進します。

①協議体の設置

※協議体とは、生活支援・介護予防サービスの提 供主体等が参画し、定期的な情報共有及び連携 強化の場として、中核となるネットワーク

②生活支援コーディネーターの設置

③ボランティア等の育成

④ボランティアポイント制度の導入の検討

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(1)介護給付等

費用

適 正 化 事業

○ 必要な介護(予防)サービス以外に不要なサービスが 提供されていないかを検証し、制度趣旨や健全な事業 展開のために必要な情報提供、利用者への給付費の通 知等により、利用者に適切なサービスを提供できる環 境の整備と費用の適正化のための事業を行います。

介護給付費等に要する費用の適正化事業(2 回/年)

○ 家族介護教室:要介護高齢者を介護する家族等に対 し、適切な介護知識・技術を習得することを目的と した教室を開催します。(1 回/年)

○ 認知症高齢者見守り事業:地域における認知症高齢 者の見守り体制を構築するため、認知症に関する広 報・啓発活動、徘徊する高齢者を早期発見できる仕 組みづくりや見守りのための訪問等を行います。

○ 家族介護継続支援事業:介護による家族の身体的・

精神的・経済的負担の軽減するための事業を行いま す。

(2)

家族介護支

援事業

(3)

その他事業

○ 成年後見制度利用支援事業:市長申立による、低所 得の高齢者の成年後見制度の申立てに要する経費 や、成年後見人等の報酬の助成を行います。(3 件)

○ 地域自立生活支援事業:高齢者が地域における自立 した生活を継続できるよう以下の事業を実施しま す。

①高齢者住宅に対する生活援助員の派遣 ②紙おむつ等支給事業への支援

③家庭内の事故等の通報に 24 時間対応できる体制 の整備

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3. . . .任意事業の推進 任意事業の推進 任意事業の推進 任意事業の推進

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(単位:千円)

平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 地域支援事業に要する

費用額 73,000 79,000 133,000 介護予防事業に要する

費用額 25,000 27,000 — 介護予防・日常生活支援

総合事業に要する費用額 — — 77,000 包括的支援事業に要する

費用額 40,500 43,900 47,300 任意事業に要する費用額 7,500 8,100 8,700

(1)地域支援事 業の見込み

○ 予防給付から地域支援事業の介護予防・日常生活支 援総合事業に移行する介護予防訪問介護(ホームヘ ルプサービス)と介護予防通所介護(デイサービス)

のサービスに要する費用が賄えるよう従前実績を 勘案した見込みは以下のとおりです。

○ <介護予防・日常生活支援総合事業>

介護予防事業に要する費用の 50%を公費(市 12.5%、県 12.5%、国 25%)、残り 50%を介護 保険料(第1号被保険者 22%、第2号被保険者 28%)で負担します。

○ <包括的支援事業費・任意事業費>

包括的支援事業・任意事業に要する費用の 78%を 公費(市 19.5%、県 19.5%、国 39%)、残り 22%を第 1 号被保険者の介護保険料で負担しま す。

4 4 4

4. . . .地域 地域 地域 地域支援事業の見込み 支援事業の見込み 支援事業の見込み 支援事業の見込み

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(1)居宅サービス

(2)介護予防サービス

(3)地域密着型サービス

(4)地域密着型介護予防サービス

(2)介護老人福祉施設

介 介 介 介 護 護 護 護 サ サ サ サ I I I I ビ ビ ビ ビ ス ス ス ス の の の の 充 充 充 充 実 実 実 実

●基本目標 ◎施策の展開

○施策・事業

1 サービス体系 の全体像

2 介護保険施設 の整備

(1)地域密着型サービス

3 サービス必要

量の見込み

(3)地域密着型サービス

(5)施設サービスの充実

(1)居宅サービス

(5)施設サービス

(4)地域密着型介護予防サービス

(2)介護予防サービス

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8 介護サービスの充実 介護サービスの充実 介護サービスの充実 介護サービスの充実

基本目標 4 の「介護サービスの充実」に係る施策の展開は、3 つの基本施策