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地区医師会報 だより

 2019年3月16日、西部医師会女性医師セミナー に参加し、楽しいひと時を過ごすことが出来まし た。その席で、「私は今年、嵐のコンサートに行 きます」というお話をさせて頂いたのですが、今 回は、これに関連してエッセイをとのお声掛けを 頂きました。

 嵐のコンサートのお話の前に、少しクラシック についても触れさせてください。2015年4月、佐 渡裕率いる兵庫芸術文化センター管弦楽団が米子 公演を行いました。その際のソリストはエフゲ ニ・ボジャノフでした。大柄な若者で、2010年シ ョパンコンクール4位!という触れ込みでした。

彼を目当てに出かけた訳では全くなかったのです が、この彼の演奏を通じて、私は「音色が見え る」ということを初めて体験しました。共感覚と いうそうですが、ピアノから吹き上がる音色たち が、天井に弾けて煌めきこぼれるさまを確かに体 感しました。この演奏を契機にクラシック鑑賞も 病みつきになってしまいました。N響はNHKホ ールにも米子市公会堂にも聴きに行きましたが、

巷のうわさ通り、NHKホールでの演奏と、米子 市公会堂での演奏はちょっと違う感じでした(曲 目も指揮者もソリストも異なるので当然といえば 当然なのでしょうか…?)。だんだんエスカレー トして、昨年はかのマルタ・アルゲリッチの演奏 会とマリア・ピレシュの引退公演にも行ってきま した。ちなみに共感覚はいつでも起こるわけで はなく、ひどく感動した際に、palpitationに続い て見えてくる感じです。最近ではフジコ・ヘミン グと辻井伸行のコンサートで共感覚を体験しまし た。演奏家によって音色の弾け方、拡がり方が違 うのが興味深いところです。

鳥取県西部医師会報 №198 

 ポップスに話を戻しますと、中学生の時に初め てユーミンの「卒業写真」を聴いて心が震えまし た。サザンオールスターズは高校2年の時にデ ビューしましたが、「勝手にシンドバッド」は何 ともsensationalでした。ちょうど運動会シーズン で、ずっとこの曲を聴きながら張り子作りをし たことを、今もついこの間のことのように思い 出します。高3の頃、自分たちがQUEENをスタ ーダムにのし上げたと豪語する親友にBohemian  Rhapsodyを聴かせてもらったのも衝撃でした。

歌詞を書き起こして、フレディに合わせて一緒に 口ずさめるまで練習しました。それからオフコー スは、今は亡き友人(妖精みたいに可愛らしい人 でした)にレコードをダビングしてもらって繰り 返し聴きました。今でも懐かしい曲を耳にする と、その当時の情景が鮮明に蘇ってくるのは何と も幸せなことです。ところで、以前から、ユーミ ンのコンサートは大仕掛けで華やかな舞台装置と パフォーマンスが有名でしたが、昔は、大好きな アーティストが「自分だけの人」じゃないことを 思い知らされる気がして、コンサートに行きたい と思ったことはありませんでした(「自意識の檻」、

若さって怖いです)。そのタガが少しずつ外れ始 めたのは、ようやくこの10年程のことです。米子 での小田和正のコンサートをきっかけに、ポップ スコンサートの魅力に取り憑かれることに…。そ れでも、最初は近場のコンサートでそれなりに満 足していたのですが、人間の欲望には限りがない ものです。5年前からついに「コンサートのため の遠征」を始めてしまいました。まずは、大阪で のユーミンのPOP CLACICOコンサートにユーミ ンの大ファンである娘と、大阪在住の妹の分のチ

嵐のコンサートに行ってきます

鳥取県済生会境港総合病院 脳神経内科  

粟 木 悦 子

ケットも用意して乗り込みました。ところが、い ざ開場時間となりコンサート会場に到着してみる と、誰もいない…。そうです、開演時間を30分間 違えて、遅刻をしてしまったのでした。のんびり と「コンサート前の腹ごしらえ」とばかりにパ スタを楽しんでいました(涙)。一曲目のBabies  are  popstarsは娘のお気に入りでしたので、聴き 逃したのは何とも残念なことでした。後から聞く と、妹は「私、ユーミン、別に好きじゃない」と のこと。無理に誘ってごめん。この大失態はあっ たものの、ユーミンのコンサートはやっぱりとて も楽しくて、その後、確実なチケット確保を目的 に、ユーミンと小田和正と、それからサザンオ ールスターズのファンクラブに入会してしまい ました。昨年のユーミンの「TIME  MACHINE  TOUR」は圧巻でした。ユーミンコンサートツア ーのベスト版だとかで、その昔、指を咥えながら も意地で観に行かなかった「象」も「サーカス」

も「水の演出」も堪能することが出来ました。小 田和正のコンサートはほぼ毎回、感涙にむせびな がら鑑賞しているのですが、昨年のコンサートは ちょっと席が悪すぎました。「座席もすごく大事」

ということを実感したコンサートでした。サザン は先日、ファンクラブ入会後初めてのコンサート がありました。懐かしい曲に大満足でした。が、

揃いのハッピ姿のコアなファンにはとても太刀 打ちできず、「何故みんな、歌に合わせた振り付 け?一体、どこで勉強するの??」と改めて謎が 膨らむひと時でもありました。

 そして嵐の話です。ポップスは大体なんでも聴 くのですが、ご多分にもれずSMAPも大好きでし た。いつかはSMAPコンサートにも…なんて思っ ていたのですが、2016年の解散。この世に変わら ないものなど何もないのだと改めて思い知らされ た、私にとっての一大事変でした。そこで、これ はいけない、と、勢いのまま嵐のファンクラブに 入会しました。学生時代、テスト前に過去問や大

量の資料をコピーするものの、それで安心して結 局そのままにしてしまう、ということが圧倒的に 多かったのですが、癖は変わらないようで、嵐の ファンクラブも入って一安心。コンサートはいつ か行けばいいし、とタカをくくってました。ママ 友からは「嵐のコンサートチケットは、全国の仲 間と協力し合って名前を貸しあって、ようやく取 れるかどうかのプラチナチケットなのよ」とは聞 いていましたが、まあそんなに慌てることもない やと油断してました。そこに、今年1月の嵐活 動休止報道です。正直、SMAPの時のような、何 もかも持っていかれるほどの喪失感はなかった のですが、「ブルータスお前もか」…と。でもこ れで一つ大きな目標ができました。活動休止まで に絶対コンサートに行ってやる! 活動休止報道 後、間を置かず今年度のツアー予定が発表されま した。まずはダメ元でもapplyしなくては!と思 ったところ、なんと先行予約チケットは応募者全 員がファンクラブ会員であることが必須とのこ と! 慌てて娘もファンクラブに入れました。ビ ギナーズラックとなるか、選外となるか、発表ま ではちょっと気をもんだのですが、無事、夏の終 わりのコンサートに当選しました。初めてのジ ャニーズコンサート、楽しみに出かけてきます。

「コンサートツアーグッズも揃えないといけない かも。ちょっと友達にも聞いてみるわ」とは娘の 言。コンサートでの立ちんぼは得意中の得意で、

2時間でも3時間でも立っている自信はあるので すが、ファン用振り付けを覚えるのはとても無理 っぽいです。それでも、セットリストは確認し て、予習くらいはしておきたいと思っています。

 という具合で、ちょっと終活も意識する年齢に なった今日この頃、日々の生活の中にささやかな 楽しみを何か見つけ出すことを心がけています。

いつかコンサートの顛末をお話しできる機会があ ればいいなと思います。それではこのあたりで。

鳥取県医師会報 19.11 No.773 94

鳥取県西部医師会報 №198 

私の元気の源 聖子ちゃん

周防内科医院  

長谷川 真 弓

  聖子ちゃん と言えば、勿論言わずと知れた 1980年代を代表するアイドル松田聖子さんの事で す。1962年生まれの現在何と57歳。聖子ちゃん は、1970年代に活躍した山口百恵さんの引退とい う時代の転換期に「裸足の季節」でデビューしま した。透き通った、声量のある、そしてややハス キーな色合いを帯びた心地よい歌声は多くのファ ンを魅了しました。当時ぶりっ子の代表といわれ るほどの可愛らしい仕草や容姿も注目され、彼 女のセミロングのふわっとしたヘアスタイルは、

「聖子ちゃんカット」と呼ばれて若い女性の間で は定番の髪型となりました。当時「青い珊瑚礁」

「秘密の花園」「夏の扉」「チェリーブロッサム」

などヒット曲は数知れず、特別なファンでなくて も、だれでも聞き覚えがあって軽く口ずさめる歌 が沢山発表されました。最近は、テレビの歌番組 自体も少なくなり、普段見かけることは少なくな りましたが、昨年のNHK紅白歌合戦には出場回 数22回を数え、大人の雰囲気で堂々と出場してい ました。

 今では聖子ちゃんファンを公言している私です

が、実は昔から聖子ちゃんファンだったわけでは ありません。流行った曲はそれなりに知ってはい ましたが、メロディーはわかっても歌詞をマスタ ーしていないので、正確に歌うのは難しいという 感じでした。そんな私が聖子ちゃんのファンにな ったきっかけは、今から7年前、聖子ちゃんが50 歳に突入した時でした。大阪城ホールで開催され た夏のコンサートツアーのチケットがたまたま手 に入って、初めて参加した時の事でした。お供は 大阪にいる娘でしたが「松田聖子って誰?」って 感じであまり興味がなさそうでした。席は2階の スタンド席で、ステージからはかなり遠くて聖子 ちゃんはとても小さくしか見えず、オペラグラス を覗いたりステージの左右に映し出される大画面 の映像を見るというスタイルでした。それでも、

50歳になってもしっかりと輝いてアイドル歌手で あり続ける聖子ちゃんのパワーに圧倒されて大変 大きな衝撃を受けました。私自身、50歳を過ぎた 頃から何となく疲れを感じたり、年だからとあき らめたりしていた事柄も、年齢を感じさせない聖 子ちゃんのステージを見て、「私ももう少し頑張

聖子ちゃん付赤いスイートピー ファンクラブ会員証とグッズ

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