(年度計画、実施内容、達成度評価資料入り)
平成18年4月 作成 中 期 目 標 中 期 計 画
(前文)基本的な目標
金属材料研究所は、創立以来物質・
材料研究の中核研究所(COE)とし て、国際的に物質・材料科学研究を先 導し、数々の新物質・材料を創製して きた。これらの物質・材料は
20
世紀 の高度産業社会の基盤構築に大きな 貢献をした。21
世紀においても、金 属を中心とした広範な物質・材料を 対象とした国際的なCOE
として、材料科学に関する学理の探求と応用 の研究を目的として、新物質・材料の 創製を行うとともに、高度な材料科 学研究者を育成し、環境・エネルギ ー、生体、情報・通信、高度安全空 間など、最先端科学・工学の基盤とな る材料科学の推進を図り、社会の持 続的発展と人類の繁栄に貢献するこ とを基本的な目標とする。
Ⅱ 大学の教育研究等の質の向上に 関する目標
1 教育に関する目標
○次代の世界トップレベルの材料 科学研究者を育成する。
Ⅰ 大学の教育研究等の質の向上に関する目標を達成するた めにとるべき措置
1 教育に関する目標を達成するための措置
○博士課程学生には、幅広い物質・材料の実践的な教育を 行う。具体的には、国際会議などを通して、最先端の研究 者との交流を積極的に進める。また、研究成果を国際的に 一流の学術雑誌に論文掲載させるように指導する。さらに、
研究成果の権利化の教育を通じて研究成果の実用化へのプ ロセスを理解させる。
達成度評価資料 研究成果発表データベース(DB)、論文
DB
平成
16
年度 ・26名の学生を海外での国際会議、ワー クショップ等へ派遣した。平成
17
年度 ・延べ50
名の学生を海外での国際会議、ワークショップ等へ派遣した。
・学生がファーストオーサーとして
73
件の論文を発表した。・教育以外の面でも全所的に学生を支援 するための組織として学生支援室の設 置を決定した。
○中核的材料科学研究者を育成するため、毎年度、国内外 の大学院生を
10
名程度、博士研究員を10
名程度支援する。達成度評価資料 集計外国人留学生・研究生、集計若手研 究者
平成
16
年度 ・科学技術振興研究員5
名、産学官連携 研究員6
名及び研究支援者7
名の計18
名の研究員を採用し、若手研究者の育 成に努めた。平成
17
年度 ・研究機関研究員12
名、科学技術振興研 究員4
名、産学官連携研究員12
名及 び研究支援者7
名の計35
名の研究員 を採用し、若手研究者の育成に努めた。○以上の2項目に対して、21世紀
COE
研究教育拠点プロ グラムを有効に活用する。達成度評価資料 21世紀
COE
研究成果報告書平成
16
年度 ・世界各国からCOE
フェローとして10
名の若手研究者を採用するとともに若 手研究者の海外派遣を支援した。・全学委員会の国際高等研究教育機構(21 世紀
COE
等)設置構想検討委員会(井 上委員長)で高等研究教育院の設置に ついて検討を開始した。平成
17
年度 ・世界各国からCOE
フェローとして11
名の若手研究者を採用した。・附属材料科学国際フロンティアセンター と共催で物質・材料若手学校を開催し た。
・東北大学国際高等教育研究院の検討を推 進した。
2 研究に関する目標
(1)研究水準及び研究の成果等に 関する目標
a)研究組織全体の研究活動の内 容と水準の質的向上に関する 目標
○各研究部門からの研究成果の萌 芽によるボトムアップ的な研究を 育成し、また客員部門制を活用し て新分野への展開を機動的に進め る。材料科学分野での世界の
COE
2 研究に関する目標を達成するための措置
(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標を達成するた めの措置
a)研究組織全体の研究活動の内容と水準の質的向上に関 する取組
○所全体:各研究部門のボトムアップ的な研究で生まれる 研究の芽を育成し、将来の材料研究として開花、結実させ るために、小部門制を維持する。
達成度評価資料 管理運営体制図、人事組織体制図 平成
16
年度 ・小部門制を維持している。る。材料科学分野での世界の
COE
の地位をより強固にするため、既 存の4つの共同利用附属研究施設 を充実し、国内外の研究機関との 連携の下で、大きく共同研究を推 進する。平成
17
年度 ・部門構成を固定せず、フレキシビリテ ィのある小部門制を維持している。○共同利用:全国共同利用研究所として所内外の研究者の 研究を一層推進するために、共同利用施設の整備、充実、
機器の更新を積極的に行う。
達成度評価資料 全国共同利用研究課題、共同研究数、施 設稼動状況
平成
16
年度 ・強磁場超伝導材料研究センターにおい て、30 T
無冷媒ハイブリッドマグネッ ト及び18 T
無冷媒超伝導マグネット の整備と性能試験を進めた。また、18 T
超伝導マグネットを導入するとともに 臨界電流測定装置など強磁場中各種評 価装置の整備を行なった。・全学的な共同利用機器の効率化を図る ため、東北大学研究教育基盤技術セン ターの検討を推進した。
平成
17
年度 ・強磁場超伝導材料研究センターにおい て、30 T
無冷媒ハイブリッドマグネッ ト及び18 T
無冷媒超伝導マグネット の定常磁場発生に成功した。・東北大学研究教育基盤技術センターの 設備として、超高性能電子顕微鏡の設 置について企画立案した。
○客員部門制の拡充:客員部門制の積極活用により現行の 定員の壁を打破した新分野への研究展開を行なう。
達成度評価資料 管理運営体制
平成
16
年度 ・客員部門の有効活用を研究企画室で検 討中平成
17
年度 ・客員部門の有効活用を研究企画室で検 討中○量子エネルギー材料科学国際研究センター(平成
16
年度 名称変更):照射原子力材料を扱える我が国唯一の大学附属 研究施設として、高経年化核分裂炉に関連した原子力共生 安全空間を創出するための材料評価・開発システムの整備 を進める。また、客員を含む教官組織の整備を図る。(*)達成度評価資料 全国共同利用研究課題、共同研究数、施 設稼動状況、材料試験炉利用施設研究成 果報告書
平成
16
年度 ・照射済み試料を微細加工できるような システムの構築を行い、3 次元アトム プローブなどの試料加工をできるよう にし、原子炉圧力容器鋼実機試料など の解析を進めた。平成
17
年度 ・主要照射施設であるJMTR
の休止予定 を受けて、材料照射業務の発展的展開 計画を立案し、ベルギー国原子力研究 所との研究協力を進め、大型原子炉BR-2
の利用計画を進めた。また、国内 炉では重照射研究のための高速炉「常 陽」の高度利用、高度計装照射のための
JRR-3
炉利用をJAEA
との密接な協力の下で進めた。
○金属ガラス総合研究センター(平成
17
年度名称変更):研究シーズを吸上げ育成し、社会還元するための社会連携 拠点として、新素材設計開発施設を改組する。
達成度評価資料 管理運営体制、共同研究数、施設稼動状 況、新素材設計開発施設研究成果報告書 平成
16
年度 ・新素材設計開発施設の改組を検討し、平成
17
年度から金属ガラス総合研究 センターに名称変更することを決定し た。平成
17
年度 ・金属ガラス総合研究センターに名称を 変更した。・専任教授、助教授それぞれ
1
名を採用 し、金属ガラスの研究開発体制を確保 した。また、学内、所内及び民間企業 との共同研究を実施し、シーズの吸い 上げや新材料の実用化を推進した。○研究成果の企業化推進のための方策:社会還元を十分に 考慮した材料の特許化を積極的に推進するために、企業化 推進室を設置する。
達成度評価資料 管理運営体制
平成
16
年度 ・企業化推進室を設置し、企業との共同 研究の契約における、特許の帰属に関して柔軟に対処するように、知的財産 本部に働きかけた。また、教員を対象 に特許に関する説明会を実施した。
平成
17
年度 ・ベンチャー企業の設立に参画して社会 貢献に努めた。○計算材料学センター:スーパーコンピューター・システ ムの更新を目指す。(*)
達成度評価資料 全国共同利用研究課題、共同研究数、施 設稼動状況、計算材料学センター研究成 果報告書
平成
16
年度 ・システムの更新を準備中平成
17
年度 ・仕様策定委員会を設置して検討中○東北大学研究基盤技術センターおよび研究支援センター
・ナノテクノロジー・材料支援の高度化を図るために、ナ ノテクノロジー総合支援拠点を核に、東北大学研究基盤 技術センターを設立する。(*)
・現状の技官組織を改編し、研究支援センターの組織化を 目指す。
達成度評価資料 管理運営体制、研究支援センター組織 表・業務報告書
平成
16
年度 ・全学委員会の研究教育基盤技術センタ ー設置構想委員会(井上委員長)でセ ンターの設立を検討した。平成
17
年度 ・東北大学研究教育基盤技術センターの 検討を推進した。・研究支援体制の充実のため、現状の技 術部組織をテクニカルセンターとして 改編することを決定した。
○サバティカル制度:新しい研究のシーズを着想するため に教官を国内外の研究拠点に派遣する制度を充実する。
達成度評価資料 管理運営体制、集計研究者海外派遣デー タ
平成
16
年度 ・海外先進教育研究実践プログラムを積 極的に活用した。平成