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採卵鶏の飼養動向

○ 飼養戸数は、小規模層を中心に近年4~6%程度減少している。

○ 成鶏めす飼養羽数は、平成20年以降減少傾向で推移したが、26年以降は増加に転じている。

○ 1戸当たり平均飼養羽数は、一貫して拡大している。

○採卵鶏飼養戸数、羽数の推移

(各年2月1日現在)

15 16 18 19 20 21 23 24 25 26 28

飼養戸数(戸) 4,340 4,090 3,600 3,460 3,300 3,110 2,930 2,810 2,650 2,560 2,440

(対前年増減率) (▲4.2) (▲5.8) (▲12.0) (▲3.9) (▲4.6) (▲5.8) (▲5.8) (▲4.1) (▲5.7) (▲3.4) (▲4.7)

うち成鶏めす10万羽以上層(戸) 360 348 352 365 356 350 336 327 328 324 347

シェア(%) (9.1) (9.3) (10.7) (11.6) (11.9) (12.4) (12.5) (12.8) (13.5) (14.0) (15.7)

成鶏めす羽数(千羽) 137,229 137,216 136,894 142,765 142,523 139,910 137,352 135,477 133,085 133,506 134,569

(対前年増減率) (▲0.3) (▲0.1) (▲0.2) (4.3) (▲0.2) (▲1.8) (▲1.8) (▲1.4) (▲1.8) (0.3) (0.8)

うち10万羽以上層(千羽) 73,084 74,359 82,260 88,453 91,543 91,001 90,083 90,314 91,556 93,476 99,395

シェア(%) (53.5) (54.5) (60.1) (62.0) (64.3) (65.2) (65.7) (66.8) (68.8) (70.0) (73.9)

1戸当たり平均

飼養羽数(千羽) 31.6 33.5 38.0 41.3 43.2 45.0 46.9 48.2 50.2 52.2 55.2

  2)数値は成鶏めす羽数1,000羽未満の飼養者を除く数値である。

  (17年、22年、27年はセンサス年のため調査未実施)

鶏卵の供給量について

○ 近年、国内消費量に占める輸入量の割合は約5%程度の割合で推移している。

○ EU加盟国からの輸入の大宗をイタリア、オランダが占め、全輸入量に占めるEU加盟国の割合は約57%である。

○ EU加盟国からの輸入は、そのほとんどが卵白(乾燥)であり、これらの卵白はハムやソーセージのつなぎ原料等として利用

される等、用途は限定的である。

鶏卵の国内生産量及び輸入量の推移

国別輸入割合(平成24~26年度平均)

資料:鶏卵流通統計(生産量)、貿易統計(輸入量)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(為替相場)

注:輸入量は殻付換算

【輸入量: 125 千トン】

オランダ 22%

イタリア 21%

米国 17%

インド 10%

ドイツ 5%

フランス 5%

メキシコ 4%

ベルギー

4% その他

12%

鶏卵のタリフライン別輸入実績( 20122014 年度平均)

HSコード 税 率

輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率 輸入量 比率

㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ % ㌧ %

オランダ 2 0.05 71 0.5 27,141 28.8 27,214 21.7

イタリア 46 0.3 26,836 28.5 26,882 21.4

米国 1,107 97.1 4,340 81.3 6,226 95.5 7,424 52.0 71 2.1 1,929 2.1 0.01 100 21,097 16.8

インド 755 14.1 2,524 17.7 9,842 10.5 13,121 10.5

ドイツ 22 1.9 179 1.3 5,606 6.0 5,807 4.6

フランス 3 0.05 29 0.2 5,748 6.1 5,779 4.6

メキシコ 157 2.9 799 5.6 4,429 4.7 5,386 4.3

ベルギー 4 0.1 4,760 5.1 4,764 3.8

アルゼンチン 2,497 17.5 1,539 1.6 4,036 3.2

中国 487 78.8 23 0.4 0.2 0.002 390 2.7 1,654 49.2 1,138 1.2 3,694 2.9

ブラジル 8 0.7 18 0.3 1,734 1.8 1,760 1.4

タイ 1,560 46.4 1,560 1.2

ペルー 1,294 1.4 1,294 1.0

カナダ 59 1.1 269 4.1 145 1.0 784 0.8 1,257 1.0

デンマーク 28 0.2 975 1.0 1,002 0.8

ベネズエラ 285 0.3 285 0.2

台湾 131 21.2 2 0.03 133 0.1

ラトビア 146 1.0 146 0.1

ベトナム 71 2.1 71 0.1

スペイン 37 0.0 37 0.0

オーストラリア 3 0.3 3 0.0

フィリピン 0.2 0.003 0.2 0.0

香港 0.1 0.01 0.1 0.0

EU加盟国 22 1.9 0 - 2 0.05 3 0.05 498 3.5 4 0.1 71,103 75.6 0 - 71,632 57.2 総 計 1,139 100.0 618 100.0 5,337 100.0 6,518 100.0 14,277 100.0 3,360 100.0 94,079 100.0 0.01 100.0 125,329 100.0 資料:貿易統計

乾 燥 その他

国 名

全 卵 卵白アルブミン 卵白アルブミン

生鮮・冷蔵 その他 乾 燥 その他 乾 燥 その他

21.3%又は51円/kg 8.0% 8.0%

品 名 殻付き卵 殻付き卵 卵 黄 卵 黄 全 卵

0408-99-000 3502-11-000 3502-19-000 17.0% 21.3% 18.8% 20%又は48円/kg 21.3% 合 計

0407-21-000 0407-90-200 0408-11-000 0408-19-000 0408-91-000

鶏卵の主な用途について

HSコード 関税率 品目名 主な用途 輸入量

EU加盟国シェア CIF価格 イメージ

0407-21-000 17.0% 殻付き卵(冷蔵・冷凍) 幅広い用途 約1千トン

(2%) 354円/kg

0407-90-200 21.3% 殻付き卵(その他) ゆで卵、

ピータン等

約0.6千トン

(0%) 332円/kg

0408-11-000 18.8% 卵黄(乾燥) 菓子パン・

菓子等の原料

約5千トン

(0.05%) 226円/kg

0408-19-000

20%

又は 48円/kg

卵黄(その他)

(冷凍液卵等)

マヨネーズ等の 原料

約7千トン

(0.05%) 298円/kg

0408-91-000 21.3% 全卵(乾燥) 菓子パン・

菓子等の原料

約1万4千トン

(4%) 145円/kg

0408-99-000

21.3%

又は 51円/kg

全卵(その他)

(冷凍液卵等)

菓子パン・

菓子等の原料

約3千トン

(0.1%) 425円/kg

3502-11-000 8.0% 卵白(乾燥) ハム・ソーセージ

等の原料

約9万4千トン

(76%) 130円/kg

3502-19-000 8.0% 卵白(その他)

(冷凍液卵等)

練り物等の 原料

0.01トン

(0%) -

2012 2014

卵白について

○ 国産卵白のほとんどが液卵として流通、輸入卵白のほとんどが粉卵として流通。

○ 同じ卵白でも液卵と粉卵で性質が大きく異なり、用途によって棲み分けがなされている。

液卵:かまぼこ等のつなぎ原料、菓子、

パンなど

粉卵:ハム・ソーセージのつなぎ原料、

即席乾燥麺など

出典:業界聞き取りにより食肉鶏卵課推計

起泡性:気泡を含み泡立ちやすくさせる卵白の性質。

この性質によりスポンジ生地等がふっくら仕 上がる。スポンジケーキやメレンゲは、この性 質を利用。

風 味:粉卵にした場合、乾燥臭が発生し風味が低下。

凝固性:熱を加えることで、たんぱく質がかたまる性質。

目玉焼きや茶碗蒸しは、この性質を利用。

結着性:原料を繋ぎ合わせる性質。

<国内流通>

<用途>

<形態別の性質>

※国産の粉卵と輸入の液卵・凍結卵は国内では、

ほとんど流通していない。

その他、保存性、輸送コスト等に優れる。

液 卵

粉 卵

<液卵の優位性>

<粉卵の優位性>

輸入品 約4~5割

(粉卵)

国産品 約5~6割

(液卵・凍結卵)

液 卵

粉 卵

○ 鶏卵の卸売価格は、わずかな生産量の変動が大幅な価格変動につながりやすい傾向にあり、季節的な変動のほか5~6年を周期とす るエッグサイクルが存在する。

○ 23年の東日本大震災の発生により一時的に飼料供給が滞ったこと等から供給が減少し、卸売価格が上昇。その後、供給が回復した

ことから価格は概ね平年並みで推移した。

○ 24年度は、年度当初から低価格で推移したが、需要の回復等により、10月以降前年を上回って推移した。

○ 25年度は、標準取引価格(日毎)が安定基準価格を下回ったため、成鶏更新・空舎延長事業が発動した。8月以降、猛暑の影響等によ

る供給減少等で上昇し、12月には272円/kgとなり、例年に比べて高水準で推移した。

○ 27年度は、前年度に引き続き需要が旺盛なこと等により、更に高水準で推移。

○ 28年度は、生産量が増加したこと等により、夏以降の価格は、卵価が高水準にあった過去2カ年度からは下回って推移したが、29年1

月以降は堅調に推移している。

鶏卵の価格動向

更新中

国内流通量 約269万トン

国産鶏卵 約256万トン

輸入鶏卵 (卵白粉主体)

約13万トン

○ 鶏卵の国内流通量は、約269万トンで、うち国産鶏卵が約256万トン、輸入鶏卵が約13万トン。

○ 国産鶏卵は家計消費用と業務・加工用がほぼ1:1の比率で使用されるが、一方で、輸入鶏卵は業 務・加工用として利用される。

資料:鶏卵流通統計(生産量)、貿易統計(輸出入量)、家計調査(家計消費量)

国産鶏卵 約128万トン 国産鶏卵 約3千トン

輸入鶏卵 約13万トン 主な輸入国

オランダ(22%)

イタリア (21%)

米国(17%)

インド(10%) 等

鶏卵の流通

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