機密性○情報 ○○限り
5kg(8%)
・カレー ・焼き豚
・しょうが焼
18%
(10kg)
・とんカツ ・すき焼き ・しゃぶしゃぶ
・ソテー ・ロースハム
2%
(1kg)
・ヒレカツ
・ステーキ
(13kg)
・焼き豚 ・シチュー
豚肉調製品の状況
ソーセージ等調製品の 原料豚肉を輸入
輸入豚肉
廉価な
豚肉調製品
とんかつ等加熱済調製品の輸入は 中国産、タイ産がほとんど(業界聞き取り)
ソーセージ等調製品の製品 輸入が増加すれば、その分 原料豚肉の輸入が減少
製造 製造
EU 加盟国
国内で製造される 廉価なソーセージ等の 調製品の主原料は 輸入豚肉
国産豚肉
・ギフト用の豚肉調製品
差別化
○ 廉価なソーセージ等の豚肉調製品は、輸入豚肉を原料として、国内で製造されるのが主流。
○ 国産豚肉を使用しているのはギフト用等の高級調製品。輸入原料を使用するものとは差別化された市場を形成。
○ 日EU・EPAによる関税削減に伴い、ソーセージ等調製品の製品輸入が増加すれば、その分輸入豚肉を使用して国内で生産 されていた廉価なソーセージ等の調製品が置き換わり、原料豚肉の輸入が減少すると考えられる。
輸入品間での 置換の関係
関税
10%、差額関税
→撤廃(6~
11年目)
輸入量:
3.3万トン
(
H26~
28平均)
豚肉生産量
:
89万トン
(
H26~
28平均、
部分肉ベース)
差額関税制度:維持
従価税:
4.3%
→撤廃
(10年目)
従量税:
482→50円
/kg(
10年目)
輸入量:
30万トン
(
H26~
28平均)
中国・香港 29%
日本 21%
韓国 13%
フィリピン 5%
豪州 4%
その他 28%
中国 51%
EU 21%
米国 9%
ブラジル 3%
ロシア 2%
その他 14%
世界の生産量
77,396千㌧
出典:USDA Foreign Agricultural Serviceのデータ
を部分肉ベースに換算EUの豚肉の状況
出典:Global Trade Atlas(部分 肉ベース(内臓を除く))
○ 豚肉の生産量は世界の約 2 割、自給率は 110% 超。
○ ドイツ、スペイン、フランス、ポーランド、イタリア、デンマークの 6 ヶ国でEU全体の生産量の 7 割以上を占め る。
○ 生産量の約 9 割をEU域内で消費し、輸出仕向けは約 1 割程度。
○ 日EU間は船便輸送に時間がかかるため、EU産豚肉の大部分は冷凍で輸入。
世界の生産割合
(2014年)
EUの需給状況
(2013年)
主な輸出先国
(2014年)
出典:Eurostatのデータを部分肉ベースに換算 単位:千㌧
15,392 13,879 11
1,524
0 5,000 10,000 15,000 20,000
生産量 消費量 輸入量 輸出量
(単位:千トン)
輸出量(冷凍)
1,459 千㌧
ドイツ
ポーランド
ベラルーシ
ウクライナ ロシア
スロヴァキ ア スウェーデン
ルーマニア ロシア
エストニア
リトアニア
欧州・ロシア等におけるアフリカ豚コレラの発生状況
2017年7月2日現在
出典:OIE
発生地域
※日付は発生日又は検体回収日に基づく
※赤字は3月16日からの更新箇所
モルドバ
デンマーク
ノルウェー
ラトビア
ラトビア
(EU加盟国)2014年6月以降
豚、いのしし 1,802件 発生
※OIEへの年次報告、6か月報告(2016年下半期ま で)による
リトアニア
(EU加盟国)2014年1月24日以降
豚40件、いのしし679件 発生
(直近の発生:2017年6月21日、いのしし)
ポーランド
(EU加盟国)2014年2月13日以降
豚45件、いのしし371件 発生
(直近の発生:2017年6月28日、豚)
※:ポーランドにおいて発生が確認された旨の連絡を 受けて、我が国は2014年2月18日付けでポーラ ンド産豚肉の輸入を停止
ロシア
2007年以降
豚、いのしし 836件 発生
(直近の発生:2017年6月28日、豚)
※3月18日イルクーツクで発生(豚)
エストニア
(EU加盟国)2014年9月以降
豚、いのしし 2,236件 発生
※OIEへの年次報告、6か月報告(2016年下半期ま で)による
モルドバ
2016年9月17日以降
豚4件 発生
(直近の発生:2017年3月23日、豚)
モルドバ
ウクライナ
2012年7月30日以降
豚184件、いのしし22件 発生
(直近の発生:2017年6月10日、豚)
ベラルーシ
2013年6月19日以降
豚2件 発生
(直近の発生:2013年7月1日、豚)
チェコ チェコ
2017年6月21日以降
野生いのしし3件 発生
(直近の発生:2017年6月29日、いのしし)
牛乳・乳製品
【国境措置】
(注)※1 数量は、生乳換算ベース
※2 ホエイとはチーズの副産物。(生乳からカード(チーズ)を取り除いて残った液を乾燥させたもの)
出典:貿易統計
価格の推移(円/kg)
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
国 内 価 格
脱脂粉乳 591 600 619 650 650
バター 1,150 1,178 1,208 1,268 1,254
国 際 価 格
脱脂粉乳 314 421 426 324 275
バター 280 470 464 434 384
出典:牛乳乳製品統計等
【価格】
【輸入量】
【生産量】
輸入量 ※1 主な輸入先(2016年度)
4,553千㌧ EU 豪州 NZ
(輸入量シェア) 27% 27% 23%
脱脂粉乳 39千㌧ NZ EU 豪州
59% 23% 12%
バター 159千㌧ NZ EU 豪州
48% 46% 4%
ホエイ ※2 160千㌧ EU 豪州 米国
41% 18% 15%
チーズ 3,221千㌧ 豪州 EU NZ
33% 30% 24%
品目
関税率
輸入差益 国境措置の概要
(〔 〕は従量税換算値)
一次税率 二次税率
バター 国貿:35%
民貿:35%
29.8%+985円/kg
〔360%〕*
29.8%+1,159円/kg
上限806円/kg 上限949円/kg
主要乳製品について、関税割当制度及び国家貿易制度に より国内需要への影響を緩和
脱脂粉乳 国貿:25%、35%
民貿:無税、25%、35%、
396円/kg(学校給食用等)
425円/kg(学校給食用等)
21.3%+396円/kg
〔218%〕*
29.8%+425円/kg 等
上限304円/kg 上限326円/kg
ホエイ 国貿:25%、35%
民貿:無税、10%、25%、35%
29.8%+425円/kg 29.8%+687円/kg
上限326円/kg 上限552円/kg
乳製品 調製品
民貿:12~35%
29.8%+400円/kg 29.8%+679円/kg
29.8%+1,156円/kg 等 -
- 28%、29.8%
チーズ 国産との抱合せを条件に無税 29.8% - プロセスチーズ原料用として、国産チーズ1に対し2.5の割合 での輸入を条件とすることで、国内需要への影響を緩和
(注)国内生産量の内訳は、指定団体への販売実績等であり、生産量合計とは合致しない
(*:WTO農業交渉上の換算値)
関税 関税
民間貿易
バター、脱粉等
国産品の 販売価格
国産品
一般会計
酪農家への経営安定対策 枠内税率のみ
国家貿易
関税
二次税率 一次税率
122億円(平成27年度)
輸入差益 輸入差益
バター・脱粉等向け生乳 への限定した支援により、
飲用乳価を含めて生乳全 体を下支えする財政効率 的な支援を実施
バター1.5千t、
脱粉14千t 等※
(輸入実績)
137千tの内数※
(枠数量)
民間貿易
従来、輸入数量制限を適用していたバター、脱脂粉乳等の主要乳製品については、ウルグアイ・ラウンド合意を受けて、平成7年(1995年)度から全て関税化。
① 関税化した乳製品については、基準期間の輸入実績等を基に、現行アクセス数量として、
国家貿易枠及び民間貿易の関税割当枠を設定。枠内税率は低水準の関税(一次税率)を適用。
② 枠外輸入については、高水準の関税(二次税率)を適用。
ウルグアイ・ラウンド前から自由化されていたチーズ等は、20~40%程度の関税水準。
国内生乳生産量 主な生産地(2016年度)
7,346千㌧ 北海道 関東 九州
(生産量シェア) (54%) (16%) (9%)
飲用牛乳等向け 3,984千㌧ 北海道 関東 九州
(24%) (25%) (13%)
脱脂粉乳・バター等向け 1,548千㌧ 北海道 関東 九州
(85%) (6%) (4%)
生クリーム等向け 1,283千㌧ 北海道 九州 関東
(93%) (3%) (2%)
チーズ向け 445千㌧ 北海道 東北 東海
(98%) (0.6%) (0.4%)