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図92  可変式情報表示装置の設置状況(複数回答) (鉄道事業者)

ドキュメント内 untitled (ページ 112-135)

 

表 20  可変式情報表示装置の設置状況と提供している情報(鉄道事業者)   

提供している情報  設置場所 

平常時  異常時(平常時情報に加えて) 

ホーム上 

発車番線、発車時刻、列車の接近・通過、列車種 別、行き先、車両編成数、停車駅名、乗り継ぎ案 内、先発・次発案内、運行情報、整列乗車位置、

乗車可否(回送、入庫等)、前駅発車案内、イベン ト案内、マナー啓蒙 

列車遅延状況・遅延理由・場所、輸送 状況(折り返し区間等)、振替輸送状 況、他社運行情報、運転再開予定時刻、

災害情報(緊急地震速報、地震発生、

火災発生) 

改札内 

(ホーム 上を除く) 

発車番線、発車時間、車両種別、行き先、車両編 成数・扉数、途中停車駅、乗り継ぎ案内、列車運 行情報、接近予告、先発・次発列車、終着駅先着 表示、停止・通過駅 

列車遅延状況・遅延理由、運行状況、

振替輸送状況、他社線運行情報、運転 再開予告時時刻、運休区間、災害情報

(火災発生) 

車両内 

車両種別、行き先、現在位置、現在停車駅・次駅 名、到着案内(まもなく到着)、停車駅案内、所要 時間、路線図、駅設備、乗換案内、扉開閉方向、

運転状況(ワンマン運転等)、ニュース、天気予報、

イベント等、事業者からのお知らせ、マナー啓蒙

列車遅延状況・遅延理由、振替輸送状 況 

改札外 

発車番線、発車時間、車両種別、行き先、前の駅 発車案内、最終駅先着表示、列車の停車・通過、

事業者からのお知らせ、営業案内、沿線イベント、

CM

画像 

列車遅延状況・遅延理由・場所、輸送 状況(折り返し区間等)、振替輸送状 況、運転再開予定時刻、災害情報(緊 急地震速報、地震発生、火災発生) 

その他  【改札口前】運行状況等の案内に供する電光掲示 板(情報ボード)、マナーアップ広告等 

【改札口前】遅れ状況、遅延理由、運 休列車等 

2)可変式情報表示装置の設置の際に用いた基準(図 93) 

・可変式情報表示装置の設置の際に用いた基準としては、『公共交通機関の旅客施設に関する移動 等円滑化整備ガイドライン【

H19

7

月発行】』が

17

社と半数を占める。次いで、施設所在地の 地方自治体の条例(福祉のまちづくり条例等)が

11

社、『公共交通機関の車両等に関する移動等 円滑化整備ガイドライン【

H19

7

月発行】』が

10

社となっている。事業者独自のガイドライン を持っているのは、音案内が

9

社であったのに対して、可変式情報表示装置は

4

社であった。

B3.可変式情報表示装置の設置に用いた基準(複数回答)

17

10 5

4 0

8 0

1

11

0 4 8 12 16 20

公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化 整備ガイドライン【H19年7月発行】

施設所在地の地方自治体の条例

(福祉のまちづくり条例など)

公共交通機関の車両等に関する移動等円滑化 整備ガイドライン【H19年7月発行】

公共交通機関旅客施設の移動円滑化 ガイドライン追補版【H14年12月発行】

事業者独自のルール・ガイドライン等 高齢者、障害者等の円滑な移動等に 配慮した建築設計標準【H19年発行】

その他 特に基準は設けていない 無回答

N=34

  図93  可変式情報表示装置の設置に用いた基準(複数回答)(鉄道事業者) 

 

3)可変式情報表示装置を設置する上で配慮した事項 

・表示内容や表示方法、周辺環境を踏まえた設置位置等に配慮がなされている。

・可変式情報表示装置を設置する上で配慮した事項は次のとおりである。

【表示内容・表示方法】

・設置する位置・高さ、周囲の障害物、文字色とその背景色(白内障、弱視者対策等)、書体、文 字の太さ、表示内容をスクロールする速さ、表示情報を変えるタイミング、英語表記にかえるタ イミング、文字の大きさ、ドットの細かさ、

LED

の明るさ。

・改札口では、一目で内容を伝達出来るよう、運行異常情報を簡潔かつ短い文章表現とした。

・文字色は見やすさに配慮して「白色

LED

」を多く採用している。

・ドットの細かさは見やすさに配慮して

1

文字

24

ドットの

LED

を多く採用している。

・赤文字に黒色の背景は色覚障害のある方に見えにくいため、橙文字を多く使うように配慮した。

【表示位置】

・案内看板等、天井から吊り下げている設備の視認性や見やすさを考慮した。

・設置位置は、改札口中央から

3

4

m以内を基準に、また、取付け高さはフロアーレベルから

2.3

2.5

mをとり、動線上に設置しても圧迫感のないよう考慮した。

【その他】

・ホームまで時間のかかる(距離のある)コンコース上の情報装置は、発車時刻より少し早めに発 車時刻表示を消去して、誤乗車防止を図っている。

・文字スクロール方式は視認性に欠けるため、採用していない。

4)可変式情報表示装置を設置する際の課題 

・文字色、背景色等の表示方法や、表示可能な情報量に制限があるなか、表示内容の優先付け等が 課題として指摘されている。 

・可変式情報表示装置を設置する際の課題は次のとおりである。

【表示内容・表示方法】

・適切な文字色、背景色、文字の大きさ、文字情報の内容、表示内容を変えるタイミング、文字の 流れるスピード、ドットの細かさ、液晶もしくは

LED

の明るさ。

・健常者から見てインパクトがある赤色・緑色系の

LED

が使えない(色覚障害・弱視者対策)等 の課題があった。

LED

は、輝度が高く文字が読みにくいという問題があった。(特に地上駅と地下駅では差がある。)

・強調したい表示内容の際立たせ方(静止表示しての着色がよいのか、点滅が良いのかで苦慮した が、着色・点滅併用とした)。

【表示内容の優先付け】

・表示内容の優先順位の付け方が検討課題である。

・表示板の大きさがある程度限定されてしまうことから、沢山の情報を表示しなければならないタ ーミナル駅等については、文字が小さくなってしまう。

・車内案内表示器について、駅間の運転時間が短く、表示時間に制約がある中、必要な情報を表示 させることが難しい。

・手動で入力する際の案内情報(固定文)は文字数が限られているので、文章を簡潔にわかりやす くすることに配慮した。また、表示文章数も限られるので、表示する文章の選定を行った。

5)可変式情報表示装置を設置する際の聴覚障害のある方や高齢者からの意見収集の有無(図 94) 

・可変式情報表示装置設置の際、聴覚障害のある方や高齢者からの意見収集を行った鉄道事業者は、

10

社(約

29%

)であった。

B6.聴覚障害のある方、高齢者からの意見収集 無回答

5.9%

意見を聞いた 29.4%

意見は聞い ていない

64.7%

N=34

  図94  聴覚障害のある方や高齢者からの意見収集の有無(鉄道事業者) 

(3)緊急時の情報提供について 

1)事故等による列車の遅延が起きた際の、視覚障害、聴覚障害のある利用者への情報提供や対応 について(表 21) 

・事故等による列車の遅延が生じた際の情報提供や対応内容は次のとおりである。 

 

表 21  事故等による遅延が生じた際の情報提供や対応方法(鉄道事業者)   

視覚障害のある方  聴覚障害のある方 

・係員が音声による案内を行う。必要に応じて 駅係員が補助を行う。 

・駅構内放送、車内放送で列車遅延情報等をお 知らせしている。 

LED

LCD

や、手書きの案内板(急告板)で、

遅延状況、振替輸送状況等の情報提供を行っ ている。 

・筆談器を使用した駅員が誘導、補助を行う。

   

2)地震、火災等が発生した際の、視覚障害、聴覚障害のある利用者の避難誘導等における情報提 供や対応について(表 22) 

・地震、火災等が発生した際の視覚障害、聴覚障害のある利用者の避難誘導方法は次のとおりであ る。

表 22  災害等が発生した際の情報提供や対応方法(鉄道事業者)   

視覚障害のある方  聴覚障害のある方 

・駅係員が直接、避難誘導を行う。 

・駅構内放送、車内放送で情報を知らせしてい る。 

・非常ベル(火災報知機)により緊急事態を知 らせている。 

・駅係員が直接、避難誘導を行う。 

・駅係員が筆談で誘導案内を行う。 

LED

装置等に火災情報等の災害情報を表示し て案内している。 

・地下駅ホーム等には、避難経路を表示した誘 導看板を設置し、文字や図による情報提供を 行っている。 

・トイレ内のフラッシュランプ点灯により非常 を知らせる。 

・急告板により状況を知らせている。 

・誘導音付点滅型誘導灯を設置している。 

 

3)列車の遅延や振替輸送に関する情報を利用者に提供するまでの所要時間(「可変式情報装置が ある場合」及び「駅員がいる場合」)(表 23、図 95) 

・駅構内の音声放送による情報伝達所要時間が各鉄道事業者とも最も短く、

5

分以内と回答した鉄 道事業者は

28

社であった。

・駅構内の可変式情報装置や駅係員による手書き掲示等については、

20

社が

5

分以内での対応が 可能という回答であった。

・車両内の可変式情報装置については、

5

分以内と回答した鉄道事業者は

7

社であった  

 

表 23  列車の遅延や振替輸送に関する情報が利用客に提供されるまでのおおよその所要時間

(鉄道事業者)   

所要時間  駅構内放送  駅構内の可変式 情報表示装置 

車内の可変式  情報表示装置 

駅係員による手 書きの掲示等 

5

分以内

28 20 7 20

10

分以内

4 7 3 6

15

分以内

0 2 1 3

15

分を超える

1 1 0 3

表示しない

0 0 5 1

回答なし(未設置)

1 4 18 1

回答事業者数(

N

34 34 34 34

 

C3.電車の遅延や振替輸送に関する情報が利用客に 提供されるまでのおおよその所要時間

28 20 7

20

4 7

3

6

2 1

3

1 1

3 5

1 4 18

1 0

0

0 1 0% 20% 40% 60% 80% 100%

駅構内放送 駅構内情報表示 車内情報表示 手書き掲示

5分以内 〜10分以内 〜15分以内

15分を超える 表示しない 回答なし

N=34

  図95  列車の遅延や振替輸送に関する情報が利用客に提供されるまでのおおよその所要時間 

(鉄道事業者) 

ドキュメント内 untitled (ページ 112-135)

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