売上高・営業利益
2017年12月期第1四半期売上高は、1,065百万円(前四半期比10.0%増)となった。ポイントメディア会員数の前四半期 比増加率は2.0%増、うち「モッピー」同2.3%増、「モバトク」同0.9%増、「お財布.com」同1.9%増と緩やかな増加と なったが、会員あたりのアクション(広告成果)の増加と広告単価上昇が特に売上高拡大に貢献した。
1.36 1.55 1.70 1.78 1.87 2.47 2.57 2.67 2.78 2.89 2.93 3.04 3.10 51.3% 37.1% 59.2%
51.2% 49.5% 49.0% 17.3% 13.9% 13.7% 11.4%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0 1 2 3 4
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
FY12/14 FY12/15 FY12/16 FY12/17
「モッピー」 「モバトク」 「お財布.com」
YoY(右軸)
(百万円)
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R
Coverage第1四半期売上総利益率は、37.6%(前四半期比6.5%ポイント上昇)となった。売上高が増加する一方、友達紹介キャン ペーンなど内部プロモーションの積極化により季節的にコストがかさむ前四半期(2016年10月~12月)に対して売上原 価が抑制されたため大幅に改善した。
第1四半期営業利益は、170百万円(前四半期比79百万円増)となった。新規メディア開発とプロモーションの積極化に より販管費が増加(同22百万円増)したものの、売上総利益の増加(同100百万円増)がこれを上回り営業利益は増益と なった。
四半期売上高
出所:会社資料よりSR社作成
四半期営業利益
出所:会社資料よりSR社作成
売上原価・販管費
2017年12月期第1四半期売上原価は、季節要因による内部プロモーションの減少によって664百万円(前四半期比3百万円 減)となった。販管費は231百万円(同22百万円増)となり、なかでも広告宣伝費48百万円(同14百万円増)が増加した。
四半期費用項目
出所:会社資料よりSR社作成
2017年12月期第1四半期における主要費用の売上高対比率は、売上原価が62.4%(前四半期比6.5ポイント低下)、人材 関連費用が9.7%(同1.5ポイント低下)、広告宣伝費が4.5%(同1.0ポイント上昇)となった。季節要因による内部プロ モーションの減少によって売上原価率が低下したため、営業利益率は16.0%(同6.6ポイント上昇)まで改善した。
193 273 319 386 597 598 604 623 672 795 850 850 904 904 950 968 1,065 61.3%
12.6%
33.0% 40.8%36.5%34.5%
13.7%11.8%13.9%17.8%
0%
20%
40%
60%
80%
0 200 400 600 800 1,000 1,200
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
FY12/13 FY12/14 FY12/15 FY12/16 FY12/17
売上高
YoY(右軸)
(百万円
)
7 40 61 48 106 75 72 77 106 124 159 76 164 131 172 91 170 3.6%
14.7%
19.1%
12.4%
17.7%
12.5%11.9%12.4% 15.8%15.6% 18.7%
9.0%
18.1%
14.4%
18.1%
9.4%
16.0%
0%
5%
10%
15%
20%
25%
0 50 100 150 200
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
FY12/13 FY12/14 FY12/15 FY12/16 FY12/17
営業利益 営業利益率(右軸)
(百万円)
393
71
40573
49793
52589
580107
56789
56998
60491
667108
664103
545 566 671 691 774 740 774 779 877 895
0 200 400 600 800 1,000
Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
FY12/15 FY12/16 FY12/17
売上原価 人材関連費用 広告宣伝費 地代家賃 その他費用
(百万円)
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R
Coverage四半期費用項目売上高対比
出所:会社資料よりSR社作成
ビットコイン海外送金サービス「Sobit」の開始
同社は、
2017
年7
月からビットコイン*
海外送金サービス「Sobit
」を開始することを決定した。背景には、「情報通信技 術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律」(改正資金決済法)の成立(2016
年5
月)・施 行(2017年4月)により、決済通貨としてビットコインの法的裏付けがされたことがある。同法において「仮想通貨**」が定義され、仮想通貨の売買等を行う仮想通貨交換業者に対する登録制度の導入や、利用者保護のためのルールが整備さ れた。同社は法律の施行に先立ち、
2016
年9
月、合同会社ジャノムと仮想通貨サービスの開始について協議を開始し、同 年11月には第1弾のサービスとしてビットコインサービス「Coin Tip」を開始している。そして、2017年5月に「Sobit」の開始を決議し、同年
7
月に事業開始を予定している。ビットコイン海外送金サービス「Sobit
」は、ジャノムとの提携サー ビス第2
弾となる。「Sobit」は、仮想通貨ビットコインを使って海外のプリペイド式携帯電話に入金(チャージ)ができるサービスである。
「Sobit」ユーザーが持つビットコインを「Sobit」に送金するだけで携帯電話代金がチャージされるという仕組みで、「Sobit」
ユーザーは、ビットコインを持っていれば、世界137カ国、累計551社の携帯電話会社向けにオンライン上でチャージが 可能になるという。「Sobit」ユーザーは、クレジットカード情報などの個人情報を入力しなくても入金先電話番号を入 力して、指定のQRコードにビットコインを送金するだけでチャージが完了する。同社は、「Sobit」で多言語対応を進め、
グローバルサービスになることを目指している。
*公共トランザクションログ(ブロックチェーンと呼ばれる公開分散デジタル元帳に記録されたログ)を利用するオープンソースプロトコルに基づく ピアーツーピア型の決済網および暗号通貨。ネットワークに参加しているノードによってトランザクションが検証され、ログはブロックチェーン(ブ ロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ分散データベース)により記録される
**仮想通貨:仮想通貨とは、2016年に成立した改正資金決済法による定義では、不特定多数間での物品購入・サービス提供の決済・売買・交換に利 用できる財産的価値で、情報処理システムによって移転可能なものとされる。法定通貨ではないが、決済手段の一つと解釈されている。また、サー バー型電子マネーの一つの変形であるとも考えられている。但し、仮想通貨はレートの変動があるため投機の対象にもなり得るが、電子マネーは決 済目的で使われる
「投資育成事業」の開始
2017年5月19日に同社は、新たな事業として「投資育成事業」を開始すると発表した。「投資育成事業」を開始するにあ たり、これまでに投資したO2O領域の仮想通貨関連ベンチャー企業株式のうち売買目的株式(2017年12月期第1四半期275 百万円)を、同日付で従来の「投資有価証券」勘定から「営業投資有価証券」勘定へと変更した。
「投資育成事業」では、社長室のもとで成長企業への投資を検討しており、投資先企業の価値向上による投資リターンを 得ることで同社企業価値向上を目指す計画である。
11.4% 10.8% 11.7%
10.4%
12.6%
9.8% 10.9%
9.5% 11.2%
9.7%
5.5% 4.4%
3.0% 2.1% 2.7% 2.1%
4.7%
2.5% 3.5% 4.5%
63.2%
60.3% 62.5% 61.8%
68.3%
62.8% 62.9% 63.5%
68.9%
62.4%
54%56%
58%60%
62%64%
66%68%
70%
0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
FY12/15 FY12/16 FY12/17
人材関連費用 広告宣伝費 売上原価(右軸)
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