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同一バージョン間の移行方法

第4章 インストールの前に

4.2 資源の移行方法

4.2.2 同一バージョン間の移行方法

 

4.2.1  旧バージョンからの移行について 

Charset Managerの旧バージョンから移行する場合には、旧バージョンで使用していた資源を移行 する必要があります。 

ここでは、旧バージョンの資源の移行方法や注意する点について、説明します。 

 

■ 

バージョン混在運用について 

Charset Managerの日本語資源運用において本バージョンで追加された機能を使用する場合は、資 源管理サーバ、部門サーバ、クライアントをすべて本バージョンに移行する必要があります。 

しかし、バージョン混在運用設定を行うことで、旧バージョンの部門サーバ、クライアントと組 み合わせて運用することができます。 

 

混在可能なバージョンは、Charset Managerの旧バージョン(V7,V8)に限定されます。これよ  り古いバージョンが混在する場合の運用については、当社サポート窓口にお問い合わせくだ

さい。 Charset Manager-Mは必ず最新バージョンとしてください。 

Charset-Web入力の旧バージョンは混在させることができません。誤って旧バージョンの部 門サーバに配付しても、エラーは出力されません。誤って配付した場合には、旧バージョン の資源管理サーバから再配付してください。 

旧バージョンの部門サーバおよびクライアントでは、それ以降のバージョンで追加された機 能を使用することはできません。 

Windows TrueType フォント(UCS2)の外字を配付する場合で、f849以降の外字が含まれる場合、

バージョン混在環境の設定を行っても、旧バージョンの部門サーバおよびクライアントには、

f848までの外字しか移入されません。 

混在運用では、旧バージョンの資源も合わせて配付するため、配付資源が増え配付に時間が かかる場合があります。 

Windows 98、Windows Meの旧バージョンのクライアントに対して、配付し外字適用を行う場 合、クライアント側のインストールディレクトリ、管理ディレクトリのパス名に空白や、ア ンパサンド(&)、半角丸括弧開き(()、カレット(^)、イコール(=)、カンマ(,)が含まれると、

正しく外字適用ができない場合があります。 

   

バージョン混在運用設定の手順 

1.  以下のファイルをメモ帳などで開きます。 

[Charset Managerのインストール先]\JPMAN\conf\CM̲DeliveryVersion.ini 

第4章 インストールの前に 

例:C:\Program Files\CharMGR\JPMAN\conf\CM̲DeliveryVersion.ini  2.  以下のように編集します。 

インストール時の内容  [Settings] 

Version=1.0 

Support Older Target=False 

↓変更  [Settings] 

Version=1.0 

Support Older Target=True  3.  ファイルを保存します。 

 

上記の手順を実施するときには、日本語資源管理を終了させてください。  

日本語資源管理をアンインストールすると、本ファイルも削除されます。内容を保存したい 場合には、アンインストール前に本ファイルを退避してください。 

混在運用の設定を行わずに旧バージョンのクライアントに配付した場合、または設定を誤っ た場合にも、サーバおよびクライアントでエラーが出力されませんが、正しく適用されてい ない状態となります。 

このため、混在運用を行う場合には、配付、適用後に必ず旧バージョンで資源が正しく適用 されているかどうかを確認してください。 

 

■ 

旧バージョンとの違い 

本製品は、以下の製品からの移行が可能です。 

 

表 4.1:旧製品の一覧 

プラットフォーム  製品  V/L  備考 

Charset Manager-M  Charset Manager-A 

V8.0.0/V8.1.0/V8.2.0  V7.0L10 

V6.0L10 

V8.1.0 は Charset  Manager-Mのみ  CharsetMGR-M 

CharsetMGR-A 

V10.0L20/L10  V5.1L20/L10  V5.0L10 

Web 入 力   V10.0L20 の 辞 書 ツール 

Systemwalker製品 

ADJUST  UDC マ ネ ー ジャ 

V2.1L30/L20/L10  V1.1L10 

UDC管理のみ 

V1.1L10、V2.1L10は退 避 機 能 を サ ポ ー ト し ていません。 

Windows 

ADJUST  V2.1L50/L40/L30/L20/L10  V1.1L10 

UDC適用、標準コード 変換 

Charset Manager-A  7.0  6.0 

  CharsetMGR-A  10.1/10.0 

5.1/5.0 

Systemwalker製品  ADJUST  3.0 

2.0 

UDC適用  Solaris 

4.2 資源の移行方法 

 

◆ Charset Managerの旧バージョンとの違い 

本バージョンと前バージョンとの違いについては、“リリース情報”を参照してください。 

 

◆ CharsetMGRとの違い 

CharsetMGRでは、日本語資源運用はUDC運用として提供されていました。資源管理サーバの機能と してはUDC管理がインストールされます。日本語資源管理は、UDC管理の機能に加えてさらに辞書 や複数業務の管理、Charset Managerによる配付機能を備えています。 

部門サーバ、クライアントにはUDC適用がインストールされます。日本語資源適用は、UDC適用の 機能に加えて、さらに、Charset Managerによる配付機能、辞書の適用を備えています。 

印刷資源運用、標準コード変換、拡張データ変換については、大きな機能の違いはありません。 

 

Charset ManagerはCharsetMGRの機能を包含していますが、以下の互換情報があります。 

日本語資源管理とUDC管理では、操作手順が異なります。詳しくは、“Charset Manager 使用 手引書 日本語資源管理編”の“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照してください。 

日本語資源管理とUDC管理では、コマンドインタフェースが異なります。詳しくは、“Charset  Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照し てください。 

日本語資源管理では配付機能を備えたことにより、外字の取出しで適用バッチファイルが取 り出されなくなりました。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の

“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照してください。 

Charset Managerの印刷資源運用では、List Worksで使用する帳票項目ファイル(資源種別 名:FLD)の運用機能を削除しています。 

帳票項目ファイルをList Worksで使用する場合には、List Worksに登録して使用してくださ い。帳票項目ファイルをList Worksに登録する方法については、List Worksのマニュアルを 参照してください。 

Web入力 V10.0L20の辞書ツール(漢字辞書ツール)の異体字グループに関しては、移行され ません。異体字グループは、移行した後に日本語資源管理を使用して設定してください。 

 

◆ ADJUST UDCマネージャとの違い 

ADJUST UDCマネージャは、CharsetMGRのUDC管理だけを提供している製品です。CharsetMGRのUDC 管理と同じ機能を持ちます。このため、日本語資源管理との違いもCharsetMGRとの違いと同じで す。互換情報についても、CharsetMGRの互換情報を参照してください。 

 

◆ ADJUSTとの違い 

ADJUSTは、CharsetMGRのUDC適用と標準コード変換を提供している製品です。UDC適用は 、 CharsetMGRのUDC適用と同じ機能を持ちます。このため、日本語資源適用との違いもCharsetMGR との違いと同じです。 

標準コード変換については、以下の互換情報があります。 

シフトJISの代表コード系名のデフォルト値が変更されています。ADJUSTでは、シフト JIS(SJIS)の代表コード系がSJIS(R90)でしたが、SJISMSに変更となりました。これにより、

SJISの代表コード系がSJIS(R90)からSJISMSに変わることにより、コード変換結果の新旧字 が変わる場合があります。 

SJISの代表コード系をADJUSTのデフォルトのままSJIS(R90)としたい場合は上書きインス トールにおいて「標準コード変換の変換仕様を引き継ぐ」を選択するか、インストール後に 変換仕様の変更プログラムで変更してください。変換仕様変更ユーティリティについては、

“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“第4章 変換規則の変更”を参 照してください。 

 

◆ 標準コード変換との違い 

Solaris版でのみ提供されている標準コード変換は、標準コード変換機能のみが搭載された製品で

第4章 インストールの前に 

す。基本的な機能は同じですが、以下の互換情報があります。 

標準コード変換 1.0.xの障害「83年JIS改定文字の変換ミス」が修正されています。これに より、変換結果が異なる場合があります。詳しくは、Solaris版の“インストールガイド”

を参照してください。 

シフトJISの代表コード系名のデフォルト値が変更されています。標準コード変換 1.0.xで は、シフトJIS(SJIS)の代表コード系がSJIS(R90)でしたが、SJISMSに変更となりました。こ れにより、コード変換結果が変わる場合があります。詳しくは、Solaris版の“インストー ルガイド”を参照してください。 

 

4.2.1.1  同一マシンでの移行方法 

同一マシンでバージョンをアップする場合の旧バージョンの資源を移行する方法と注意事項を説 明します。 

 

■ 

資源管理サーバの場合 

 

Charset Managerの旧バージョンからの移行方法 

1.  本バージョンのCharset Managerを上書きインストールしてください。 

自動的に旧バージョンの資産が移行されます。 

日本語資源管理の場合、旧バージョンの環境すべてがそのまま引き継がれます。 

印刷資源管理の場合、旧バージョンで管理していた資源がそのまま引き継がれます。 

標準コード変換の場合、文字コード変換テーブルが引き継がれます。 

拡張データ変換の場合、拡張データ変換用テーブルが引き継がれます。 

 

 

̶  本バージョンのインストールを実行する前に、旧バージョンのアンインストールを行な わないでください。本バージョンのインストールを実行する前に旧バージョンのアンイ ンストールを行なうと、旧バージョンの資源を引き継ぐことができません。 

̶  同一運用形態での上書きインストールを行う場合、Charset Managerの以下のサービス を停止してからインストーラを起動してください。 

Charset Manager Transfer Service 

̶  旧バージョンの資源配付機能の運用中に通知された運用監視ログは、ファイル名の先頭 に「old̲」を付加した名前で保存します。 

̶  Charset Managerのインストール時に「旧バージョンの移行に失敗しました。詳細: …」

のエラーメッセージが出力された場合、インストール後に以下のコマンドを実行してく ださい。 

 

インストールディレクトリ\JPMAN\f5atu2jp.exe   

本コマンドは、旧バージョンの資源を移行するコマンドです。ただし、運用開始後のシ ステムで本コマンドを実行すると、データ不整合が発生する場合がありますので、必ず 運用開始までに実行するようにしてください。 

 

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