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IV. 7.注と参考文献

注1) 本研究では、住棟の形を示す文言として、「建物形状」「建物形式」を以下のとおり  定義する。

  「建物形状」:規模・建物様式を含む建物の形を示す。したがって、「同一の建物形状」

  とした場合、窓の形や手摺の形などの建物様式、さらには住戸数・階段数など、全て  同じ形の建物を示す。

  「建物形式」:窓の形、手摺の形など、建物様式を示す。したがって、住戸数や階段  数が違う場合であっても、建物様式が同一であれば、「同一の建物形式」と表記する。

注2) 団地型マンションにおける大規模修繕工事では、住棟の外壁改修等の様に各住棟に  付帯する工事の他、外構工事や集会所棟の工事など全体共用部分に付帯する工事を併  せて実施する場合が多い。本研究の第4節、ならびに第5節で分析対象とした団地型  マンションでも、大規模修繕工事に際しては、全体共用部分の工事も同時に行われて  いる。これに対し、本研究は、住棟間の修繕費の格差を明らかにすることを目的とし  ているので、第4節、第5節での修繕費の検証にあたっては、全体共用に関わる工事  費は除外して分析を進めた。また、工事に際する現場事務所設置費など、総合仮設工  事費も厳密には各1主棟で費用按分ができない。したがって、これらの費用は全体共用  にイ寸帯する工事と解釈し、本研究では分析の対象から除外した。

注3) 本研究における建設工事費デフレーターは、国土交通省が2008年6月17日に公表   したデータに拠っている。第4節の分析対象であるH団地では、1992年度、2007年  度に大規模修繕工事を実施しているが、その工事見積は、それぞれ1991年度、2006  年度に工事施工会社から取得している。したがって、各回工事費の実質値を算出する  にあたっては、1991年度、ならびに2006年度の値を採用した。また、第5節の分析  対象であるK団地では、本研究の対象とする第2回目の大規模修繕工事を2007年度  に実施している。ただし、H団地と同様に、工事見積は2006年度に工事施工会社か   ら取得しているので、2006年度の値を採用した。なお、国土交通省が公表している建  設工事費デフレーターによると、2000年度を100.0とした場合、1991年度は98.8、2006  年度は103.0となっている。

注4) K団地における大規模修繕工事の内、S設計事務所によって仕様設計・工事監理が  実施されたのは、第2回目の工事時のみである。したがって、S設計事務所はK団地   における第1回目の工事データを保有していない。K団地の管理組合が保有する第1  回目の工事デL−一一タなどを調査したところ、工事費総額は判明したものの、棟別の工事  金額は明確にならなかった。また、躯体改修工事については、第2回目の工事時には  実数精算契約を用いて実施しているが、第1回目の工事時にはその精算方式や工事金

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第IV章 団地型マンションにおける修繕費の棟別格差に関する研究

額が明確になっていない。したがって、K団地においては、第1回目と第2回目の工 事を比較することは困難であり、第2回目の工事のみを研究対象とすることにした。

参考文献

1)奥澤健一,藤木良明,藤木亮介:中・高層混在型団地住棟における建物構成部位の棟  別面積格差について(分譲集合住宅の耐久性回復に関する研究一12),日本建築学会大会  学術講演梗概集F−・1分冊,ppl277〜1278,2000.9

2)奥澤健一,藤木良明,藤木亮介1中・高層混在型団地住棟における計画修繕費用の棟別  格差にっいて(分譲集合住宅の耐久性回復に関する研究一14),日本建築学会大会学術講  演梗概集F−]分冊,pp 1021〜]022,2001.9

3)奥澤健一,藤木良明,藤木亮介:中・高層混在型団地における大規模修繕工事費用の棟  別格差について(分譲集合住宅の耐久性回復に関する研究一16),日本建築学会大会学術  講演梗概集F−1分冊,pp 1343〜1344,2003.9

第V章 超高層マンションの仮設計画プロセスに関する研究

第V章 超高層マンションの仮設計画プロセスに関する研究

第V章超高層マンションの仮設計画プロセスに関する研究