ポートフォリオ一覧
第二部 【参照情報】
第1【参照書類】
金融商品取引法(昭和23年法律第25号、その後の改正を含みます。以下「金融商品取引法」といい ます。)第27条において準用する同法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書 類を参照すること。
1【有価証券報告書及びその添付書類】
計算期間 第4期(自 平成27年9月1日 至 平成28年2月29日) 平成28年5月31日関東財務 局長に提出
2【半期報告書】
該当事項はありません。
3【臨時報告書】
該当事項はありません。
4【訂正報告書】
該当事項はありません。
第2【参照書類の補完情報】
参照書類である平成28年5月31日付の有価証券報告書(以下「参照有価証券報告書」といいま す。)に関して、参照有価証券報告書提出日後、本書の提出日である平成28年9月14日(以下「本書 の日付」といいます。)現在までに補完すべき情報は、以下に記載のとおりです。
なお、本書に記載の将来に関する事項は本書の日付現在において本投資法人が判断したものです。
また、以下に記載の事項を除き、参照有価証券報告書に記載されている将来に関する事項について は、本書の日付現在においてその判断に変更はなく、新たに記載する将来に関する事項もありませ ん。
1 本投資法人の概要
(1)本投資法人の基本理念
本投資法人は、本資産運用会社の親会社であるヒューリック株式会社(以下「ヒューリック」
ということがあります。)をスポンサー(以下「スポンサー」ということがあります。)とし て、平成25年11月7日に設立され、平成26年2月7日に株式会社東京証券取引所(以下「東京証 券取引所」といいます。)不動産投資信託証券市場に上場(以下「新規上場」といいます。)し ました(銘柄コード:3295)。
本投資法人は、まず第一に、投資主やテナントをはじめとする全てのステイクホルダーの利益 に貢献することを目的とし、中長期的な収益の維持・向上及び運用資産の規模と価値の成長を実 現することで、投資主価値を最大化していくことを目指します。
第二に、本投資法人は、スポンサーであるヒューリックとの間で、「お客さまの社会活動の基 盤となる商品・サービスを提供することにより、永く『安心と信頼に満ちた社会の実現』に貢献 します」という企業理念を共有しています。
本投資法人は、これら二つの基本理念を追求するため、「東京コマーシャル・プロパティ
(Tokyo Commercial Properties)」(以下「東京コマーシャル・プロパティ」といいます。)
(注1)及び「次世代アセット(Next Generation Assets)」(以下「次世代アセット」といい ます。)(注2)への投資を行います。
(注1)「東京コマーシャル・プロパティ」とは、オフィス及び商業施設のうち、本投資法人の基本理念に合致する資産を総合的に包 含する本投資法人特有の概念であり、具体的には、オフィスにおいては、東京23区内にあって、原則として「最寄駅から徒歩 5分以内」に立地し、当該立地において十分な競争力を有するオフィスをいい、商業施設においては、東京都及び東京都近郊 の主要都市にあって原則として「最寄駅から徒歩5分以内」又は「繁華性のあるエリア」に立地し、商圏特性に適合した商 品・サービスを提供するテナントからの需要が期待できる視認性の高い商業施設をいいます。
(注2)「次世代アセット」とは、本投資法人がその基本理念に基づき投資対象と定めた資産であり、具体的には、将来的な社会的ニ ーズの高まりと、将来にわたって堅実な需要が見込まれると本投資法人が判断する賃貸不動産であり、原則として単一のテナ ントとなる事業者との間で長期賃貸借契約を締結する施設をいい、本書の日付現在、本投資法人は、「有料老人ホーム」、
「ネットワークセンター」及び「ホテル」を次世代アセットに該当するものと位置づけています。なお、将来において、社会 的ニーズの高まりと、堅実な需要が見込まれると本投資法人が判断する場合には、次世代アセットの具体的範囲は拡大し又は 変化することがあります。詳細につきましては、後記「(3)本投資法人の基本方針/② 次世代アセットへの投資」をご参 照ください。
(2)投資主価値向上に資する外部成長の継続を見据えた運用ガイドラインの一部変更
本投資法人は、平成26年2月に上場し、21物件(取得価格の合計101,424百万円)で運用を開 始して以来、東京コマーシャル・プロパティを重点投資対象と位置付け、ポートフォリオの80%
程度を、次世代アセットにポートフォリオの20%程度を投資することを基本方針とし、第5期末
(平成28年8月末)時点で、資産規模を34物件(取得価格の合計200,810百万円)まで拡大して きました。
しかしながら、昨今の不動産市場は過熱化している状況にある一方で、東京コマーシャル・プ ロパティと位置づけるオフィス及び商業施設については、主要な投資対象エリアである東京中心 部において政府の経済特区の指定等により更に開発が進む等、資産価値が増大する傾向にありま す。このような環境下において、本資産運用会社は、本投資法人の投資主価値の向上に資する外 部成長を継続する上で、厳選投資を基本に、物件取得機会の継続的な維持・拡大を図る必要性に 鑑み、平成28年7月6日に東京コマーシャル・プロパティへの投資比率を「80%程度」から
「80%~90%程度」、次世代アセットへの投資比率を「10%~20%程度」に変更しました。
また、本資産運用会社は、平成32年(2020年)の東京オリンピック招致成功のほか、政府によ る観光立国化への各種施策等を背景として、観光やビジネス等の安定的な利用に加え、インバウ ンドによる訪日外国人の増加等により、更なる需要の拡大が見込まれる「ホテル」について、次 世代アセットの要件を満たすと判断し、本投資法人の投資対象に加えることを決定しました。
下表は、国内の宿泊施設の延べ実宿泊者数の推移を示したものです。下表のとおり、日本人延 べ宿泊者数は、国内観光及びビジネス等の安定的な利用を背景として、高水準で安定的に推移し ており、外国人延べ宿泊者数は、平成24年以降の訪日外国人数の増加を背景として、増加してい ます。
<国内宿泊施設の延べ実宿泊者数の推移>
(出所)国土交通省観光庁「宿泊旅行統計調査」に基づき本資産運用会社にて作成
(注1)「宿泊旅行統計調査」は、我が国の宿泊旅行の全国規模の実態等を把握し、観光行政の基礎資料とすることを 目的としています。
(注2)「日本人延べ宿泊者数」とは、各年における「延べ宿泊者数」から「外国人延べ宿泊者数」を控除することに より算出された値です。
(注3)「延べ宿泊者数」とは、各年における「宿泊者」の延べ人数の推計値をいいます。
(注4)「宿泊者」とは、寝具を使用して施設を利用する者をいい、子供及び乳幼児を含みます。
(注5)「外国人延べ宿泊者数」とは、各年における「外国人」の「宿泊者」の延べ人数の推計値をいいます。
(注6)「外国人」とは、日本国内に住所を有しない者をいいます。但し、日本国内の住所の有無による回答が困難な 施設は、日本国籍を有しないものを外国人宿泊者として回答しても差し支えないこととされています。
(注7)「宿泊旅行統計調査」は、平成22年3月までは、従業者数10人以上のホテル、旅館及び簡易宿所の「宿泊施 設」を対象として行われましたが、平成22年4月以降は、日本国内において宿泊業を営むホテル、旅館、簡易 宿所、会社・団体の宿泊所等の「宿泊施設」を対象として行われています。このように、「宿泊旅行統計調 査」の調査対象となる母数集団は、平成22年4月から変更されています。
(注8)「宿泊施設」とは、旅館業法(昭和23年法律第138号、その後の改正を含みます。)に基づく営業許可を得てい るホテル、旅館、簡易宿所、会社・団体の宿泊所等の施設をいいます。
下表は、訪日外国人旅行者数の推移及び日本政府が掲げる目標を示したものです。我が国にお いては、平成24年3月に、観光立国の実現に関する基本的な計画として新たな「観光立国推進基 本計画」が閣議決定され、当該基本計画に従って各種施策が実施されており、訪日外国人旅行者 数は、東日本大震災等の影響により621万人まで減少した平成23年以降、一貫して増加してお り、平成27年には前年比47%増の1,974万人となりました。
明日の日本を支える観光ビジョン構想会議(議長:内閣総理大臣)が平成28年3月に策定した
「明日の日本を支える観光ビジョン ―世界が訪れたくなる日本へ―」においては、訪日外国人 旅行者数の政府目標は、従来の平成32年2,000万人・平成42年3,000万人から平成32年4,000万 人・平成42年6,000万人に引き上げられており、「「観光先進国」の実現に向け、政府一丸、官 民を挙げて、常に先手を打って攻めていく」とされています。このように、政府による訪日外国 人受入れ環境の整備も進んでおり、ホテルを取り巻くマクロ環境は堅調に推移しているものと本 投資法人は考えています。
<訪日外国人旅行者数の推移及び政府目標値>